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外部GPUも接続可能なハイスペックノートPCの実力やいかに?「ASUS ROG Flow X13 GV301QH」実機レポ

ASUSが3月12日に発売予定のゲーミングノートPC「ASUS ROG Flow X13 GV301QH」。外部グラフィックスユニットも接続可能なノートPCの実力に迫ります。

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外部GPUも接続可能なハイスペックノートPCの実力やいかに?「ASUS ROG Flow X13 GV301QH」実機レポ
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ASUSが3月12日に発売予定のゲーミングノートPC「ASUS ROG Flow X13 GV301QH」は、CPUにAMD Ryzen 9 5900HSを搭載し、メモリ32GB、SSD 1TB、13.4インチで4K解像度のディスプレイ、さらにグラフィックスチップとしてGeForce GTX 1650を搭載しています。ここまでのスペックだけを見ると「なかなかハイスペックだけどわざわざ紹介する必要ある?」というツッコミもありそうですが、本機オリジナルの機能として外部接続でグラフィックスユニット「ASUS ROG XG Mobile GC31」を接続することができ、その場合はGeForce RTX 3080を搭載した超高性能PCへと変貌するのです。今回はそんな本機を発売前にお借りすることができたので、使用感などをお届けしていきます。

スタイリッシュでスリムな外観

まずは外観を見ていきましょう。表面、裏面ともに斜めに模様が入っており、放熱効率を少しでも高めるために入れられているようです。また、裏面の要所と背面、右側面には冷却のためのスリットが空けられています。


端子や機能は、USB3.2(Type-C)x2、USB3.2(Type-A)x1、外部出力用のHDMIx1、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax対応の無線LAN、Bluetooth 5.1、ヘッドホン・マイクのコンボジャックなどを搭載しています。その他、92万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵。電源ボタン部には指紋認証機能も備えています。


薄さ15.8mm、重さ1.35kgと非常に軽い本体と、持ちやすさが両立された本製品は可搬性抜群にもかかわらず、駆動時間は最大13.7時間を達成。トラックパッドは大きめで微細な操作もしやすく、キーボードにはメディアキーも備え、スピーカー音量の上げ下げやマイクミュートなども、ファンクションキーなしでワンボタンで行えるようになっています。さらにノートPCとしてだけでなく、タブレットとしても使用できる360度回転可能なヒンジは、あらゆるシーンで便利だと感じられると思います。この点は非常にビジネス面やゲーミングにおいても非常に使いやすい点だと思いました。

キーボードはファンクションキーがフルキーと並べて配置されてはおらず、4つごとにオフセットした形で配置。少し重めのタッチ感で、誤入力も非常に少なくなりそうです。

外部グラフィックスユニットの接続は簡単で、XG Mobileインターフェイス(本機のみの独自規格)にコネクタを挿し込んで、スイッチをロック側にするだけ。外す時はその逆を行えば良いだけなので、非常に脱着もお手軽です。認識と切り替えもソフトウェア側で行ってくれるため、非常にスムーズです。

各タイトルを2環境でプレイしてみると…

今回、オンボードのGeForce RTX 1650と、外部グラフィックスユニットのGeForce RTX 3080の両方でプレイし、確認を行いました。結果とプレイフィールは以下の通りです。

BPM: BULLETS PER MINUTE

リズムに合わせて射撃やリロード、ダッシュを行う本作は描画のひっかかりが命取りになるタイトル。標準搭載されているGeForce RTX 1650では、140~190FPSと、想像以上に良い結果でした。

外部グラフィックスユニットのGeForce RTX 3080を繋ぎ試してみたところ、380~480FPSと快適動作。本機ではどちらの場合でも余裕のある動作が可能でした。

Slime Rancher

スライムを大量に飼育することができる本作では高負荷をかけられると予想し、まずはGeForce RTX 1650で試してみたところ、筆者のスライムを大量に詰め込んだワールドで70FPSとそれなりに高いフレームレートが出ていた印象。しかし、体感ですが少しひっかかりを感じるところがあったことを付記しておかなければなりません。

GeForce RTX 3080の場合も爆発的にFPSが上昇したわけではなく90FPS止まりと、性能的には問題ないはずですが、予想よりも落ち込んだ結果となりました。

Valheim

大流行しているバイキングサバイバル生活を楽しめる本作でもテストプレイを実施。あえて光源が多い環境で、負荷のかかりやすい夜でテストしてみました。GeForce RTX 1650では25FPSとかなり低め。

期待を込めつつGeForce RTX 3080でもテストプレイを行うと50FPSと、こちらも予想より低め。本来であればもう少しFPSは高いはずですが、テストにおいては低くなってしまいました。

VALORANT

レビューでお馴染みの本作でも、もちろんテストプレイ。結論から言ってしまうと、どちらの状態でも320FPS前後と、全く差が付かない結果となりました。もちろん、どちらの場合でも快適にプレイが可能でした。

パワー不足は全く感じられず、どこまで使えるかを試したくなる製品

今回のレポートではテストにおいて結果が出にくいものがいくつかあったことは否めませんが、全体を通して非常にハイスペックでまとまっていると感じました。良い意味で予想を裏切られた部分もあり、どこまでならゲームがプレイできるだろう?と思わせてくれる一面もあり、つい期待をしてしまうところも。

ここまでの性能を出す上で排熱はかなりのものになりますが、本体の一部が熱くはなるものの、使用において手を置く部分はそういったことがなく、快適に使用を続けられるというのは冷却設計が非常にきっちりとしていることの裏付けだと思います。

ASUS ROG Flow X13 GV301QH」は、3月12日に181,636円(税込)、「ROG XG Mobile GC31」は136,182円(税込)で発売予定です。

《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

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