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見た目以上に難しく、奥深い―戦闘の無いローグライクストラテジー『As Far As The Eye』開発者ミニインタビュー

戦闘のないゲームが好きな日本人もたくさんいますよ!とパブリッシャーに伝えたい。

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見た目以上に難しく、奥深い―戦闘の無いローグライクストラテジー『As Far As The Eye』開発者ミニインタビュー
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Unexpected開発、PC向けに9月11日リリースされたローグライクストラテジー『As Far As The Eye』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、戦闘の無いターン制ローグライクストラテジー。世界が水没する前に動物たちの部族を率いて、タイトルにもなっている聖地「The Eye」を目指します。プレイヤーは導きの風となり、部族の行動を管理したり、ステージクリアに必要な資材を集めたりしなければなりません。記事執筆時点では日本語未対応。Game*Sparkでは爆速プレイレポも掲載中です。

『As Far As The Eye』は、2,570円で配信中





――まずは自己紹介をお願いします。

Lauriane Aveline氏(以下Aveline氏)こんにちは、Unexpected Studioでクリエイティブ・ディレクターをしているLauriane Avelineです。ゲーム業界では6年間仕事をしており、本作は私にとって3作目となります。私たちは3人で活動している小さな開発チームで、他の2人はLiam Devin(アート・ディレクター兼3Dアーティスト)とSolune Waterkeyn(プログラマー)です。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Aveline氏本作の開発は一年半前(2019年3月)に始まりました。戦闘がなく、自然とのつながりを感じられるような流浪の民のゲームを作りたいと思ったのです。私たちはまず、自分たちが大好きなゲームのリストを作り、これらを混ぜ合わせながらとても個性的なものを作ろうと思いました。


――本作の特徴を教えてください。

Aveline氏本作では資源管理、サバイバル、都市建設、そしてローグライクの要素が混ぜ合わされています。戦術的要素がたくさんありますし、見た目以上に難しく、奥深いですよ。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Aveline氏本作は私たちが子供の頃に大好きだった『Caesar III』『Age of Empire II』『Civilization』のような多くのゲームから影響を受けています。また、最近のものですと、『FTL: Faster Than Light』『Anno 1800』『Slay the Spire』『Darkest Dungeon』といったゲームからもゲームシステム面で影響を受けています。これらのゲームのおかげで、新しく個性的なものを作りだすことができたのです。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Aveline氏残念ながら、現時点で日本語対応予定はありません。やってみようとは思ったのですが、本作は戦闘がないことから日本のプレイヤーには受け入れられないだろうと言われ、パブリッシャーが日本語対応しないことを決めてしまったのです。日本のファンの方が、日本語対応のために声を上げていただけると嬉しいですね。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Aveline氏私たちは小さなチームで自宅から作業をしているため、影響はまったくありませんでした。一日中Discordをつけておき、まるで職場にいるような感覚で連絡を取り合っていましたよ。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Aveline氏はい、もちろんです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Aveline氏本作と本作の難しさを気に入っていただけると嬉しいです。平和的なゲームに見えるかもしれませんが、すごくチャレンジングなゲームですよ。

――ありがとうございました。



◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler》
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