スクラップ集めて農園作って生き残れ!?『Scrap Mechanic』サバイバルモードプレイレポ 【爆速プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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スクラップ集めて農園作って生き残れ!?『Scrap Mechanic』サバイバルモードプレイレポ 【爆速プレイレポ】

サバイバル要素を追加し、サンドボックス要素を排除した「Survival Mode」が実装。プレイレポをお届け!

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年5月8日にAxolot GamesよりPC(Steam)向けにリリースされた『Scrap Mechanic』のサバイバルモードについて生の内容をお届けしたいと思います。

『Scrap Mechanic』とは


様々なパーツを用いて、乗り物などを作るサンドボックス系のシミュレーターです。思いもよらない挙動に四苦八苦しながらも様々なものを作り上げていく、そんな本作にサバイバル要素を追加し、サンドボックス要素を排除した「Survival Mode」が実装されました。


『Scrap Mechanic』の実内容に迫る!


本作のアップデート情報を見たり、実際にプレイした感じ、サバイバルモードにはストーリーやそれに準じたものは実装されていないようです。一方、開始直後にワールドに放り出された以降、チュートリアル等もないため、本作をプレイしたことがないプレイヤーに対してはかなり辛いものとなっています。一応クリエイティブモードでも用意されていたヘルプを見ることはできますが、サバイバルモードに関しての記述は特別追加されていないため、手探りで進めていく形となりました。

サバイバルモードの名の通り、本モードで新しく実装されたのはHP、空腹値、水分値の3種。HPは空腹値などが0になったり、敵からダメージを受ければ減少します。空腹値と水分値は農作物や食料を摂取することで回復しますが、水分値は走ることで減少スピードがかなり早くなるので、序盤は特に注意が必要です。もちろん、農園を作らなければなりませんが、手順はスタート地点付近の農園に素材一式と手順が書かれた看板があるので、その通りにやっていくだけで出来上がります。


しかし、農園を作るにしても、夜になれば敵が襲ってきます。農園には赤い文字で時間表示がされており、そのカウントが終われば敵が襲ってくるというシステム。農園自体は非常にもろく、破壊されても植えた種などのドロップもないため、農園を何らかの素材で囲わなければなりません。序盤のうちは、付近の木を切ってScrap Wood Blockで壁を作り、素材が溜まってくればScrap Metal Blockで壁を作ることで、より強固にできるでしょう。


準備ができれば散策を


食料などに余裕ができれば、道に落ちている箱の調査や敵を倒しに、付近を散策するのがおすすめです。とはいえ、ナメてかかると突然死と勘違いしかねない勢いでHPが削られていってしまうため、敵と戦うにしても戦う場所や状況をよく見ながら戦わないと、すぐにやられてしまってリスポーンすることになります。


落ちている緑の箱からは、様々な素材や食料、種などが入手できるため、積極的に開けていきたいところですし、EでインタラクトできるオブジェクトはScrap Metal Blockにしたりできるため、余裕があれば回収していくと、後の展開が少し楽になります。アイテム類は基本的にスタックできる数が少ないのと、インベントリや倉庫系の収納はそこまで多くないため、地面にアイテムを置いておくというのも1つの手になるところは注意が必要です。


なお、散策にあたり、そこかしこにいる敵はプレイヤーを見つけると一目散に寄ってきます。序盤のうちで注意が必要なのが、フォークのような武器を持った敵。ダメージがかなり高めなうえに、大体2~3体で一斉に突撃してくるため、上手い具合に敵の位置をコントロールしたり、避ける動きをしながら殴り合うのがおすすめです。


スタート地点付近にある燃えている宇宙船は素材を入手することもできますが、農園で使用するバケツを使って鎮火し、バッテリーを装着することでクラフトステーションとして利用することができます。特に移動は徒歩では厳しい部分があるため、少しずつ素材を集めながら乗り物を作るのがいいでしょう。動作に必要なガソリンは緑の箱から入手できます。


あくまで経験者向け、初プレイには向かない


本作のメインモードであるクリエイティブモードをプレイして慣れているプレイヤーであればほぼ問題はないとも言えますが、パラメーター類の説明のなさや、目立った目的のなさ、基本的なチュートリアルの不足も相まって、本モードが気になって購入したプレイヤーが初めてプレイするには全く向いていないと言っても過言ではありません。筆者もしばらくぶりにプレイしましたが、システムを理解するまでには少し時間がかかりましたし、サバイバル系のタイトルとしてはちょっとシビアに思える点がいくつかありました。

食料の確保のためにも毎晩農園を守る必要があり、長期間の探索ができないのも、サバイバルタイトルとしても異色な点。また、クラフトはできる前提といったところもあるため、本作を既にプレイしてある程度理解しているプレイヤーが対象なのかなといった印象を受けました。一方、複雑なシステムは見当たらず、一旦ゲームを理解したあとは、やることがシンプルに見えるぐらいなので、既存タイトルではサバイバルがハードすぎると感じていたプレイヤーには、気軽に楽しめるサバイバルになると言えるでしょう。


タイトル:Scrap Mechanic
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2016年1月20日(モードは2020年5月8日実装)
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:1,980円(税込)


《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

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