『DEATH STRANDING』Game*Spark読者レビュー一挙公開!『デススト』愛あふれる珠玉のレビュー15作品を公開(Part2) 4ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『DEATH STRANDING』Game*Spark読者レビュー一挙公開!『デススト』愛あふれる珠玉のレビュー15作品を公開(Part2)

プレゼント企画にて募集した読者レビューの中から、15作品を公開します。

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『DEATH STRANDING』Game*Spark読者レビュー一挙公開!『デススト』愛あふれる珠玉のレビュー15作品を公開(Part2)
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Nexus


E32016にて、世界中で喜びと熱狂に包まれながら登場した本作。『メタルギア』シリーズを遊んだことのある人なら、馴染み深い小島監督の新しい作品ということもあり、どのような作品か注目を集めた。今回『DEATH STRANDING』のレビューに筆を取るのは、『DEATH STRANDING』をプレイし、小島監督の代表作品(過去作)のメタルギアシリーズの1、2、4、5をプレイ、動画配信サイトで全シリーズ(MG含む)を見た大学生であることを念頭にレビューを見て頂きたい。

本編に入る前に、PS4版の発売(2019年11月)とPC版の発売(2020年7月)を心から祝福したい。
まず、読者の皆様には導入部分として、『メタルギア』シリーズをご紹介したい。
『メタルギア』シリーズのナンバリング(1や2などの番号をつける事)作品が発売されたのが1998年のことだ。当時のゲーム業界では、斬新なアイデアやステルスを主に置いたゲーム設計などで話題を呼び、世界の売上本数は約603万本(『メタルギアソリッド』Wikipediaより)売られ、世界中を席巻し、その後のゲーム業界にステルスというゲーム性を与え、ゲーム業界史に名を残す作品となった。
中でも、『メタルギアソリッド3』は、シリーズの原点を描き、最後まで遊んだ方は、ご理解頂けると思われるが、これ以上の作品は無い!と言える作品であり、未だ遊んだ事の方は是非、遊んで頂きたいナンバリング作品だ。
そんな大人気のシリーズは『メタルギアソリッドV』を最後に、小島監督がコナミデジタルエンタテインメントを退社された事で終わりを告げた。突如の出来事であることや、『メタルギアソリッドV』の綺麗な終わり方ではないこと、実は次章があることなど、ファンの間では、コナミデジタルエンタテインメントが小島監督を辞めさせたなど考察や陰謀論のような事が起こった。コナミデジタルエンタテインメントと小島監督の間に何があったかは、当事者の人間でなければ分からない事であるので、ファンの皆様には、小島監督を好きで有り続け、そして、新しく設立されたコジマプロダクションから発表される作品を購入する事が一番の応援になると、私は感じる。

そのコジマプロダクションは、2019年11月にPlayStation 4向けに、自社タイトル初完全新作の作品『DEATH STRANDING』を発売、2020年7月には、PC版を発売され、世界中で大盛り上がりを見せ、小島監督が帰ってきたと世界中で歓喜の様相を呈した。

本作の大まかなストーリーを説明すると、突如発生した「デス・ストランディング」(以下、DS)により、分断されたアメリカ大陸を再び繋げることとなった運び屋のサム。プレイヤーは、サムを操作し、アメリカ大陸を運び屋として横断して再び繋げる事になるが、その過程でDSが発生した原因や特別装備品BBの誕生や謎などについて紐を解いていき、ストーリーを進めていくというのが大まかなストーリーだ。どの作品も先の時代を見たゲームを創作される小島監督は、本作でもやはり今までに無いゲームシステムを取り入れ我々を喜ばしてくれた。

特筆すべきは、重量バランスのシステムだ。これまでのゲームでは、インベントリという謎の空間から幾らでも装備品や消耗品を取り出して使っていくのが、常であったが本作は違う。リアル重視で、インベントリという謎の空間は存在せず、装備やアイテムは常にサムが背負ったり、特定の場所(肩や足、ポーチ)に引っ掛けている。

先述した内容は、まさにそれだ。サムは運び屋として各地域の人達の依頼を受けながらストーリーをこなしていくが、依頼というのが荷物の運搬であり、サムは、荷物を背負ったり特定の場所に引っ掛けたりするのだが、右肩、右足だけに荷物を引っ掛けると重量バランスの関係で右側に重量が行き、バランスを保てなくなって、サムは転倒しやすくなり、何も操作をせずにいるとサムは、転倒し、依頼品の荷物を背負っていたり、身体に引っ掛けていたりするとダメージを与えてしまい依頼達成時の評価が悪くなってしまう。また、荷物にも大きさや荷物自体のバランスが悪いなども考慮しなければならず、とりあえずサムに背負わせておけば良いという事では無く、きちんと考えなければならない。単純そうではあるが、考えさせるこの重量バランスのシステムは、私の経験上はなく、とても斬新で面白い要素だと感じた。

『DEATH STRANDING』は、全体を通してとても良く作られており、完成度が非常に高い作品ではあるが、残念ながら周回や作業などが苦手な方には向かないと私は考える。本作の魅力は、運び屋のサムが依頼を受け、配達先に送ることによって得られる人との繋がりや感謝の気持ちなどを感じれる所ではあるが、その配達先が山や川を越えた先にあったり、ファストトラベルの様な瞬間移動を使えるには使えるが、荷物は全てその瞬間移動を使う拠点に置いてきてしまうため、依頼品を徒歩や車両などで行う必要があり、その車両も自由に作成して、序盤から好き放題使える訳では無いので(私の記憶上では、そうであったので間違っていたら申し訳ない)、周回や作業を感じさせてしまう場面がどうしても存在するのだ。その点については、人によって意見が分かれるため、難しい点ではある。しかし、それらは作品をリアル重視しているからであり、割り切ってしまえば映像美やストーリーの深さ、小島監督の遊び心を感じながら楽しくそして感動を味わいながらゲームを遊べると感じる。

さて、ここから少し、筆者である私の主観的な視点を主に置いて、綴らせて頂く事にするため多少のネタバレを含んでお伝えする。何も知らない状態で本作や本作のみならず他の作品を遊んで頂く事は、その作品を構成するストーリーへの感情移入や未知を既知にする喜び等、実際に遊ぶ事によって感じる物があり、ネタを知った上で作品を遊ぶことは、非常に勿体ない事であるので未だ本作を遊んだことの無い方はここで読了して頂きたい。

さっそくだが、本作を遊ばせて頂いた感想として、やはり私は、小島監督が好きだと感じた。過去『メタルギア』シリーズを遊ばせて頂き、ステルスのゲーム性やノンフィクションとフィクションを掛けたファンクションのマッチング具合等は、非常に良く出来ており、幼い頃遊ばせて頂いた頃は、実際の歴史を体験しているかと錯覚した程だ。そんな思い出深い作品の完全新作という事で発表された時は、胸を躍らせ、心を震わせ、身体中から歓喜が沸き起こったのを覚えている。どんな新しいゲームシステムを与えてくれるのだろうか、小島監督の先見性は今回の作品も健在しているのだろうか等様々な事を考えながら発売日を楽しみにさせて頂いた。実際に本作を遊ばせて頂き、新しいシステムや人との繋がりをテーマにすることの意味等、常に新鮮さを与えてくれる小島監督を好きだと感じたのだ。

本作を遊ぶ中でも、最もやり込みをしたのは国道を復旧する事だ。プレッパーズ(個人主義者達)の依頼を達成して、評価を上げると星を貰えるやり込みがあり、そのやり込みをするのも良いが、是非とも読者の皆様には、国道復旧のやり込みをして頂きたい。本作のテーマとして、人との繋がりであると私は感じているのだが、国道復旧はそれを最も感じる事ができるからだ。K7(北配送センター)からマウンテンノットシティまでの国道復旧にかかる素材の量は、これまでの国道復旧にかかった素材量の2、3倍はあり、1人で復旧しようとすると、途方もなく時間がかかる。しかし、カイラル通信を結び、他のプレイヤーと繋がると0/9,000であるメーターが4,300/9,000になったりとありがたいと感謝をしながらあと3,000任せろという気合も湧き上がり、人との繋がりを最も強く感じる事ができた。他にもたくさんの繋がりややり込み要素、小島監督の遊び心等が満載に詰まり、ストーリーのみ遊んでも、40時間はかかるなど大ボリュームを超えるボリュームの多さを是非、実際に遊んで頂き、体験して頂きたい。

以上長々と筆を取らせて頂いたが、この様な機会を得られた事に喜びを感じるとともに感謝する。また、これから『DEATH STRANDING』に、アップデートが追加され、更なる面白みや利便性の向上、遊び心に期待しつつ、コジマプロダクションの更なる発展を祈り、筆を下させて頂く事とする。

『DEATHSTRANDING』が繋いでくれたもの/KUROSAWAHAIRO


今でも忘れないあの時間。全世界のファンが待ち望んだであろう、2019年11月8日0時。私は重い荷物をしっかりと抱えるようにコントローラーを握りしめ、画面の前に座っていた。プレイ開始と同時にコジマプロダクションのロゴムービーが流れ、ついに小島秀夫氏による、新たな世界がついに私の目の前にやってきたことを実感した。
そして、そこには私の想像を遥かに超えた新しい世界が待っていた。

私は小島秀夫氏の過去作である『MGS』シリーズはもちろん、FPSなど対戦ゲームを主に体験してきた。
そこで向き合う相手は、小島秀夫氏の言葉を借りるなら“生”と“死”をベースに“棒”で繋がっていた。
そんな自分が今、『DEATH STRANDING』という作品で目に見えない世界の人々と“生”と“死”をベースに“縄”で繋がっていくのである。

そう、この作品での繋がりはこれまで私が体験してきた“棒”による繋がりではない新たな“縄”による繋がりを見せてくれた。
無限に広がる大地を大事に抱えた荷物とともに、素晴らしい楽曲とともに歩き続ける私に「いいね」の一言が飛んでくる。
辛く、困難な場所に入ったとき梯子を掛け先へ進んでいく。すると「いいね」の一言が飛んでくる。
未開拓であった地形に新しい“ブリッジ”を架けると大量の「いいね」が飛んでくる。
最初は自分のためにしていたことが気づいたら、誰かのためになっていたものが
自ずと誰かのためにこの梯子を。橋を。ロープを。
この「いいね」という言葉は、段々と私の心の言葉に変えていき、口から出る言葉では表せない気持ちで溢れるのである。
更に無限の大地には見えない誰かの形跡があり、彼らの力を身近に感じ、私からその「いいね」の一言を贈りたくなる。

カイラル通信によって繋がりを持てていない場所には、新たなる繋がりを持つために人々に荷物を届けるが、そこには私だけの力ではない”誰か”によってその繋がりが運ばれていくのだ。
かつて違う繋がりを持っていた人々と、更に見えない誰かと心の底から繋がれる何かを感じるのである。
そうして目の前に広がる美しい大地のように私の求めている繋がりが広く、そして流れる川のように透き通る気持ちにさせてくれた。

小島秀夫氏はこのゲームによって私達に新たなゲーム体験を超え、さらなる人と人の真の繋がりを見せてくれる。

「いいね」

この言葉を私に贈ってくれた世界の人々、小島秀夫氏含め、コジマプロダクション、そして『DEATH STRANDING』に関わったすべての人に贈りたい。

Ezio


『DEATH STRANDING』

直訳すると「死の座礁」。

ある意味でタイムリーな作品と言える。中国の武漢から始まった新型コロナウイルス禍は、またたく間に世界中に広がり、今もなお多くの感染者と死者を出し続けている。かつて繋がっていたと思われた世界は分断され、日本では2020年東京オリンピックが延期され、事実上計画が座礁している。

そんな中で紹介したいのが『DEATH STRANDING』というゲームだ。

2019年11月に小島秀夫監督率いるコジマプロダクションから発売された、近未来の「孤立し絶滅する世界に生きる人々」をテーマとしたアポカリプスSF作品である。

舞台は北アメリカ大陸の近未来。分断されてしまったアメリカ大陸を、触れたものの時間を奪う「時雨(ときう)」が降り注ぐ。

世界はあの世である「ビーチ」とこの世で繋がっていて、幽霊のような存在であるBTと人間が接触すると、都市一つを消滅させクレーターへと変貌させるような「ヴォイドアウト(対消滅)」が起きてしまう。

人類を分断し絶滅の危機へと追い込んでいるその現象こそが、「デス・ストランディング」である。

主人公はサム・ポーター・ブリッジズ。彼はドゥームズという特異な能力者であり、伝説の配達人「ポーター」として知られる男。サムは組織「ブリッジズ」から「分断された大陸全土にカイラル通信を繋げて、アメリカ合衆国を再建する」という依頼を受ける。

このゲームではサムを操作して、広大で危険なオープンワールドを単独で渡り歩き、世界を一つに繋げていくのが目的だ。

このゲームはジャンル分けが難しい。オープンワールド、TPSといった大まかな分類はできるが昨今のゲームジャンルに当てはまるものがない。かつて『ダークソウル』が「ソウルライク」というジャンルを生み出したのと同じように、このゲームも「デスストライク」と言われる日が来るのかもしれない。強いて表現するなら「世界をつなげる目的より、配達自体に意義を感じて配達症候群になってしまう時間泥棒ゲーム」である。

例えばA地点からD地点に荷物を届けるとする、その中間にB地点とC地点がある。B地点にCとD地点に配達する任務がある。どうせD地点に行くのなら全てまとめて配達をこなせれば楽である。だが伝説の配達人とはいえサムは人間である。持てる重量には限界があり、重すぎると走れなくなり転びやすくなる。

もちろんメインクエストだけをこなしていけばクリアに時間はかからないが、このゲームはサブクエストがうまくメインクエストに組み込まれているため、寄り道をしないように意識してプレイしないと、気づいたら夜が明けている。

ではなぜそんなに配達をしてしまうのだろう?

このゲームの絶妙なポイントに「配達報酬がほとんどない」点が挙げられる。

この世界、大半のゲームにはある通貨という概念がない。世界の分断によって通貨の概念も消失しているから、報酬金もない。つまりサムは「無収入」なのである。

配達を完了するとその拠点ごとに使える資源の上限が増えたり、時にはちょっとしたプレゼントを貰えたり、配達先の人に感謝されるぐらいだ。強いて言うのであればプレイヤーに新たな選択肢が与えられることが報酬とも言えるかもしれない。

決定的な報酬が与えられる場面は、新しい拠点にカイラル通信を繋いだ時だ。カイラル通信の範囲内であれば、様々なインフラ設備を自由に設置できる。それと同時にゲーム中のオンラインの設備も使えるようになり、他の世界のサム(プレイヤー)が建てた橋やセーフハウスやジップラインなどのインフラ設備が現れる。それを利用すると、さらに作業効率が加速していく。

そしてできることが増えると選択肢が増える。「新たな拠点にカイラル通信をつなげていく」でもいいし「AからD地点まで向かいながら重複タスクを完璧にこなす」でもいいし「失われた国道を復元する」も素晴らしい。

永久に終わらぬワーカーホリック、「配達依存症」の完成だ。

物語を経ていくと、サムは真実を知る。世界を一つに繋げる過程で失われていた知識や情報が復活していくと、「デス・ストランディング」や事件の真相へと近づいていく。

そしてその謎をじっくりと考える暇もなく、数多くの脅威が迫ってくる。

黄金のマスクを被ったテロリスト「ヒッグス」はBTを操ってけしかけてくる。BTによる対消滅で世界を破壊尽くすのが目的だ。

そのBTと戦うために欠かせないのが装置が「BB(BridgeBaby)」だ。BBを通してあの世と接続することで、本来は見えないBTが視認できるようになる。

そしてサムはBBと接続するたびに、BBの目を通してある男の幻影を見る。その男はBTとして現れ、執拗にBBを狙ってサムを襲うのである。

謎の男の正体は?BBとは何か?「デス・ストランディング」の正体とは?

その謎とサムの物語を全て理解したとき、あなたは必ず感動を覚えるだろう。

そしてサムの旅路は厳しいものになるが、決して孤独な旅ではない。

「ブリッジズ」の優秀なメンバーのサポートはもちろんのこと、民間配達業者の「フラジャイル」であったり、拠点にいる人々、様々な出会う人々が孤独なサムの心強い助けとなる。

それだけでなく、このゲームでは「世界中のサム(プレイヤー)」が別のサムを助ける。先述したように国道への素材やジップラインの設置もオンラインで共有される。

さらに、歩いてきた旅路は決して無駄にならない。行きがてらに置いてきたハシゴやロープが、この世界にいる後続の「誰か(Someone)」の助けになることもある。

インフラ設備の背景にいる「誰か(Someone)」との繋がりはゲームを進めていく上でとても大事だ。これはゲームの中だけでなく、現実にも通ずる重大なテーマだと思う。

コロナウイルス禍で人々の接触が危険となり、緊急事態宣言が発令されて社会は大きく変化した。

オフィスワークから自宅からのテレワークが広まり、外食は控えられUber Eatsなどの宅配や内食へと切り替わり、買い物はネット注文の配達に依存していく。宅配業者の役割は大きなものとなった。

彼らも「サム」と同じように、配達で世界を一つに繋ぎ止めようと戦っている。

そしてサムと同じように、彼らも道路や車両、動かすための燃料や情報網がなければ配達は困難だ。そのインフラ整備を行う人々の努力も計り知れない。

それらの無数の人々の支えがなければ、コロナウイルス禍の最前線に立つ医療従事者たちは戦えないだろう。

繋がりあった絆が大きな厄災に立ち向かう力となる。だから忘れてはならない。世界はどこかで繋がっている。

当たり前のことであれど、見失いがちになる事実。

『DEATH STRANDING』はゲームという体験を通じて、心の中に感動と共にそれを配達してくれる名作だ。

願わくば、感動を通じて多くの人が繋がれますように。物語から学ぶ感動が、世界を繋いでより良いものにする力があると、私は信じている。

《Game*Spark》
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