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インディーパズル『Helltaker』二次創作ガイドラインが更新―二次創作のKickstarterプロジェクト登場受け

二次創作であることを明示し、一般的なファン活動の範囲の規模であれば基本的には金銭が絡むものを含め二次創作が許諾される内容。

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インディーパズル『Helltaker』二次創作ガイドラインが更新―二次創作のKickstarterプロジェクト登場受け
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魅力あるキャラクター性で話題となったインディーパズルゲーム『Helltaker』。作者であるVanripper氏はクラウドファンディングやグッズ販売などを含む同作の二次創作について、ガイドラインを更新しました。

これは、先日、同作のファンによる二次創作のノベルゲーム『HellTaker: The Second Circle』がKickstarterキャンペーンを開始したことを受け、その類のプロジェクトに対する応対を明らかにすることを含めた内容。新たなガイドライン下では、ゲームについては公式との混同が起こらないよう、下記のような条件が定められています。

・二次創作であることの明確な表記

・公式のゲームのロゴや「Helltaker」もしくは「Heaventaker」のタイトルを使わないこと

・公式のイラストやその改変を用いないこと

・Steam、Google Play、ニンテンドーeストアなど、正式なライセンス商品が置かれるようなストアやKickstarterの利用を避け、Patreonやitch.ioなどの小規模な場所で頒布を行うこと

・Mittsies氏の音楽を使用する場合はクレジットとYouTubeを表記。商用の場合は別途Mittsies氏へ連絡

また、グッズ販売についてのガイドラインも合わせ公開。こちらでも公式との混同が起こらないことを主として、下記のような内容となっています。

・小規模であること。手作りであればある程度の規模までは問題なく、主に営利目的の大規模な大量生産・大量流通が禁止

・公式のゲームのロゴや、イラスト、その改変を用いないこと

・RedbubbleやAmazonのような大型店での流通を行わないこと。同人イベントでの頒布については公式と勘違いされるブースの設営を避けること

今回のガイドライン更新により、ゲーム作成や各種立体物の作成については一般的なファン活動・同人活動の範囲であれば金銭が絡むものを含め認められた形。ファンには範囲も明確になり一安心、といったところではないでしょうか。

なお、切っ掛けとなった『HellTaker: The Second Circle』については新たなガイドラインの元、タイトルを『Second Circle』と改め、Patreonへ活動拠点を移し開発が続けられる予定です。

《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

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