【吉田輝和の絵日記】『L4D』スタッフが贈るゾンビCo-opシューター『Back 4 Blood』デッキビルドで個性を伸ばせ! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】『L4D』スタッフが贈るゾンビCo-opシューター『Back 4 Blood』デッキビルドで個性を伸ばせ!

長年愛されるヒット作の予感がする!

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【吉田輝和の絵日記】『L4D』スタッフが贈るゾンビCo-opシューター『Back 4 Blood』デッキビルドで個性を伸ばせ!
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これまでMMORPGや対戦型シューターなどのオンラインゲームをプレイしてきましたが、僕がここまで長きに渡って楽しめているのはゾンビCo-opシューター『Left 4 Dead 2』くらいです。

もう10年以上前に発売されたゲームなのに、今でもフレンドと集まってプレイしています。「『Left 4 Dead 2』なら面白いし、絶対盛り上がる!」という信頼感があります。

今回は、Turtle Rock Studiosが開発し、Warner Bros. Gamesから発売されたPS5向け『Back 4 Blood』。本作は、『Left 4 Dead』シリーズのスタッフが手掛けたことで多くのゲーマーから注目を浴びているCo-opシューターです。

もちろん敵はゾンビ!プレイヤーは、『Left 4 Dead』同様に、仲間と協力してゾンビの大群を撃退しつつステージを進むことになるのですが、手に入れたカードでプレイヤーキャラクターを強化するデッキビルドなどの本作ならではの独自要素があるのだとか。一体どんなプレイ感覚なのかワクワクします!

ゾンビだらけの世界で生き残れ!

本作の舞台は、殺人的寄生虫「デビルワーム」によって人類のほとんどが壊滅させられた世界だ。プレイヤーは、「リドゥン」と呼ばれるゾンビに立ち向かう人々を操作することになる。

本作には、ストーリーを追いながら数々のステージを進む「キャンペーン」と、人間とゾンビに分かれてプレイヤー同士が戦う「スワーム」の2つのゲームモードがある。

どちらのモードもオンラインに対応しているが、とりあえずキャンペーンをソロでプレイするか。

最初から解放されている操作キャラクターは4人。それぞれのキャラクターに「スタミナ回復アップ」や「ダメージアップ」などの固有能力がある。

僕が最初に選んだのは「ダメージ耐性アップ」を持つホリー。選んだ理由は能力関係なく、ただ釘バットの装備が気に入ったからだ!

安全なセーフルームからスタートする。

設置されているアイテムボックスを開けると釘バットが入っていた。

キャラクターごとに初期装備は決まっているが固定ではないのか。せっかく釘バットキャラ選んだんだけどな……。

全部で4つのACTがあり、その中で細かくミッションが区切られている。

セーフルームから出発し、次のセーフルームへ向かうことでゲームが進行していく。

本作に登場するゾンビどもはどいつもこいつも超健脚で、プレイヤーを見つけるとダッシュで襲いかかってくる。しかも大群でだ。

ゾンビを倒すたびに徐々に返り血に染まっていく。敵も味方も血まみれだ。

パニックになった僕は、返り血に染まっている仲間とゾンビとの区別がつかず、思わず仲間をタコ殴りしちゃった……。

デッキビルドで唯一無二のキャラクター!

本作にはデッキビルドシステムがあり、「特定武器ダメージの増加」や「回復量アップ」など様々な効果を持つカードを戦いの場に持って行ける。

デッキに組み込めるカードは最大15枚で、セーフルームに到達するごとにデッキから1枚引けるのだ。

銃を撃ちまくりたいか、近接武器で暴れまわりたいか、蘇生や回復力を高めてチームに貢献したいか……プレイスタイルに応じていくつもデッキを用意しておくと便利そうだな。

ただ、カードは、プレイヤーの手助けをしてくれるものだけではない。

ゲーム中に特殊なリドゥンが登場したり、体力が徐々に低下していったりと、プレイヤーにマイナス効果をもたらす退廃カードが存在する。他にも、出題される条件をクリアすると報酬が貰えるチャレンジタイプのカードもある。

いずれにしても難易度が上がるのは間違いない。

これらのカードは、ゲームディレクターと呼ばれるAIシステムが、ゲーム進行に応じて自動で使用してくるのだ。お手柔らかに頼むよ……。

オンラインプレイで自分の役割を見つけ出せ!

ある程度コツは掴めたし、良い感じにデッキもビルドした。そろそろオンラインプレイに挑戦してみよう。

ソロプレイ時にもCPUが操作する3人の仲間が居たけど、生きた人間が操作しているってだけで心強さを感じるな。

何気なくピョンピョン飛び回っていると、他のプレイヤーたちも一緒にピョンピョン飛び跳ね始めたではないか。

攻略には全く何の意味もない行為だが、CPUではなく生きたプレイヤーが操作していることを実感出来てほっこりする。

プレイヤーの行く手を阻むのは、いわゆるザコであるノーマルなリドゥンだけではない。

プレイヤーを拘束するホッカーやクラッシャー……

巨大な腕を棍棒のように振り回すトールボーイをはじめとした特殊なリドゥンも登場する。

他のプレイヤーたちは僕と違ってなかなかの熟練者揃いで、的確に弱点部位を攻撃したり、拘束された僕をすぐさま助け出してくれたりと大活躍する。このままじゃおんぶに抱っこだ。僕も他のプレイヤーの助けにならねば!

そうだ、隠されているアイテムを見つけ出して仲間に貢献しよう。

フィールド内には、様々な装備やアイテムが落ちている。武器やアタッチメントにはレア度があり、良いものを見つけたら適宜交換していくのがいいだろう。

アイテムは部屋の奥まった場所や、物置の中なんかにも隠されているが……

中には迂闊に触れるとアラームが鳴り響き、リドゥンの大群を呼び寄せてしまう罠もあるので注意が必要だ!

やっぱり足手まとい……。


15時間ほどプレイしていますが、まだキャンペーンはクリアできず……。ACT1だけでも10以上のミッションがあり、かなりの大ボリュームです。

全ての武器が覗き込みできたり、スタミナ制があったりと『Left 4 Dead』シリーズと異なる点がいくつもありますが、一番はデッキビルド要素です。新しいカードが解放されるたびに色んなスタイルのデッキを考えるのが楽しかったです。僕のお気に入りは近接脳筋ビルドですね!また、AIシステムが進行状況に応じて退廃カードで難易度を調節するので、同じステージ・同じ難易度でプレイしていても毎回異なる展開になります。ここが『Left 4 Dead』シリーズよりもリプレイ性が高くなっています。

ソロプレイでは、一番易しいビギナーの難易度でもミッションが失敗することが多く、全体的な難易度は高めに感じました。あと、一度だけ壁にめり込みバグに遭遇しましたが、それ以降は進行不能になるバグやフリーズにも出会わず、快適にプレイ出来ています。

『Left 4 Dead』スタッフの最新作という話題性もある上に、本作はクロスプレイに対応しているので、過疎化の心配はなさそうです。『Left 4 Dead』シリーズのように長期的に渡って楽しめる定番タイトルになり得ると思います!

『Back 4 Blood』は、PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X/PCを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 最近、『スカイリム』を二人でプレイする絵日記企画「スカイリム二重人格ロールプレイの旅」をはじめた。同企画の最新話通知用Twitterはこちら。吉田輝和個人のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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