大阪で開催されるインディーゲーム展示イベント「ゲームパビリオンjp」に2026年も行ってきました! ……って、ゲームパビリオンは今年3月にも開催してなかったっけ? そう!なんと今回は、2026年2回目の開催なんです。

開催地である京セラドーム大阪の近隣には、イオンモールをはじめとするショッピングモールが立ち並んでおり、イベントの合間に食事やちょっとした買い物も楽しめました。ちなみに僕はイベント終了後、担当編集と一緒にカプセルトイを見たり、各店舗で買い物したりとオタクグッズ巡りを満喫していました。
ノスタルジックなピクセルアートで描かれたコマンド入力式ADV『駅前のカフカ』
最初に紹介するのは、Neji. Gamesが手掛けるPC向けタイトル『駅前のカフカ』!
本作は、駅前を舞台に、キーボードでコマンドを入力して探索や会話を進めていくアドベンチャーゲームだ。

表示されているマップ全体を見回したければ「look」と入力し、左のマップに移動したければ「left(lだけでも可能)」と入力する。
僕(43歳)は、コマンド入力式のADV世代ではないので「懐かしい」といった感覚はないのだけれど、あまり触れてこなかったジャンルなだけあって、ひとつひとつコマンドを手打ちしていくのは新鮮味があるな。

基本のコマンドは画面下に表示されているが、それ以外はマップを調べてヒントを探し、「開けるはopenで、渡すはgiveかな?」と自分でコマンドを導き出さなければならない。難易度は上がるが、その推理がピタリとはまった瞬間の爽快感はたまらない。

今回の試遊では、コマンドが書かれたおたすけ単語カード(物理)が用意されていたぞ。僕のように英語力のない人でも安心仕様だった。

そして、駅構内でうずくまっていた少女は、主人公と面識があるようだ。駅で拾ったマフラーをかけてあげたり、定期を忘れた彼女に切符を買って渡してあげたりして交流を深めていく。

主人公とお別れするときに、彼女はいつも3回振り返るらしい。改札の前で1回、改札を通って少し歩いたところで1回。そして、見えなくなりそうなくらい離れたとき、もう1回振り返るのだ。あ、甘酸っぱいぜ……!
第1章では駅構内が舞台だったけれど、第2章、第3章とどんどん広がりを見せていくようだ。
『駅前のカフカ』は、PC(Steam)向けに2027年に発売予定!
不穏なディストピア世界のRPG『鯨骨 -ゲイコツ-』

次に紹介するのは、MBDF氏が手掛けるPC向けタイトル『鯨骨 -ゲイコツ-』!
本作は、ゲームボーイ風のビジュアルで表現された、不穏さ漂う深海ディストピアRPGだ。

終末を生き延びた人類は海深くへ逃れ、ゆるやかに絶滅へと向かっている。彼が主人公だろうか。

主人公の母親はすでに亡くなっており、遺体は保存されている。しかし、資源の乏しいこの深海では、家族も身体も使い回されるのが当たり前だ。

母親も“ショキカ”されたあと、何らかの方法で再び蘇るらしい。

良いのか悪いのか、完全な死がない世界なんだな……と思っていたけれど、母親の遺体を安置している部屋に侵入者が現れ、母親の遺体を燃やしてしまった。もうこれでは“ショキカ”はできなくなってしまった。死があったじゃん!
出展されているバージョンはまだプロローグのため、詳しいストーリーは明かされていない。しかし、機械によって身体の状態を監視・管理されるディストピアな世界であることは伝わってくる。 今後の不穏な展開が楽しみだ。
『鯨骨 -ゲイコツ-』は、PC向けに発売予定!
海のお魚、1,000万匹釣れるかな?インフレ釣りゲー『海の魚、ぜんぶ釣る』
最後に紹介するのは、ピースが手掛けるスマートフォン/Steam向けタイトル『海の魚、ぜんぶ釣る』! 本作は、海にいる総計1,000万匹の魚をすべて釣ることを目指す短編インクリメンタル釣りゲームだ。
釣りをするとき、気合を入れて「今日は海の魚、全部釣っちゃうぞ~」なんて言っちゃうこともあるが、もちろんただの誇張だ。現実的に見ると釣れてせいぜい10匹、20匹程度だろう。しかし、本作では1,000万匹の魚を釣り上げるのが目的なのだ。

海にはさまざまな魚が泳いでおり、船の上から釣り糸を垂らして魚に触れると、そのまま釣り上げられる。1匹釣り、もう1匹釣り上げて帰還する。このペースでは、いつ1,000万匹を釣り終わるのかわからないな。

しかし、釣りをするたびにポイントが手に入り、そのポイントでさまざまなスキルを習得できる。釣れる魚が増えたり、効率が上がったりと少しずつできることが増えていくので、途方もない数字も意外と現実味を帯びてくる。

出展されていたバージョンは、短時間で本作の魅力を堪能できるよう、一度の出航で大幅なスキルの強化が可能になっている。
一度に出現する魚の数の増加スキルも大幅に強化されているので、さっきとは打って変わって、画面上に魚の大群が現れた。

こうなるともう、釣り糸を垂らすだけでポコポコと魚が釣れていく。気持ち良い~~~!

初見のテイで試遊していたけど、実はイベントの数日前に本作の配信が始まっており、僕はエンディングまでガッツリ堪能し終えていたのだ。製品版と試遊版、プレイする順があべこべになっちゃった。
『海の魚、ぜんぶ釣る』は、iOS/Android向けに配信中。PC(Steam)向けには、2026年11月にリリース予定!
今回はゲームパビリオンjp会場から、この3タイトルをご紹介しました!
他にも、悩み多きイケメン囚人の悩みを解決してあげる『囚人カウンセリング』や、中二病ワードを翻訳するADV『さとり中二病相談室 -第二現実の翻訳者-』など、面白いタイトルが盛りだくさんなイベント。運営による実況および会場紹介動画も配信されているので、気になる方はチェックしてみてください。
では、次回のイベントレポート絵日記でお会いしましょう!













