『Ghost of Tsushima』の剣戟はプロの目にどう映るのか? 殺陣師から見た“時代劇アクション”の注目点に迫る―実地体験と迫真の実演も必見! 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『Ghost of Tsushima』の剣戟はプロの目にどう映るのか? 殺陣師から見た“時代劇アクション”の注目点に迫る―実地体験と迫真の実演も必見!

『Ghost of Tsushima』が持つ魅力を、殺陣師の視点から迫ってみました。圧巻の殺陣映像も、合わせてご覧ください。

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『Ghost of Tsushima』の剣戟はプロの目にどう映るのか? 殺陣師から見た“時代劇アクション”の注目点に迫る─実地体験と迫真の実演も必見!
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素人でも格好良く、プロは更に美しい──殺陣の世界を画像&映像でお届け!



殺陣の体験は、まずは衣装選びから。華やかな柄から渋めのものまで、自分好みの衣装をチョイスできます。ちなみに殺陣の体験は、インサイド編集長が自ら行いました。


上衣側の着物の裾は、膝上まで持ち上げ。こうしておかないと、袴を履いた際に動きが制限されてしまいます。


刀も差し、準備万端。


殺陣体験の第一歩は、基本動作のレクチャーから始まりました。斬り方そのものは、大きく分けて8つしかないとのこと。漢字の「米」を思い浮かべるとイメージしやすいと思いますが、8方向からの斬り下ろしや斬り上げ、胴斬りで全8種類です。あとは、そこに突きが加わりますが、体験初心者だと突きは難しいので、基本8方向の斬り方から学びます。


真っ直ぐ振り下ろす斬り方は「真向斬り」。


肩から斜めに切り下ろすのは「袈裟斬り」。袈裟斬りの場合、右から切り下ろす場合は右足で踏み込み、左の場合は左足で踏み込みます。これは、逆の足で踏み込むと自分の足を斬ってしまうためです。

ちなみに、作品やアクションによっては逆足になる場合もあるそうですが、そちらはあくまで例外となります。


斬る動きは、ちょっと大変ですが、腰を落とすと見映えがよくなります。確かに、腰が入ってない動きで刀を振っても、相手を倒せるようには見えません。


相手の胴を水平に斬る「胴斬り」。


ここまでは、横一閃の胴斬りと斬り下ろしでしたが、更に斬り上げも。斬り上げの方が難しく、身体的にも大変です。



斬り上げた時の腕の形も、見映えに大きく関わるので重要なポイントです。


一通りの動きを教わった後は、いよいよ殺陣の体験へ。



今回用意していただいた動きは、斬り役が奥から手前に歩いてくると、三人の斬られ役が背後から迫るので、その気配を感じて振り返り。



左右からの攻撃を刀で弾いた後、正面の敵の斬りかかりに合わせて身体を捌き、刀で相手の刀を押さえます。



肩で相手の身体を弾き飛ばし、襲いかかる左右の相手を斬り捨て。


そして肩で飛ばした相手が戻ってきたところを、半歩下がっての斬り下ろし。





血振りを済ませて刀を納めた瞬間、襲いかかった三人が同時に崩れ落ちる! これぞ殺陣の醍醐味ですね。



殺陣体験も終わり、侍気分の記念撮影。殺陣を味わったおかげか、最初の頃よりも着こなしている感があります。


ちなみに、同じ立ち廻りを殺陣師の方にも演じていただきました。ひと味もふた味も違います。




力を込めているように見せる躍動感、さすがです。


斬りつつ、次の相手を捉える視線。



斬り下ろしからの納刀。鞘送りも美しい・・・。


「こんな殺陣をやってみたい!」と思わせてくれるひとときでした。

殺陣師による圧巻の実演! 迫力の中に潜む美しい瞬間を見逃すな



このほかにも、殺陣師による1対1の実演もお願いしたところ、ご快諾いただきました。



にらみ合いや突きのいなし、攻防入れ替わる激しい立ち廻りが続きます。



そして仁を思わせる、当て斬りで決着!


各瞬間を収めた画像だけでも十分な迫力ですが、こちらの一部始終は映像でもお届けします! 動きから伝わる殺陣の魅力を、どうぞご堪能ください。


『Ghost of Tsushima』に盛り込まれた動きを、プロの殺陣師に見て頂いた今回の企画。殺陣が持つ魅力や、本作と共通するエンターテインメント性など、幅広い話題へと広がり、新たな視点で『Ghost of Tsushima』を見つめる機会となりました。

TVや映画で見るのも殺陣の楽しみ方ですし、「サムライブ」のような施設で実際に演じることもできます。そして、『Ghost of Tsushima』で殺陣を味わう、という選択肢も増えたのかもしれません。自分らしいスタンスで、2020年の夏に殺陣を堪能してみてはいかがでしょうか。


■サムライブ 新宿校(スタジオ ジパング)
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿 1-34-11ニューローレルビルB1
電話:03-6303-4402(株式会社SYDO 代表番号)
メール:info@tate-school.com
公式サイト:https://tate-school.com/
一日侍体験:https://tate-school.com/samurai_experience

※体験レッスンや見学を希望する方は、公式サイトのお問い合せフォームからお申込みください

『Ghost of Tsushima』の剣戟はプロの目にどう映るのか? 殺陣師から見た“時代劇アクション”の注目点に迫る─実地体験と迫真の実演も必見!

《臥待 弦》
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