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【吉田輝和の絵日記】仲間同士の連携が熱い!原作ファンでなくても十分楽しめた『エイリアン : ファイアーチーム エリート』

エイリアンの頭みてエクレアっていう人、はじめて遭遇した……。

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【吉田輝和の絵日記】仲間同士の連携が熱い!原作ファンでなくても十分楽しめた『エイリアン : ファイアーチーム エリート』
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幽霊って物理攻撃が効かないじゃないですか。

遭遇=死みたいなところがあるので、ホラー作品っておっかなくて苦手なんですよね……。

ただ、殺人鬼やクリーチャーなどの物理攻撃が効く敵が登場するホラー作品は割と平気です!

まあどっちみち僕が倒せるわけないんですけどね。

今回は、Focus Home Interactive(国内:3goo)が発売し、Cold Iron Studiosが開発するPS4向け『Aliens:FireteamElite』。本作は、『エイリアン』三部作から23年後の世界を舞台とした、Co-opプレイ対応の三人称視点サバイバルシューターです。プレイヤーは、歴戦の海兵からなるファイアチームの一員となり、エイリアンの大群に立ち向かいます。

小学生の頃、映画「エイリアン」は楽しく観ていましたし、幽霊と違ってエイリアンは物理攻撃が効くタイプの敵……!これならビビらずにすみそうです!

ソロで挑んでも頼れる仲間がついてくる!

まずはキャラクターメイキングだ。

ただ、フェイスや髪型のタイプなど、あらかじめ用意されているパーツを組み合わせるだけなので、あまり細かく作り込めるわけではない。

まあ細かく作り込んでも基本的にキャラクターの背中しか見られないわけだしサクッと作っちゃおう!お、モヒカンの髪型パーツもあるな!

キャンペーンモードは1つのエリアにミッションが3つ、4エリアで計12のミッションが用意されている。

最初の任務は、ティモシー・ホニカー博士の救助だ。

マッチメイキングの設定をパブリックにすれば野良マッチに参加できる。プライベートにすればフレンドのみ、またはソロでプレイ可能だ。ソロの場合、NPCが仲間としてついてきてくれる。

初回プレイだからソロで様子見だな。

最初のミッションの舞台は廃棄された製材所だ。指定されたポイントに向かって進む。

むむむ、映画さながらの緊張感があるな。いつ物陰やダクトの中からクリーチャーが飛び出してくるか……ビビリの僕はおっかなびっくり進んでいく。

とはいえ、NPCの仲間2人が付いてきてくれるのはありがたい。心細くなっても後ろを振り向くと、ほら……

って、NPCの顔怖っ!

 

NPCは、アンドロイドなので見た目は完全にマネキンだが、口の動きや周囲を警戒する動作は人間臭い。

通路をビクビクしながら進んでいると天井から物が落ちてくることがある。

これは、「ほらほら、天井から急にエイリアンが出てくるかもよ~」とプレイヤーの恐怖心を煽る演出なのだが、「コントかよ」と言いたくなるほど頻繁に落ちてくるので逆にほっこりする。

とうとうエイリアンが出現!って、数が多くない?

ゼノモーフランナーは、ショットガン一発で倒せるいわゆるザコ敵だが、一度に大量に出てくるので厄介だ。

そんな大量に出てきたら……

エクレアみたいな頭しやがって……エクレア食べたくなるじゃないか……!

とにかく数が多い!恐怖を感じるエイリアンの大群!

本作にはクラスシステムが用意されており、ガンナーやデモリッシャー、ファランクスなどのクラスには、それぞれに専用のアビリティが存在する。

ミッション中以外は各種クラスに自由に変更が可能だ。

ガンナーのアビリティであるオーバークロックは、射撃速度やリロード速度を大幅に上昇させる。通常は連射速度の遅いスナイパーライフルでもかなりの速度で連射出来るようになるので、強敵が現れた時に使うと一気に倒せるぞ。

ドクは、自分や仲間を治療する応急処置ステーションを展開出来る。ゲーム中に入手出来る治療キットは1つずつしか持てないため、回復手段が増えるのは非常に助かるのだ。

それぞれのクラスにはランクがあり、ランクが上がるとパークが取得出来る。低ランクでは、パークの装備スロットがほとんど開放されていないため、いかに狭い隙間に有効なパークを装備するかが重要になる。

「これはいらない、あれはいるな」なんて旅行の準備をしているようでちょっと楽しい。

装備やアビリティを整えたら、次の戦いに挑むぜ。

最初のエリアは、いかにもSFホラーといった雰囲気の施設だったが、次のエリアはひらけた地上だ。

ホラー成分が薄れてビビリの僕もニッコリ!

基本的なミッションの流れは、指定された目的地へ進み、押し寄せる敵の大群を倒し、また新たな目的地へ向かうものだ。

とにかく敵の数が多すぎて弾切れの心配をしてしまう。

こちらに向かって酸を吐いてくるゼノモーフスピッターや……

強靭な肉体と攻撃力を持つゼノモーフウォーリアーなど、厄介で強力な敵も登場する。

敵の大群を安全に捌くために壁を背にして戦っていたが……ヤツらは前後左右に天井、どこからでも現れる。

安全地帯なんてどこにもない。

僕はパニックになり、同じミッションで何度も敵に掴まれると獲得出来る不名誉なトロフィーを手に入れ、そのまま息絶えてしまった……。

固有アビリティで仲間を助ける協力プレイ!

いくつかのミッションをこなし、ランクも順調に上がってきた。

ミッションをクリアすると、経験値以外にも武器のアタッチメントやクレジットなどの報酬が手に入る。

クレジットを消費して、武器やアタッチメント、パーク、消耗品の購入が可能だ。

その他にもエモートや、武器やキャラクターの見た目を変更するカスタマイズパーツも用意されている。

その中でも重要なのがチャレンジカードだ。

使用すると「ミッション中に一度も倒れることなくクリアする」「武器の最大弾薬数が減少する」といった条件やマイナス効果が付与されるが、その分経験値や報酬が増加する利点があるのだ。

買い物を終え、パークもかなり装備出来るようになった。

そろそろオンラインでプレイしても他のプレイヤーの足を引っ張らないレベルには成長出来たのではないだろうか。

プレイ開始から5時間、ようやくオンラインプレイに挑むぜ!

プレイする難易度やミッションによってはマッチングしないことも多いが、今回は部屋を立てて程なくして2人のプレイヤーが参加してくれた。

オンラインモードでもチャレンジカードは使用出来る。だがリスクの大きいカードを使うと他のプレイヤーにも迷惑がかかってしまうので、カード選びは慎重に行う必要がある。

NPCの仲間と違って、セントリーガンなどの消耗品をガシガシ使ってくれるので攻略がかなり楽だ!それにクラス固有のアビリティで連携も取れるので非常にありがたい!

大抵のアビリティは自分だけではなく仲間にも効果があるので、たとえゲームの腕前が低いプレイヤーだとしても、固有のアビリティを適切なタイミングで使ってくれるだけで助かるのだ。

腕前が低い僕にとっても助かるゲームバランスに感謝しながら……発動するぜ、ガンナーの固有アビリティ「オーバークロック」を!

あ、適切なタイミングで使えなかったよ……。


現在のプレイ時間は20時間ほど。計12のキャンペーンミッションは難易度スタンダードで7時間ほどでクリア出来ました。

クリア後は、さらなるクラスや高難易度、ホードモードがアンロックされますし、最高ランクまで上げていないクラスがいくつか残っているので、まだまだ楽しめそうです。

上にも書きましたがクラスごとの固有のアビリティが強力なので、僕のようなゲーム下手でもチームにまあまあ貢献出来ていたのは嬉しかったですね。

しかし、ミッション中は基本的に敵の大群を殲滅してちょっと進んでまた大群を殲滅しての繰り返しなので、単調に感じることが多かったです。ストーリーについては「知ってるでしょ?エイリアン」とばかりに専門用語バリバリだったので、映画の内容を殆ど忘れている僕はいまいち掴めませんでした。きちんとストーリーを把握したいなら「エイリアン」三部作の視聴を推奨しますが、サバイバルシューターとしては、恐ろしげなクリーチャーが襲ってくる程度のふわっとした認識さえあれば楽しめると思います。

なお編集担当は、かなりの頻度でフリーズが起こったそうです。幸い僕は一度もフリーズしませんでしたが、ネット上では同様の声もあがっているようです。今後のアップデートでの改善を期待しています。

『Aliens:Fireteam Elite』はPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PCを対象に発売中。価格は、通常版が4,950円(税込)、DLC「Endeavor Veteran Pack」が含まれた『スペシャル エディション(パッケージのみ)』が5,720円(税込)、『スペシャル エディション』の内容にシーズンパスが含まれた『デラックスエディション(ダウンロードのみ)』が7,700円(税込)です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 最近、『スカイリム』を二人でプレイする絵日記企画「スカイリム二重人格ロールプレイの旅」をはじめた。同企画の最新話通知用Twitterはこちら。吉田輝和個人のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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