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ファンタジックADV新章発表!『NAIRI: Rising Tide』デモ版先行レポ&200名に前作をプレゼント【独占】

可愛らしいグラフィックのファンタジックなADV『NAIRI』の新章『NAIRI: Rising Tide』が発表。Game*Spark読者200名に前作『NAIRI: Tower of Shirin』のSteamキーもプレゼント!

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インディーデベロッパーのHomeBearStudioは、ポイント・アンド・クリックアドベンチャー『NAIRI: Rising Tide』を発表しました。

2018年11月に発売された、ニンテンドースイッチ/PC向けADV『NAIRI: Tower of Shirin』の第二章となる本作。人間と獣とが共存する砂漠の世界、巨大な塔を擁するオアシスの「シリン」の街を舞台に、ある日否応なしに家の外の世界を旅することになった箱入り娘の“ナイリ”と様々な人々との出会いや、かつて栄えた古代文明をめぐる冒険を描くポイント・アンド・クリック式のアドベンチャーゲームです。


細かいアニメーションも含めて可愛らしいイラストは、前作から引き続き日本人の見一葉央(みいち よう)氏が担当。それだけでなく、イラスト同様の優しい雰囲気の中にシリアスな要素も垣間見えるファンタジックな物語、歯ごたえのある謎解きも大きな魅力です。

本稿ではHomeBearStudioおよび、パブリッシャーHound Picked Gamesより入手した、新作『NAIRI: Rising Tide』のプロローグ部分を先行でご紹介するほか、Game*Spark読者200名にHomeBearStudioから提供いただいた『NAIRI: Tower of Shirin』のSteamキーをプレセント!プレゼントの詳しい応募方法は記事の末尾に記載しています。



注意!以降の項目には『NAIRI: Tower of Shirin』と、『NAIRI: Rising Tide』序盤のネタバレを含みます。
プレゼントのみをご希望の方はまでスキップしてください。

これまでの『NAIRI』は……


新作の内容に移る前に、本作シリーズが初という読者のために、前作のあらすじを一通り簡潔にご紹介。内容は最小限に留めているので詳しい内容は、プレゼントに応募して実際のゲームをチェックしてみてはいかがでしょうか。


物語は「シリン」の街の、ある上流家庭から幕を開けます。この家に住む少女“ナイリ”はある夜、教育役から両親が何らかの理由で警備隊に捕まったこと、自身の身にも問題が迫っていることを聞かされ、以前からの知り合いのツテを頼って荷物に紛れ町の外へ逃げ出すことに。しかし、運悪く隊商は盗賊に襲われ、ナイリは囚われの身になってしまいます。ですが、身の回りにあったものを駆使し脱出を試みたナイリの聡明さは盗賊たちに認められ、彼女は隊の一員としてしばらくの穏やかな時を過ごすこととなります。


それでもナイリの気にかかるのは両親の安否。盗賊のツテを頼り、シリンの街の貧民地区を訪れることに決めたナイリはそこで、元ギャングのボスで、いまではシリンの街で増築中の塔「ソルーナタワー」の遺跡の謎にお熱な考古学者“レックス”と出会い、中流地区へのガイドと引き換えに彼の遺跡調査に付き合うことに。




遺跡探索の間に、過去のビジョンを見る不思議な能力を発現させ、全てを崩壊させる「大砂嵐」の存在を知ってしまったナイリ。更には、謎の人物“ホワイトマスク”に一時その身を囚われ、レックスが洗脳されかけるトラブルも……。しかし、その後の中流地区への移動の過程で絶体絶命のピンチに陥ったレックスを突如として救ったのもホワイトマスクその人。ナイリたちは混乱しながらも、とりあえずの利害が一致した彼とともに、ソルーナタワーの最上層へと登ります。




ソルーナタワーの最上層に集う力で更に強大な能力を発動させたナイリは、ビジョンとして移動した古代文明の遺跡の仕掛けと試練を超え、女神「ソルーナ」との邂逅を果たします。そこで彼女の口からナイリに告げられたのは大砂嵐の根源の一端。試練を果たしたナイリが決意を胸にビジョンの世界から目覚める一方で、ホワイトマスクの正体であり、シリンの街の二大評議会の片方「ソル評議会」の議長の息子で、ある事情で勘当され貧民地区へと捨てられた“シロ”は、自身の上流階級への復帰を果たすための道具として扱っていた隻腕の少女“ヘッサ”に塔から突き落とされ、一命は取り留めたものの深い傷を負ってしまったのです……。



『NAIRI: Rising Tide』プロローグ、操作するのは“彼”




『NAIRI: Rising Tide』の物語が始まると、まずはシロの回想の形で彼が親から捨てられた理由の一端が明らかに。回想を経て彼が目覚めるとそこはベッドの上。前作の事件の2週間後を舞台にする本作では、まずはシロを操作し、いなくなってしまったヘッサを探すため、貧民地区で彼やヘッサと過ごしていた老人“マヒア”と共に、傷も癒えきらぬまま、彼女が身を隠したであろう中流地区への抜け道を進みます。



しかし、何故か抜け道は途中のルートが塞がれてしまった状況。よって少しづつ手探りで進んでいくことに。今作では、枝などのキーアイテムとなる部分は、マウスカーソルを合わせるとハイライト表示が行われ、クリック場所がわかりやすくなっています。また、マップの1ボタン表示にも対応。鉤爪のように、使用することで別ルートへの移動行動になるアイテムも登場します。



いくつもの仕掛けを超え、出口へとたどり着くと、視点は中流地区のある民家へ。新衣装のナイリへと視点は切り替わり、前作の後、中流地区のパン屋でナイリとレックスが働いていたことが明らかになり、前作でも大活躍した短剣を手に上流地区への出発前の最後の配達を……といったところで、新たな冒険を感じさせつつ今回のプロローグは終了します。



なお、HomeBearStudioによれば、シロにフォーカスした展開は増えるものの、あくまで主役はナイリのまま、とのこと。全体的には前作の空気を汲んだ『NAIRI』の新たな章が期待できそうです。

『NAIRI: Rising Tide』は2021年Q1にSteamにて発売予定。他ハードでの発売も予定されています。




《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

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