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情報と文明が悪霊を制するのだ!ついに正式リリースを迎えた見下ろし型アクションRPG『HellSign』【爆速プレイレポ】

本作は2018年11月に早期アクセスが開始。今回ついに正式リリースとなりました。

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は、2021年2月25日にBallistic InteractiveよりPC(Steam)向けに正式版がリリースされた『HellSign』について生の内容をお届けしたいと思います。


『HellSign』とは

超常現象専門のハンターとして痕跡調査や悪霊退治などを行う見下ろし視点のアクションRPG。プレイヤーは依頼をこなしてお金を貯め、自らの装備を強化してより困難な目的へと立ち向かいます。科学ツールや銀の銃弾などの装備品、豊富なスキル群から自分だけのプレイスタイルを作り出すことも可能です。

本作は、2016年に『Hellhunter』というゲームタイトルでKickstarterキャンペーンを開始するも失敗。その後も開発は続けられ、2018年の早期アクセスリリースのアナウンスが行われました。しかし『Hellhunter』の名称がすでにRebellionの商標登録であったことが判明して、ゲームタイトルを『HellSign』と改題しています。

早期アクセス版がリリースされたのは2018年11月のこと。その後はコンテンツ追加やバランス調整などの更新を行ってきました。なお、本作は公式でMODサポートを行っており、Steamワークショップにある日本語化ファイルもゲーム内言語設定で変更可能です。

『HellSign』の実内容に迫る!

本作の舞台になるのは「悪霊」とその「ハンター」が存在している世界観のオーストラリア。主人公は悪霊に襲われ、なぜか死なずに体に不吉な"HellSign"と呼ばれるタトゥーを彫られた過去があります。

ゲーム開始後、まずはキャラクター作成です。キャラクター名と見た目のほか、初期装備やスキルが異なるクラスを選択。クラスには「フィールドメディック」「ニンジャ」などがありますが、スキルや装備はゲームを進めれば入手できるので、まずは好きなクラスを選んで問題ありません。

ゲームはまず、基本操作やゲームルールを説明する2種類のチュートリアルミッションから開始。簡単な「痕跡集め」や「戦闘」などを終わらせると、独立したハンターとして(本人はスカウトと言っていますが)自由にミッションを受けられるようになります。ここから気ままなハンター生活が開始……なのですが、この世界は甘くありません。

まずは地道に調査から!怪物退治はまだ早い

チュートリアルが終わることでマップ上に表示される「痕跡集め」「悪霊特定」「掃除」の依頼を自由に受けられるようになります。依頼の基本的な流れは、クエストの現場で調査や戦闘のタスクをすべて終わらせて脱出するのが目的です。

プレイヤーは能力も装備も貧弱な駆け出しハンター。まずは比較的安全な「痕跡集め」「悪霊特定」をこなすのがおすすめです。エリア内の怪物をすべて倒す「掃除」も初期状態でクリア可能ですが、何かと経費もかかるのである程度ゲームに慣れるまでは後回しにしておくのが無難です。

うごめく不気味な触手。
こちらに攻撃はしてこないものの電子ツールを妨害する嫌なやつ。


調査系のクエスト現場では「電磁波探知機」「ブラックライト」などのツールで怪しい場所を調査して「痕跡」を探します。調査中はポルターガイストによる妨害や怪物(Cryptid)の襲撃があることも。多くの怪現象は音などの徴候があるため、まずは慎重に行動する事が重要です。

また、エリア内にいる死体を調査すれば「敵の種類や位置」を特定することも可能。チュートリアルミッションでも「蜘蛛が出る場所へガソリンで火炎トラップを仕掛ける」などの基礎を学べますが、この世界はとにかく準備と情報が生き残るためのポイントなのです。




なお、クエスト中に体力が尽きた場合はクエスト失敗になります。なぜか死なない主人公は家に帰還しますが……。

お金を稼げ!自身を強化せよ!

集めた「痕跡」はバーに入るフィクサーに売ることで換金可能。クラフトアイテムの素材にもなりますが、最初は気にせず売ってしまいましょう。序盤はとにかく簡単な依頼を繰り返し、お金と経験値を稼ぐ地道な生活が大切です。お金を稼いだら街のガンショップで装備品を購入しましょう。



ガンショップでは武器や防具品はもちろん、調査用ツールや「トラバサミ」「マキビシ」などの罠を取り扱っています。一部の重装備アイテムや罠は購入/使用にスキルが必要。スキルが無い場合は使用できない、行動ペナルティなどのデメリットがあります。

序盤でおすすめなのは「包帯」です。本作には、初期装備で即時回復アイテムの注射(2種類)があるのですが、使用すると「クエスト中に最大体力が下がる」というデメリットがあります。包帯は時間がかかるのですが、デメリットなく回復できる便利グッズです(包帯もスキルが無いと回復がさらに遅くなりますが……)。


何故か回避能力が上がる下駄。
NINJAスキルが必要です。

地図も便利なのでおすすめ。

スキル取得は、回復力と体力アップに繋がる「ファーストエイド」は必須。そのほかは、プレイスタイルに合わせて罠を仕掛ける狡猾ハンターになるもよし、銃器と重装備を極めた脳筋ハンターになるのも自由です。ただし、どのハンターでも大切なものがあります。それが「情報」です。

情報を買え!情報は生存力だ!

フィクサーは「痕跡」の買取だけでなく、Cryptidの生態を記したメモの販売も行っています。チュートリアルで戦ったクモであれば「火炎が有効だがマキビシが通じない」、次に戦うことになるであろう巨大ムカデは「マキビシや銀の銃弾が有効」などの弱点が明らかになります。


フィクサーからは装備の設計図も購入可能。

こちらの被害や消耗が少ないことは稼ぎにも繋がるので、情報やCryptid対策への投資にお金を惜しんではいけません。クエスト中は開始位置の車のトランクに入れていたアイテムは自由に交換可能。情報を元に装備を集め、現場の状況に応じて切り替えるようにすると「プロ」っぽいかも知れませんね。

なお、ゲーム内キャラクターからの特別な依頼をこなすことで名声が上がり、新たな依頼や装備品が開放されます。とにかく地道なゲームですが、確実に敏腕ハンターへの道を進んでいきましょう。





ここまで紹介してきた『HellSign』ですが、やはり「悪霊vs文明」という構図は非常にワクワクします。情報を集め、緻密に対策することが実を結ぶプレイ感覚は非常に快感。ただし、基本的には繰り返しのゲームで、戦闘を含めゲーム自体は決して派手ではないため少し人を選ぶかも知れません。

製品版では、早期アクセス時代に比べ敵の種類やアイテムなどが増えたほかシステム自体も大きくパワーアップ。ただし、早期アクセス期間の長さで考えると「製品版のコンテンツが少ない」として低評価しているユーザーもいる現状です。過去に公開されたロードマップを含め、今後のアップデートにも期待したい部分ではあります。

なにかと情報量が多い本作ですが、公式MODサポートにより日本語で遊ぶことも可能。地道なゲームプレイを繰り返しながら強化していくタイプのゲーム好きにはオススメの一本です。

タイトル:HellSign
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2021年2月25日
記事執筆時の著者プレイ時間:7時間
価格:2,050円


《Mr.Katoh》

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