Frogwaresが開発し、Nacon(旧Bigben Interactive)との権利関係の係争が続いているクトゥルフADV『The Sinking City』。2021年に開発元からの申請によって削除されていた本作のSteam版が再びストアページに復活しています。
本作は、2019年にリリースされたクトゥルフ要素を含んだホラーアドベンチャー。2020年に開発元FrogwaresとパブリッシャーNaconでライセンス権に関する係争が起こり、2020年中盤には一部ストアでの販売が停止しています。
2021年2月にNaconがリリースしたSteam版について、Frogwaresはいくつかの変更が行われた「デコンパイル・ハッキング」された製品であると主張。DMCA侵害の申請を行い、2021年3月にSteamストアページが削除されていました。
今回の復活に関しての両社からの公式声明はなく、どのような経緯で再びストアページが公開されたのかは不明です。なお、削除されているEpic Gamesストア版は現在も公開されていません。