混沌としたミニチュアコースを走りながら、画面上に残り続けることが目的―サバイバルパーティーレース『Tinker Racers』開発者ミニインタビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

混沌としたミニチュアコースを走りながら、画面上に残り続けることが目的―サバイバルパーティーレース『Tinker Racers』開発者ミニインタビュー

レースゲームのような見た目のバトルロイヤル。

連載・特集 特集
混沌としたミニチュアコースを走りながら、画面上に残り続けることが目的―サバイバルパーティーレース『Tinker Racers』開発者ミニインタビュー
  • 混沌としたミニチュアコースを走りながら、画面上に残り続けることが目的―サバイバルパーティーレース『Tinker Racers』開発者ミニインタビュー
  • 混沌としたミニチュアコースを走りながら、画面上に残り続けることが目的―サバイバルパーティーレース『Tinker Racers』開発者ミニインタビュー
  • 混沌としたミニチュアコースを走りながら、画面上に残り続けることが目的―サバイバルパーティーレース『Tinker Racers』開発者ミニインタビュー
  • 混沌としたミニチュアコースを走りながら、画面上に残り続けることが目的―サバイバルパーティーレース『Tinker Racers』開発者ミニインタビュー
  • 混沌としたミニチュアコースを走りながら、画面上に残り続けることが目的―サバイバルパーティーレース『Tinker Racers』開発者ミニインタビュー

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Rumbora Party Games開発、PC向けに8月13日正式リリースされたサバイバルパーティーレース『Tinker Racers』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、キッチンや机の上などに設置されたコースを他車と争いながら走るトップダウン視点のサバイバルパーティーレースゲーム。最大4人でのローカルマルチプレイに対応。トップの車に追従するカメラから外れないよう、障害物を避けながら走らなくてはいけません。記事執筆時点では日本語未対応。

『Tinker Racers』は、310円で配信中





――まずは自己紹介をお願いします。

Tiago Prudente氏(以下Prudente氏)Rumbora Party Gamesは、私Tiago PrudenteとDanielの二人で活動しています。私たちはブラジル人の兄弟で、二人とも昔からゲームが大好きでした。私たちがゲーム開発を仕事として始めたのは2016年になりますが、パーティーゲーム作りに関しては別の意味でかなりの経験があります。(笑)

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Prudente氏このプロジェクトは去年スタートしました。元々はモバイル向けだったのですが、今年に入ってからSteam向けにデザインし直すこととしたのです。すると以前以上に多くの方から評価していただけるようになりました。3月の初旬に早期アクセスを開始し、コミュニティと一緒にゲームを形作っていったのです。いただいたフィードバックのおかげで、ゲームの規模が大きくなっただけでなく、クオリティも一段と向上しました。


――本作の特徴を教えてください。

Prudente氏本作は昔ながらのレースゲームのシステムをパーティーゲームに取り入れており、ゴールラインを目指すゲームではありません。このサバイバルパーティーレースゲームでは、混沌としたミニチュアコースを走りながら、画面上に残り続けることが目的なのです。画面から出たら死んでしまうので、レースをリードし、カメラが自分についてくるようにしましょう。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Prudente氏本作は昔の『Micro Machines』(注:同名のミニカーを題材としたレースゲーム)から多大な影響を受けています。私たち兄弟は子供の頃このゲームをたくさん遊びましたので、本作を作ろうと思ったのも、『Micro Machines』へのリスペクトという意味もあるのです。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Prudente氏本作は小さなプロジェクトなので、英語以外の言語への対応は最初から予定にありませんでした。私たちの母語であるポルトガル語にも対応していません。もし多言語対応するとしたら、有志翻訳という形になるでしょう。本作では対応できなかったとしても、すでに開発を始めている次の作品では対応できるかもしれません。もし翻訳のお手伝いに興味がある人がいましたら、私たちのDiscordサーバーまでお越しください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Prudente氏ブラジルはまさにパンデミック対応の悪い見本でしたので、私たちの生活は翻弄されました。しかし私たちは自宅から作業をする2人だけの小さなチームということもあり、開発自体はほとんど影響を受けませんでした。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Prudente氏ぜひ配信を見てみたいです!本作は配信にとても向いていると思います。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Prudente氏ゲームは国境を超え、異なる文化をつなげる素晴らしいツールだと思っています。世界の反対側にいる2人のブラジル人兄弟が作ったゲームを、日本の方に楽しんでいただけているというのは、本当に素晴らしいことです!遊んでいただき、ありがとうございます。私たちの作品を今後も楽しんでいただけると嬉しいです!これからの作品にも興味がございましたら、ぜひSteamで私たちのスタジオをフォローしてくださいね。そして私たちの次回作の開発に協力したいという方がいましたら、Discordにもご参加ください。ありがとうございました!

――ありがとうございました。



◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top