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37年越しの発見!「Windows1.0」のイースターエッグにゲイブ・ニューウェル氏の名前が見つかる

元々マイクロソフトでキャリアをスタートし、Windowsの開発にも携わっていたゲイブ。名前が残されていること自体は不思議ではありませんね。

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37年越しの発見!「Windows1.0」のイースターエッグにゲイブ・ニューウェル氏の名前が見つかる
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私達の生活にもはや欠かすことのできないWindowsですが、その最初期のOSである「Windows1.0」のイースターエッグにある人の名前があることが明らかになりました。ずばりValve CorporationのCEO ゲイブ・ニューウェル氏その人です。

今回発見されたイースターエッグは、Windows開発チームの人名の一覧を表示するというもので、Lucas Brooks氏によって発見されました。氏の解説によれば発見にこれほどの時間を要したのは、ひとえにその隠し方の巧みさによるとのこと。

このイースターエッグは笑顔のbitmap画像の末部に暗号化されて配置されており、「Windows1.0」の発売当時にはbitmapファイルの抽出手段は存在しなかったからだそうです。いわば、便利なソフトの登場が、過去の中に埋もれた秘密に再度光を当てたと言えるでしょう。ちなみに類似のイースターエッグは他のTwitterユーザーにより、「Windows 2.x」にも残っていることが確認され、同じくニューウェル氏の名前も確認できます。

ニューウェル氏はハーバード大学を中退後にマイクロソフトに勤め、そこで成功の波に乗ったいわゆる “マイクロソフト・ミリオネア”の1人で、同様にValveの共同設立者であり、『Half-Life』の主任プログラマーとしても知られるマイク・ハリントン氏もマイクロソフトの社員でした。その後、Valveはゲーマーにはお馴染みの『Portal』や『Half-Life』、『カウンターストライク』といった有名作を次々と世に出すとともに、ゲーム配信プラットフォームであるSteamでも広く知られることとなります。

サプライズで「Steam Deck」を配達するゲイブ

最近ではValveが開発・発売したポータブルゲーミングPC「Steam Deck」を自ら配達している姿も確認されているほか、NFTに対して独自の見解を述べるなど、様々なところで話題にのぼるニューウェル氏ですが、まさしく思いもよらないところでの痕跡の発見となりました。

もしかすると、今何気なく使っている目の前のWindowsにも、数十年後に新しいイースターエッグが発見されるかもしれませんね。


《K.K.》


SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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