2026年2月8日、浜松町にて東京ゲームダンジョン11が開かれました。
そこで展示されていた『Dystopia vs Distortion』のプレイレポートをお届けします。

生身の少女がマシーンをブッ飛ばす!エフェクター入れ替えデッキ構築!
はるか未来。人類の大半は肉体を機械に換装して永遠の繁栄を謳歌していましたが、突如管理システムが暴走。お互いを壊し合う殺戮マシーンと化していました。
唯一、生身の体でいた少女は、ある日ギターを拾います。世界に心を取り戻すため、最悪な日々を誤魔化すために、彼女はギターを掻き鳴らすのでした。

そんなエモすぎるストーリーで始まる本作ですが、ゲームとしてはオーソドックスなデッキ構築ローグライトです。
ただし、操るのはカードではなくエフェクター!
ギタリストやベーシストがべこんと踏みつけて、音色を変更するための機材です。
色とりどりのエフェクターが横に並んでいるのを見ると、ライブ中のギタリストの気分になれますね。さまざまな効果を持つエフェクターを組み替えて、敵に大ダメージを与えましょう。

プレイヤーは毎ターン配られるエフェクター(ゲーム内では魔フェクター)を前面に出し、その配置を並び替えます。エフェクターには大きさがあり、基本的にデカければデカいほど強力ですが、枠に収めなければいけません。
エフェクターの効果は左から順に解決していきます。
たとえば、オーバードライブは攻撃力を6上げてエイム(命中率)を4下げます。ディストーションはすべての値を×2するので、オーバードライブ・オーバードライブ・ディストーションという組み合わせにすると、攻撃力24、命中率-16%で攻撃することになります。
攻撃力を下げてエイムや防御力を上げたり、今の値を50%持ち越したりと、エフェクターの種類はさまざま。敵のタイプに合わせて上手いこと使い分けていきましょう。

ただ、これだけでは運の要素が強い感じがしますが、もちろん、それだけではなく本作にはまだユニークな点が存在します。
それは、いつでもエフェクターを売り買いできるというところ!
手札から直接要らないエフェクターを売り、画面左にあるショップから必要なエフェクターを買うことができるんです。普通のデッキ構築ローグライトでは2画面使うところを、本作は1画面に収めている!
これにより、明らかに詰んでる状況を金の力とプランニングで突破することができるわけです。優れたギタリストにはその場を乗り切るセンスも必要ってなわけ!
本作に関して開発者のくらちさんにお話を伺いました。

――本作の開発期間はどれくらいですか?
くらち半年くらい作っています。まだリリースは未定で、2年後くらいになりそうかなと。
――おひとりで作られているのですか?
くらちイラストは友達に頼んでいますが、それ以外はひとりで作っています。
――エフェクターを入れ替える遊びはどこから思いついたのですか?
くらち僕自身ギターをやっていたというのもあり、音楽モチーフにしたゲームを作りたいと思っていて、エフェクターを並び替えて組み替えるのは面白いのではと考えつきました。
それで、ゲームシステムは『バックパックバトル』など箱のなかにものを入れていくゲームが良いのでは、と決まっていきました。
エフェクターを組み替えるというなんとも目を惹く設定ながら、デッキ構築の妙味がしっかり感じられる手堅い1本でした。少女の小さな反抗はどうなるのか!? 製品版に期待です。
『Dystopia vs Distortion』はSteamにて発売予定です。










