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スクウェア・エニックスが『トゥームレイダー』『Deus Ex』など50タイトル以上のIPとスタジオをEmbracer Groupに売却

『ジャストコーズ』シリーズ、『ライフ イズ ストレンジ』シリーズ、『OUTRIDERS』等のIPに関しては、引き続きスクウェア・エニックスに帰属するとのこと。

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スクウェア・エニックスが『トゥームレイダー』『Deus Ex』など50タイトル以上のIPとスタジオをEmbracer Groupに売却
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スクウェア・エニックスは、スウェーデンのEmbracer Groupへゲーム開発スタジオと、『トゥームレイダー』や『Deus Ex』など50タイトル以上のIPを売却する、株式譲渡契約を締結したことを発表しました。

売却されたスタジオはリブート版『トゥームレイダー』の開発で知られるCrystal Dynamics、『デウスエクス』のEidos MontréalとSquare Enix Montréalで、合計1,100人の従業員と世界中に8つの拠点を所有。IPは『トゥームレイダー』や『デウスエクス』シリーズのほか、『Thief』『Legacy of Kain』など50タイトル以上に上ります。売却金額は合計で3億ドル、日本円にして約400億円で、2022年7月~9月にかけて契約が実行されるといいます。

この買収によってEmbracer Groupは、14,000人以上の従業員と10,000人のゲーム開発者、国内に124のスタジオを持つ、アメリカで1番多くのゲーム開発者を抱えるグループになると明かしています。またスクウェア・エニックスのアメリカ・ヨーロッパ支社のCEOフィル・ロジャース氏は、「Embracerは、あらゆるメディアで新しいパートナーシップを構築し、フランチャイズの可能性を最大限に引き出し、並外れたエンターテインメントを作るという当社の夢を実現します」とコメントしました。

今回の契約の狙いとしてEmbracer側は、『トゥームレイダー』新作を含む人気の高いフランチャイズやオリジナルIPによる商業的機会の構築を挙げました。一方スクウェア・エニックス側は、事業環境の変化に対する経営資源のより効率的な配分で、中核事業の成長と新規事業の立ち上げを加速させることを発表しています。なお、この「効率的な配分」の中には、ブロックチェーンやAI、クラウドといった領域への投資も含まれているようです。

スクウェア・エニックスはさらに、海外のパブリッシング機能と東京本社との連携を強化し、現在のガバナンス体制および報告ラインの見直すことでグループ統合経営を推進。スタジオが今後発売するタイトルの世界的な収益最大化を目指すという目的も明かしています。

ちなみに、同社の今後の開発体制は国内の各スタジオと、海外のSquare Enix External Studios、Square Enix Collectiveとなる模様。さらに、これまで海外スタジオが中心となって開発していた『ジャストコーズ』シリーズ、『ライフ イズ ストレンジ』シリーズ、『OUTRIDERS』等のIPに関しては、引き続き同グループに帰属するとのことです。

また、Embracer Groupは日本時間5月2日16時より、今回の買収に関するプレゼンテーションをオンラインで配信。同グループのCEOであるLars Wingefors氏のほか、スクウェア・エニックスからフィル・ロジャース氏、そして買収される3社のスタジオヘッドたちが登場し、プレゼン後には質疑応答も行われています。

質疑応答では、Crystal Dynamicsによる『Marvel’s Avengers』とEidos Montréalによる『Marvel’s Guardians of the Galaxy』に関して、両作ともに今回の契約に含まれているため、買収の完全な完了には外部ライセンス所有者(マーベル・コミック)による承認が必要になる可能性があるかもしれない、というやり取りが飛び出しています。

《DH》

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