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【吉田輝和の絵日記】死者×コーヒー×メガネっ娘が織りなす3Dビジュアルノベル『ネクロバリスタ』

あの世とこの世のはざまにあるコーヒーショップの店主になってきました。

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【吉田輝和の絵日記】死者×コーヒー×メガネっ娘が織りなす3Dビジュアルノベル『ネクロバリスタ』
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今回は、Route 59が贈る『ネクロバリスタ』のPC版です。本作は、あの世とこの世の狭間にあるコーヒーショップ「ターミナル」を舞台にした3Dビジュアルノベルです。

コーヒーショップといえば、過去にプレイした『Coffee Talk』を思い出しますね。


コーヒーショップもとい喫茶店というと大人っぽい雰囲気に包まれた空間ですが、僕が注文するのはコーヒー……ではなくクリームソーダ!

37歳にもなって……。

最後の24時間はコーヒーショップで……



死者があの世に旅立つ前に過ごす最後の場所、コーヒーショップ「ターミナル」。ひとりの青年の来訪から物語が動き出す。


その客の名前はキシャン。何時間も歩き続けてこの店にたどり着いたらしい。

ここに来るまでに色んな人に話しかけるも誰からも返事がもらえず……唯一会話が成立したのがここ「ターミナル」のバリスタであるマディだったらしい。


マディは、現状が理解出来てないキシャンに対し、「もう死んでるよ」と遠回しに伝える。

もうちょっとだけオブラートに包んであげて……!

彼女は死者を導く案内役みたいなポジションなのだろうか。こういうシチェーションの物語では、案内役は女性キャラクターが多い気がする。


最後に出会う人間がこんなおっさんだったら成仏できないだろうしな。


死者がこの場所に留まれるのは24時間だけ。その後は、次の場所へ向かわなければならないらしい。


死者は限られた時間をどう過ごすのか……マディはその死者に対してどのように振る舞うのか……。


こういうことではないだろうな!

見所は魅力的なキャラが織りなすオシャレ演出!



本作の特徴といえば、ビジュアルノベルにもかかわらず、キャラクターやカメラアングルがグリグリ動くところだろう。会話ごとにキャラクターの細かい動きが挿入されたり、カメラアングルが切り替わったり、ゲームというよりアニメ映画を見ている感覚に近い。


バリスタのマディや死者のキシャンだけではなく、様々なキャラクターが登場するぞ。

例えば、猛烈に知能が高い天才少女アシュリー。接客中のマディに対してわがままを言って駄々をこねる姿は年相応で非常に可愛い。


ターミナルの元経営者であるチェイ。マディとはなにか深い関係のようだ。ミステリアス。


ストーリーの合間に登場するロボットたちは「攻殻機動隊」のタチコマを彷彿とさせるな。


キャラクターたちの台詞回しもコントの掛け合いのようで実に秀逸だ。アダルトな作風に合ったお洒落な言い回しでグイグイ引き込まれる。


僕はこういう会話が苦手なので憧れる……。

キーワードを集めてサイドストーリーを解放!



物語はエピソードごとに区切られており、各エピソードの終了後に特定のキーワードが選択出来る。


選んだキーワードに応じてサイドストーリーが解放されるぞ。

キーワードは「お客」や「マディ」といったようにジャンル分けされている。特定のキャラクターのサイドストーリーが早く読みたければ、どのキーワードがどのキャラクターに対応しているか考える必要がある。


例えば、僕に対応するキーワードはこんな具合だろう。

ビジュアルノベルということもあり、プレイヤーが介入出来る場面は少ない。

当然アクション要素はないし、マウスをクリックするだけで物語が進行するので、ゲームに倣ってコーヒーとオシャレなお菓子を用意してゆったりプレイするのも良さそうだ。

本作のアダルトな雰囲気により浸ろうと台所にコーヒーを淹れに行ったのだが……


我が家には緑茶しかなく、お菓子も甘納豆だけ……。

アダルトを通り越して……爺臭い!



クリア時間は大体3時間ほど。本作の価格は1,980円(税込)なのですが、価格の割にボリュームは少ないかなあと思いました。

序盤は、世界観やキャラクター同士の関係性などが語られないまま進行するので、ある程度読み進めるまで若干退屈に感じました。しかし、新しいキャラクターや関係性がわかってくると、どんどん物語に引き込まれていきます。


どのキャラクターも一癖も二癖もあって魅力的なのですが、僕が1番のお気に入りはマディです。見た目も僕の好みですし、死んだばかりでナイーブであろう死者に対してズケズケ言うところも面白いキャラクターでした。

魅力的な登場キャラクターやアダルトな世界観にピンときた方なら本作にのめり込めると思います。

『ネクロバリスタ』は、PC/iOSを対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームタイトルがありましたら、こちらの申込みフォームで教えてください!すべての要望には応えられませんが、それでも出来るかぎり応えていきたいと思います。
《吉田 輝和》

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