経済産業省が主催するクリエイター支援プログラム「創風」。採択クリエイターが手がける20作品の最終成果発表会が2026年2月20日に開催されました。
本記事では、採択作品の中から『Dress the Duel』のプレイレポートをお届けします。
「着衣」と「脱衣」が勝敗を分けるローグライク
シリーズ最新作も大ヒット中の『Slay the Spire』や『Vivid Knight』など人気を確立しているローグライクデッキ構築ですが、その中でも本作は、スキルや装備のカードを「衣装」に置き換えたユニークなシステムを採用しています。
インナー上下とアウター上下の計4つのスロットにカードを装備することで耐久値を高めたり、特殊スキルを発動させたりできます。
さらに、衣装を組み合わせる順番によって強力なシナジーが発動するので、いかに自分だけの最強セットアップを構築するかという戦略的思考が試される歯ごたえのあるバトルへと昇華させています。


ゲームの進行はランダムに生成されるマップを攻略していくジャンルの愛好家であればおなじみのスタイル。道中のイベントやショップで新たなカードを入手し、デッキを育てながら最深部のボスを目指します。

道中ではショップのほか、様々なキャラクターと交流することで報酬が得られるイベントに遭遇することも。慎重に選択してプレイスタイルに合った構築を目指しましょう。


バトルの命運を分けるのは衣装の「重ね着」と「脱衣」。スロットに衣装を重ねることでステータスを強化できますが、耐久値が0になると装備が外れてしまいます。さらに、カードの効果によっては装備中の衣装をあえて脱ぐことでさらなる効果が得られる場面も。リソース管理によって生み出される展開によって、常にプレイヤーは選択を迫られることになるでしょう。
優先するのは機能美かビジュアルか
本作の最大の特徴は、見た目の変化が単なる演出ではなくローグライクとしての戦略に深く直結している部分にあります。
カードを出すたびに女の子の服装が変わっていく様子は視覚的にも楽しいですが、その変化と並行して「この衣装を脱げばトドメの一撃を叩き込めるのに、次のターンは無防備になってしまう」といった、非常にシビアなリソース管理を考慮しなければなりません。



勝利を掴み取った瞬間のキャラクターがボロボロの格好か、それとも完璧なドレス姿なのか…その結果すらもプレイヤーの選択次第です。
高火力の一撃を放つために丹精込めて作り上げたコーディネートを解き放つ瞬間のカタルシスは本作ならでは。カジュアルな着せ替えもやり応えのあるデッキ構築も譲れないゲーマーにとって、唯一無二のプレイ体験が楽しめることでしょう。
『Dress the Duel』はPC(Steam)にて2026年第1四半期に発売予定です。













