縦スクロール型ローグライトACT『Rising Hell』―シンプルなドット絵でありながらも、満足感のある2Dアクションを実現している『Downwell』に驚き、影響を受けた【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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縦スクロール型ローグライトACT『Rising Hell』―シンプルなドット絵でありながらも、満足感のある2Dアクションを実現している『Downwell』に驚き、影響を受けた【開発者インタビュー】

インドネシアのインディースタジオによる地獄ローグライトアクション!

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縦スクロール型ローグライトACT『Rising Hell』―シンプルなドット絵でありながらも、満足感のある2Dアクションを実現している『Downwell』に驚き、影響を受けた【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Tahoe Games開発、PC/PS4/Xbox One/スイッチ向けに5月19日に正式リリースされた縦スクロール型ローグライトアクション『Rising Hell』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、地獄を舞台にした縦スクロール型ローグライトアクション。プレイヤーはランダムに生成される地獄から脱出するため、新たな能力を次々と身につけながら血に飢えた魔物の軍勢やボス、トラップなどに立ち向かいます。日本語にも対応済み。

『Rising Hell』は、1,010円(5月27日までは10%オフの909円)で配信中(Steam)



――まずは自己紹介をお願いします。

Tahoe Gamesインドネシアの小さな町クディリを拠点とするインディーゲーム開発スタジオTahoe Gamesです。スタジオには6人在籍していますが、本作の開発に主に関わったのは3人だけです。プログラマーのRobertus Haris、2D/ドット絵アーティスト兼アニメーターのKriswin Yuniar、そして作曲家兼サウンドデザイナーのBudhi Luhurです。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Tahoe Games本作は、2016年の下旬にスタジオ内で行った身内だけのゲームジャムで誕生しました。しかし、諸事情により開発を一旦中断することとなり、本格的に開発が再開されたのは2017年の初め頃になります。本作のゲームプレイ動画をFacebookページに投稿してみると、これがインドネシア国内のコミュニティから大絶賛されました。動画を公開して24時間以内に、72回もシェアされたのです。その後、私たちはToge Productionsとパブリッシング契約を結び、2019年から2020年にかけて、今度はコンソール版のパブリッシング契約をChorus Worldwideと結ぶことが出来ました。

――本作の特徴を教えてください。

Tahoe Games本作は、ステージの一番上を目指すアクションローグライクゲームです。満足感のあるバトルシステム、残虐性満載のアクション、激しさを演出するヘビメタサウンドが特徴です。

現時点では3人のプレイアブルキャラクターがおり、それぞれバトルスタイルが異なります(アロクは重量感のある近接攻撃、ゼロスは素早い遠距離攻撃、シドナは範囲ダメージ)。収集要素であるたくさんの秘宝やユニークなアップグレードシステムも特徴です。また、本作には「リデンプションモード」と言う難易度調整システムが搭載されており、プレイヤーは3つのライフが与えられ、すべてなくなるまでは最初からやり直す必要はありません。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Tahoe Gamesスタジオ内でゲームジャムをやっていた頃、『Downwell』には驚かされました。シンプルなドット絵でありながらも、満足感のある2Dアクションを実現していたからです。本作の縦スクロールは、『Downwell』から影響を受けているのです。残虐性や地獄というテーマは『デビルメイクライ』と『DOOM』から影響を受けています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Tahoe Games2020年12月、サウンドデザイナー(Budhi Luhur)が新型コロナにかかってしまいましたが、なんとか生き延びました。パンデミックのせいで、私たちはバラバラにリモートで作業をしなくてはいけなくなってしまったので、当初は随分と不便に感じましたが、幸運にも次第に慣れることが出来ました。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Tahoe Gamesもちろん、配信を通して私たちのゲームを楽しんでいる姿を見ることや、その様子を視聴者の方々とシェアする姿を見るのは嬉しいものです。配信者の方たちは、世界中に本作のことを広めてくれるとても助かる存在ですので、収益化もまったく問題ありません。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Tahoe Gamesこんにちは。本作を開発したTahoe Gamesです。本作はすでにすべてのプラットフォームでリリースされておりますので、日本のゲーマーの皆さんにも本作を楽しんでいただけると嬉しいです。気に入っていただけましたら、ぜひお友達やご家族にも、本作のことを教えてあげてくださいね。また、もし本作についてご質問等ございましたら、気軽にSNS(Facebook/Twitter)でご連絡ください。ありがとうございました!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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