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【特集】日本で最もホットで密だった12日間! 『バーチャルマーケット4』には仮想空間の未来が詰まっていた!

『バーチャルマーケット4』には皆さん参加されたでしょうか?外出自粛のゴールデンウィークを賑やかなものへと変えてみせたイベントでは色々な出来事がありました。この記事では実際に参加したことで得られた様々な体験や発見をお伝えします。

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『バーチャルマーケット4』には皆さん参加されたでしょうか?外出自粛のゴールデンウィークを賑やかなものへと変えてみせたこのイベントでは、色々な出来事がありました。この記事では、実際に参加したことで得られた体験や発見をお伝えします。

『バーチャルマーケット』という新しい存在



初めに『バーチャルマーケット』が何かを紹介します。『バーチャルマーケット』は、2018年8月26日に初めて開催された3Dモデルの展示及び即売会です。『VR Chat』というソーシャルアプリ内で半年に一度、春と秋に行われています。

また、次回行われる『バーチャルマーケット5』からはグローバル化を推し進めることが発表されており、世界でも最大のマーケットという立場に甘えず、さらなる成長に尽力している姿が見受けられる、いま最も目が離せないイベントのひとつです。

多様なショッピングの目的に対応した仕組みづくり


ここからは、僕が『バーチャルマーケット4』でショッピングをした経験を踏まえて、内容を紹介していきます。最初に紹介したいのは、本イベントでとられた幅広い客層に対応するために設計された骨組みです。

みなさんが思うショッピングの楽しみ方は何でしょうか?できるだけ安く買うこと、新しく好みの店を見つけること、会話の話題としてウィンドウショッピングすること……人それぞれの答えがあると思います。この多様な目的に対する手段を『バーチャルマーケット4』は見事に押さえていました。

買い物自体に重きをおく層には、ショッピングの基本をしっかりと押さえたシステム構築がなされていました。『バーチャルマーケット4』では、バーチャル内で買い物が済ませられるようにECサイトが充実していたり、公式サイトにまとめられたカタログにより欲しいものをスムーズに購入できる環境が整えられています。お金が絡む部分であるシステムが堅実であることは、イベント全体の信頼獲得にもつながりますね。

公式ECサイトである『バーチャルマーケットβ』

雰囲気を重視しつつも細やかな配慮がとられたワールドは、ウィンドウショッピングを楽しむ層に向けられています。今回のワールドは全部で7つあり、それぞれのワールドに類似した雰囲気のサークルが出店することでひとつの世界が誕生していました。

その中で自分の好みの店を探すという体験はバーチャルならでは。和風、ディストピア、サイバーパンク、ファンタジーのジャンルごとの分類は、望みの店が見つけやすいうえ、歩き回ってサークルを巡ること自体に楽しみを与えると感じました。また、バーチャルに慣れているか否かに関わらず、自然と足が向かうように作られた導線も人知れずイベントを支えていました。

ワールドのひとつである阿頼屋敷。和風な雰囲気の中お面や刺身などのモデルが販売されていた。

初めからグループでめぐることを想定されていたワールドは、通常のワールド以上に話しながらショッピングをする層にはピッタリでした。

たとえば、デフォルトキューブと名づけられたワールドでは、見たいサークルを選択することで目の前にブースが出現するというバーチャルのらしい表現が見受けられました。これにより、道なりに店を巡る以上の選択肢(体験)が、グループの会話をより弾ませるという効果も生み出したのです。




デフォルトキューブでは写真左の立方体を操作しブースを選択する。
一面に4つのブースが写真右のように格納されている

このようにショッピングの楽しみ方を幅広くカバーした魅力的なワールド設計により、非常に多くの人が訪れることにつながったのだと思いました。

バーチャルらしい要素と現実と変わらない要素


バーチャルマーケットという場所は、非常に合理的かつ幻想的な設計になっています。そこに各クリエイターの作品が並ぶわけですが、これらも創意工夫に溢れていました。そして、『バーチャルマーケット』ならではの展示・販売方法が、現実の即売会以上の興奮をもたらしていました。ここからはブースや来場者に視点を向けます。

ある意味、出品物よりも僕の印象に残ったのはバーチャルでこその展示・販売方法でした。触れるのはもちろん、アバターならば実際に着て動けます。アバターは性別や大きさ(サイズ)に個性があり、異なるアバターに見を包めば、必ずや新しい発見に出会えると思います。

そして、ブースはより個性的で多彩でした。一般的な店の形をしたものから、駄菓子屋、ステージ、移動販売車といった現実を再現したもの。外からみた大きさと中に入った際の大きさが異なるように感じられる魔法のようなブース、ストーリー性を持たせた力作などひとつひとつがアトラクションのようでした。




左が初期アバターの視点、右が低身長アバター。
空が遠く物は大きくなり、子供の頃を思い出せる

本イベントは、来場者の幅広さも特徴でした。来場者の比率は日本人と海外の方が同程度で、会場内で英語や他の言語を聞くことは珍しくありません。見た目では国籍も母語も分からない人たちが集まる、という特殊な状況で行われるコミュニケーション方法は実に多彩。「身振り手振りだけで海外旅行はどうにかなる」というのは嘘ではなかったのだと思い知りました。

3Dモデル販売への影響


『バーチャルマーケット4』では、数多くのサークル以外に多くの企業が参加し、3Dモデルの販売や頒布を行いました。その中で特に注目したいのはスクウェア・エニックスの『ニーア オートマタ』の人気キャラである『2B』の劇中で使用されたモデルが正式に発売されたことです。

今回の件が前例となり、他のゲームでも同様の動きが行なわれれば、思い出の作品のキャラクターになって好きな写真をとったりするなどコンテンツの楽しみ方が増えそうです。リリースから一定時間経過したゲームの新たな販売形態にもなりそうなので、今後の動きには目が離せませんね。


『バーチャルマーケット5』の開催決定!同人誌、同人音楽即売会も開催決定!


4月29日から5月10日まで12日間VR Chatにて開催された『バーチャルマーケット4』。早くも次回の開催が決定しました。期間は、2020年12月19日から2021年1月21日までの34日間と、『バーチャルマーケット4』の3倍近い長さになる予定です。

この『バーチャルマーケット5』から、イベントのロゴ表記を英語が目立つようにする、海外スタッフによるサポートをアピールするなど、イベントのさらなるグローバル化を目指しており、開催期間の延長と相まってより賑わうことが予想されます。


また、『バーチャルマーケット』の派生として、バーチャル世界での同人誌即売会『コミックVket / Comic Vket』音楽系即売会『ミュージックVekt / Music Vket』の開催も発表されました。『コミックVket / Comic Vket』ではPC、VR機器での参加以外にスマホのみでの参加も可能とのことで、活気のあるイベントになることは間違いないでしょう。




『コミックVket / Comic Vket』は『バーチャルマーケット4』内でも紹介されていた。3Dモデルの東京ビッグサイトの再現が期待を煽られる。

バーチャルライブ、バーチャル動画視聴、バーチャルユーチューバーなど、仮想空間を通じて提供されるサービスが豊富になってきました。その中でも新しいバーチャルでのショッピングという未来のサービスの一端に、『バーチャルマーケット』を通して触れてみませんか?

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《Takumi》

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