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『SEKIRO』ボス再戦&連戦機能を体験―連戦の最後には“特別仕様”のボスが待ち受ける!

死闘を演じたあのボスたちと、心ゆくまで戦える!

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『SEKIRO』ボス再戦&連戦機能を体験―連戦の最後には“特別仕様”のボスが待ち受ける!
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フロム・ソフトウェアが開発し、「The Game Awards 2019」にて栄誉ある「Game of the Year」に輝いたSEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』。発売から1年と半年以上が経った2020年10月29日には、廉価版となる『SEKIRO: GAME OF THE YEAR EDITION』がPS4向けに発売。それに合わせ、いくつかの新機能が実装される無料アップデートが廉価版発売と同日に配信されます。


無料アップデートで追加される機能は、主に3つ。まずひとつ目が「残影」システムです。「残影」では、プレイヤーの行動を最長30秒間記録し、「覚え書き」という一文を添えて他のプレイヤーの世界へ配信することができます。これは、同じくフロム・ソフトウェアが手掛けた死にゲーである「ダークソウル」シリーズの「幻影」「血痕」や「血文字(メッセージ)」に近いシステムですが、それらと大きく違うのは、プレイヤーの好きなタイミングで行動を記録できるというところ。


例えば、ショートカットルートの存在を誰かに伝えたい時、「ダークソウル」シリーズではメッセージ(+その場でのジェスチャー)くらいでしか自ら伝える手段というものはなく、実際の動きというのは、運良く幻影が出現しない限り、メッセージを読んだプレイヤーが自らの身体で試す必要がありました。これが『SEKIRO』では、メッセージに加えて「実際にショートカットを使うときの動き」まで記録し、それを幻影として伝えることが可能になります。他のプレイヤーに状況をより伝えやすくなるわけです。


なお、「残影」の再生は任意となっているので、「いきなり答えを見ちゃうのはもったいない」という方は「覚え書き」のみを確認することもできます。ちなみに、残影システムで配信したものが、他のプレイヤーに評価されると、評価されたプレイヤーのHPが傷薬瓢箪1個分回復します。



2つ目は「姿変え」。プレイヤーキャラクターである「狼」の見た目を変えることができます。「葦名の古忍び」や「天狗」など、全3種を気分に合わせて身に纏うことができます。3種の姿は最初からすべて使えるわけではありません。利用するには、それぞれの姿に対応するアイテム「別の記憶」が必要となります。「別の記憶」は、物語の進行状況により手に入れることができるものと、後述する「類稀な強者との連戦(ボスラッシュ)」のクリアで手に入るものがあります。それぞれの姿はもちろん、「別の記憶」の説明文も、『SEKIRO』の世界をより楽しめる興味深いものになっているので、入手したらぜひ読んでみてください。なお、姿を変えてもプレイヤーのステータスは一切変わりません。純粋に見た目を楽しむものとなっています。


そして、今回の無料アプデの目玉、それが「類稀な強者との再戦・連戦」です!そう、ボスとの死闘が何より楽しい『SEKIRO』に、ついに再戦・連戦機能が実装されるのです。「待ってました!」という方も多いのではないでしょうか。私もその一人です!


ではまず「類稀な強者との再戦」について。本編内の鬼仏から再戦相手を選択し、挑むことになります。再戦にはアイテム「戦いの記憶」または「戦いの残滓」を所持していることが条件となるため、そのセーブデータ内で倒していないボスとは、仮に別のセーブデータで倒していた場合でも再戦はできません。また、撃破時に「戦いの記憶」を入手できない中ボス系(例えば、侍大将や火牛、首無しなど)とは再戦することができません。

狼のステータスに関しては、「身体力」は本編のものがそのまま適用されますが、「攻め力」は固定となります。スキルや義手忍具、アイテムも本編側で所持しているものがそのまま使用でき、消費したアイテムや形代は、再戦が終われば元の状態に戻ります。

ボス側の強さは周回数に関わらず固定となり、常に同じ強さのボスが登場します。本編で受けている「厄憑」や「さらなる苦難」は、再戦時も有効になるため、難易度を上げたい場合はこれらを受けたまま挑むのもいいでしょう。ちなみに再戦では、ムービー部分がカットされているため、一部のボスに関してはいきなり戦闘が始まることになります。ぼーっとしていると開幕に一撃もらってしまうこともあるので注意。

再戦は、報酬も特になく、純粋にボスとの死闘を楽しむモードです。鬼仏さえあればかなり気軽に挑めるので、苦手としているボスの練習とするのはもちろん、得意なボスを気持ちよく倒してストレス発散するのもいいでしょう。撃破時には鬼仏が現れ、休息すれば傷薬瓢箪や形代の補給ができる他、本編世界へ戻ることなく再戦を繰り返すこともできます。ちなみに、再戦で負けてしまった場合でも、スキルポイントのロストや「竜咳」は発生しません。元いた鬼仏へと戻るだけです。


そして「類稀な強者との連戦」では、「再戦」で戦えるボスたちと決められた順番で1体ずつ戦い、最後のボスを倒すことでクリアとなります。狼のステータスやスキル、ボスの強さ、アイテム等の使用に関しては「再戦」と同じ仕様になります。「連戦」ということで、一体倒したらすぐ次が始まるのかと思いきや、ボスを倒した時点で鬼仏が出現し、そこから次のボスへ進む形になります。鬼仏では休息も可能なので、万全の状態で次のボスへ挑むことができます。意外と優しいですね。

ちなみに、本編同様、鬼仏に触れた時点では休息したことにならず、鬼仏のメニューからしっかり「休息する」を選ぶ必要があります。うっかり休息を忘れてそのまま次へ行くと、瀕死の状態でボスと相対することにもなりかねないのでご注意を。逆に言うと、補給するか否かは任意なので、より己を追い込みたいという方は、無補給でチャレンジすることもできます。


「連戦」では、「御子奪還ルート」「修羅ルート」「不死断ちルート」という3つのルートを中心に楽しむことができます。ルートは、そのルートに登場するボスの「戦いの記憶」または「戦いの残滓」を所持していると開放され、それぞれ3~5体のボスが登場。最後に待ち受けるボスを倒すことでクリアとなります。もちろん、途中で死亡すればまた最初から挑むことになります。

本編を楽しみ尽くした方は「普通にクリアできそう」と思うかもしれませんが、ここで朗報です。「連戦」の最後に待ち受けるボスは、なんと本編とは違う攻撃スタイルで攻めてきます。「何だ弦一郎か。余裕じゃん」と舐めてかかった私は、見たことのないモーションに翻弄され、忍殺を一度も入れることができないまま敗れてしまいました。

特別仕様のボスは、ゲーム内においては「心中の○○」という呼ばれ方をし、「再戦・連戦」でしか戦えません。私がプレイしたルートでは「心中の葦名弦一郎」が最終ボスとして登場しましたが、他のルートではまた違うボスが特別仕様で登場します。これらのボスについては、「連戦」に登場した時点で、「再戦」でも戦うことができるようになります。中々に辛い道のりになるかもしれませんが、それらもひっくるめてボスに打ち勝った時、またひとつ大きな達成感を得られることでしょう。ぜひ、めげずに挑んでみてください。



『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』無料アップデートは2020年10月29日配信予定です。同日には、廉価版となる『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE GAME OF THE YEAR EDITION』がPS4向けに発売予定。廉価版の価格は4,980円(税抜)で、数量限定特典として「序盤攻略本」と「特装パッケージ」が付属します。

《すえなが》
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