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ネコミミ少女が魔物を斬る!高難度メトロイドヴァニア『玄女誅魔録』【中華ゲーム見聞録】

中華ゲーム見聞録」第91回目は、ネコミミ少女が魔物相手に刀で戦う、メトロイドヴァニア系の高難度2Dアクションゲーム『玄女誅魔録』をお届けします。

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ネコミミ少女が魔物を斬る!高難度メトロイドヴァニア『玄女誅魔録』【中華ゲーム見聞録】
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中華ゲーム見聞録」第91回目は、ネコミミ少女が魔物相手に刀で戦う、メトロイドヴァニア系の高難度2Dアクションゲーム『玄女誅魔録』をお届けします。

本作は青島三脚猫工作室が開発し、MedusasGameによって2021年10月10日に正式版がSteamでリリースされました。青島三脚猫工作室は山東省青島市を拠点とするインディーデベロッパー。開発者は『メトロイド』や『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』『Hollow Knight』などの大ファンで、自分でも作ってみたいという一心から2018年より本作の開発に着手したそうです。


本作は東洋的世界観の中、ネコミミ少女の玄女が魔物退治をするという内容。開発者が重度のメトロイドヴァニアファンということもあり、難度は高めに設定されています。果たしてどんなゲームが出来上がったのか、そして筆者の腕で通用するのか。早速プレイしていきましょう!

魔物を誅するネコミミ少女

ゲームを開始すると、簡単なストーリー紹介があります。人界と魔界の境に位置する「霊山」、そこに魔気が集まり魔物が現れるようになったため、玄女は単身で誅魔に向かいます。難度選択が無いのが気になりますね。難しくて全然進めないというのが無いことを願いたいです。

手描きイラストによる、3頭身にデフォルメされたゲーム中のキャラ。玄女のモーションだけで200枚以上ものイラストを描いたそうです。色々な動きがあるので、見ていて楽しいですね。デフォルトではキーボード操作ですが、パッドにも対応しています。

灯篭のようなオブジェクトの前で上を押すとヒントが現れます。これ以外にもセーブ地点となる灯篭が存在(後述)。画面左上にある3つの赤い楕円はHPで、すべて尽きた場合、最後にセーブした灯篭まで戻されます。

空中でもう一度ジャンプボタンを押すと2段ジャンプになります。壁の縁近くまで到達すると、自動的に縁をつかんで這い上がってくれます。しかし何度やっても崖の上に届かない。「いきなり詰んだ」と思いましたが、しっかり垂直ジャンプ(横に方向キーを入れない)して頂点で2段ジャンプすることで届きました。こんな開幕で10分以上も躓いてしまったため、今後が不安になってきました。

しばらく進むとヒョウタンを入手。飲むとHPが2マス回復します。消費アイテムですが、セーブ地点に戻ると補給できるので、危なくなったらケチらずに使うといいでしょう。それとパッドのRTでダッシュができます。緊急回避に使えそうですね。

ちなみに、画面にある光る灯篭がセーブ地点HPの全回復とヒョウタンの補充をしてくれます。マップのあちこちにあるので、できるだけ早期に発見した方が探索は楽になるでしょう。玄女が死んだ場合、最後のセーブ地点まで戻されます。

敵が登場。パッドのXボタンで攻撃です。ボタン連打で3連続攻撃になりますが、3段目の攻撃力が特に高いので、できるだけ3段目まで当てていきたいですね。ただ、敵の反撃が速いので「1~2発当てて逃げる」のようなヒット・アンド・アウェイ戦法が中心になるかと思います。

敵を倒すとお金が散らばります。後で買い物や玄女のアップグレードに使用が可能。死ぬとペナルティとして所持金額の半分が失われますが、死亡した位置に玄女の幽霊が残り、それに触れると回収できます(後述)。

行く手を阻む強敵達

攻撃が厳しくなってきました。画面に見える植物のような敵は青い玉を吐き出すだけでなく、その玉が床に着地すると広範囲に爆発を引き起こします(どれだけ広いかは画面参照 )。

ダンジョン内は玄女の周りがぼんやり明るく、その範囲外は暗くなっています。その範囲外から玉を撃ってくることもあるので注意が必要です。とにかく本気で殺しに来ているような配置ですね。

隠し通路を発見。奥に進むと宝具が落ちていました。宝具はスロットにセットすると効果を発揮します。ゲームスタート時はスロットが一つしかありませんが、アップグレードで増やせます(後述)。

パッドのLBで、これまでに通ってきたエリアのマップを確認できます。画面上部には何パーセント探索したかも出てくるので、自分の進行状況を把握できるでしょう。ちなみに、死亡してセーブ地点に戻されても、通過したエリアのマップは保持されます。

木の蔓の中に閉じ込められていた方頭大師という僧。ここは九霊寺という寺で、どうやら先程まで戦っていたのはこの寺の僧達だったようです。

元より霊山にある門は、魔物の出現口になっていました。その門を9種の霊気による「九霊封印」によって封印していたのですが、それが解けてしまい、発生した魔気で僧たちが魔物化してしまったとのこと。玄女は方頭大師に門の封印を頼まれます。

道なりに進んでいくと最初のボスが登場。攻撃パターンは、「突進」か「棍棒を振る」かの2種類だけなのですが、突進速度が結構速い。2段ジャンプを使ってかわし、背後からチクチク攻撃を加えるという方法で何とか撃破!結構戦えるようになってきました。

……と思ったら、その帰り道に落とし穴に連続で引っ掛かり、膝を付いて倒れるアニメーションとともに死亡。セーブ地点まで戻されましたが、ボスは一度倒せば二度と復活しないので、再戦はしなくて済みました。

さらなる戦いの場へ

セーブ地点から再開すると、前述したように死んだ位置に玄女の幽霊が残ります。死ぬとお金が半分になりますが、幽霊を回収すれば取り返せます。しかし、変な所で死ぬと回収も困難になりますね。

巨大なゲートを発見。くぐってみると他のエリアも含めた全体マップが出てきました。現在、まだ他のエリアに行けません。先は結構長そうですね。というか、すでに最初のステージで結構難しいのですが……。

方頭大師の元へ戻り100コインを支払うと、スロットを1つ増やしてくれます。メニュー画面からこれまでに取った宝具をセット。宝具は基本的にパッシブ効果なので、装備すれば効果が発揮されます。「反撃時に特殊攻撃」など様々な種類があります。

しばらく進んで、次のボスが出現。全身が岩でできた巨人なのですが、先程のボスとは比べ物にならないぐらい強い。攻撃パターンは、両腕を打ち下ろして衝撃波を出すのと、横方向にパンチを放ってくるのがありますが、モーションが速いのでどちらも避けづらい。ダッシュをうまく使いつつチクチクと攻撃を加えるも、敵のHP(画面下のバー)が多いのでかなり大変です。

頑張ってボスの攻撃を減らしながらダメージを与え続けると、今度は青色の爆弾をばら撒いてきました。爆発範囲がエゲツないので、傍でばら撒かれたら最早かわしようが無い。こんなのどうしろと……と思っている内に死んでしまいました。敵のHPもまだたくさん残っていますし、かなりきついですね。

セーブ地点に戻されたので、リベンジマッチに向かいます。マップを見ると死んだ所に幽霊が表示されていますので、迷うことはないでしょう。道中の敵に強いのがいるので、今回はHP温存のためすべて無視していきます。

再戦スタート。すごく頑張って敵のHPを半分まで減らしましたが、爆弾のばら撒きがどんどんきつくなってきます。そしてまたゲームオーバー。この後何度も挑みましたが、どうしても勝てない。とにかく敵のHPが多いし、攻撃が厳しい。「2人目のボスでこの強さだったら、後の連中はどうなっているんだ」……と考えたくないことを考えてしまいます。

何回トライしたかわかりませんが、相当時間を掛けて何とか撃破!ヒョウタンも使い切り、あと一撃食らったら死亡というところでの、ギリギリの勝利です。いやー、なんと言うか「もう一度やれ」と言われたら、多分無理です。あまりに勝てないので記事書くのを辞めようと思ったレベルでした(先に進めないと記事の書きようもありませんし)。運良く勝てたとしか言いようがありませんね。

先に進むと、新しいスキルである「火の霊」を入手。火の玉を前方に飛ばします。上の画像の柱のようなオブジェクトを叩くとチャージされます。使用制限があるので、ザコ相手に気軽に使えるものではありませんね。

マップ上で通れなかった壁も、火の玉で燃やして道を作れるようになりました。これで新たなエリアへ向かうことができます。

本作にはパズル要素もあります。画像は、火の玉を使ったパズル。決まった順番で火を付けていかなくてはなりません。

さらにプレイヤーの心を折ってくる新エリアでの戦い。とにかく敵が硬いし強い。果たして玄女は魔物を封じ込めることができるのか。続きは自身の手でプレイしてみてください。

プレイヤースキルが試される高難度メトロイドヴァニア

メトロイドヴァニア好きの方が開発しただけあって、難度は高めですね。筆者もメトロイドヴァニア系のゲームはそこそこ遊んでいますが、本作の難度はその中でも上位かと。アイテムや回復剤、レベル上げによるゴリ押しはできず、プレイヤースキルがきっちりと試される作りになっています。

画面が暗い(周囲が見えにくくなっている)のも、敵の奇襲があったりなどで、本作の難度を引き上げています。コツとしては、硬い敵とは戦わずにやり過ごすという方法で進んでいくのがいいでしょう。「戦う敵と戦わなくていい敵」を見極めるのが重要ですね。

難度の高いゲームですが、登場キャラクターは可愛いので、プレイ継続の原動力にはなるでしょう。現在、サポート言語は中国語(簡体字)と英語のみですが、アクションゲームなのでアイテム効果が読めればプレイに支障はないかと。しっかりメトロイドヴァニアしている作品なので、ジャンルのファンやアクションゲームの腕に覚えのある方は、本作を試してみるのもいいかと思います。

製品情報

『玄女誅魔録』
開発・販売:青島三脚猫工作室、MedusasGame
対象OS:Windows
通常価格:1,320円
サポート言語:中国語(簡体字)、英語
ストアページ:https://store.steampowered.com/app/1490460/_/
※本記事で用いているゲームタイトルや固有名詞の一部は、技術的な制限により、簡体字を日本の漢字に置き換えています。

■筆者紹介:渡辺仙州 主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、「マイナーゲーム.com」「マイナーゲームTV」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「西遊記」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。著者Twitter「マイナーゲーム.com」Twitter
《渡辺仙州》

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