
CD PROJEKT REDのオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』に、10月22日、最新アップデート「パッチ2.5」が配信されました。今回のアップデートは、Netflixで配信中のアニメ「サイバーパンク: エッジランナーズ2」に基づいた内容となっています。
Game*Sparkでは、2023年にも本作の再訪プレイレポートを掲載しました。発売から6年の時が経とうとしている今もなおアップデートが届くことには、率直に感謝と嬉しさを感じます。
また、今回のアップデートを楽しむにあたって筆者もアニメ「エッジランナーズ2」を視聴しました。巷では賛否両論あるようですが、個人的にはかなり気に入った作品だったので、今回のアップデートは配信前から楽しみにしていました。では、実際のアップデート内容はどうだったのでしょうか。さっそくナイトシティを再訪してみましょう。

今回の目玉となるのが、「エッジランナーズ2」の前日譚を描く新サイドクエスト「Clampdown/弾圧」です。メインジョブ「強奪」をクリアし、ワカコの依頼を2件完了するとクエストが解放され、ワカコから届くメッセージで開始できます。
クエストは、キングの依頼を受けて刑務所に潜入するというもの。詳しい内容は伏せますが、「エッジランナーズ2」へとつながる前日譚として楽しめる内容になっています。作中の登場人物の姿を直接目にすることはありませんが、通信を通じて会話できるため、2022年の「エッジランナーズ」アップデートで追加されたクエストよりも、アニメの内容とシンクロしているような気持ちになれました。

クエストの報酬は、キングをモチーフにした5点からなる衣装セットと、キングの銃「ブーリャ CORONATION」。キングの姿になりきってフォトモードを楽しむ……という「コスプレ」的な遊び方も、前回のエッジランナーズアップデートに引き続き健在です。

前回の再訪ではルーシーのアパートを探しましたが、今回は「エッジランナーズ2」の登場人物、ロマン・カラックスの家とされる場所を訪れてみました。ちなみに現地までは自動運転に任せてみたのですが、相変わらず事故と隣り合わせのヒヤヒヤ運転。ゲームの自動運転がこんなにうまく行かないんだから、現実で自動運転とか無理では?とかどうしても考えてしまいます。ロマンの家には特にゆかりの品が置かれているというわけではないのですが、「デジタル聖地巡礼」ができるのは嬉しいところ。アニメを観たら、ゲームもプレイしたくなりますよね。

マンティスブレード、ゴリラアーム、モノワイヤー、プロジェクタイルランチャーといった腕用サイバーウェアの見た目をカスタマイズできる「グラムドク」も追加されました。マップ上のスプレーアイコンが目印で、ナイトシティには5店舗が点在しています。店ごとに専用のボイスやアニメーションを伴う導入シーンが用意されているほか、取り扱うスキンもそれぞれ異なり、カラーも変更可能です。
筆者はマンティスブレードの色をアラサカ風に変えてみましたが、なかなかかっこよく仕上がって満足。ゲーム体験が劇的に変わったり、ゲームの寿命が大きく伸びたりする性質の要素ではありませんが、自分の「V」をカスタマイズできる幅が増えるのはシンプルに嬉しいです。

「エッジランナーズ2」関連コンテンツに加え、本アップデートのもう一つの目玉といっていいのが、「意志」スキルツリーに追加された新パーク「ダブルトラブル」です。4つの補助パークとあわせて、パワー系のピストルとリボルバーを二丁持ちできるようになります(残念ながら、今回のアプデで入手できるブーリャ CORONATIONはテック系のため非対応)。
二丁拳銃といえば、どうしてもジャッキーを連想して胸が熱くなります。銃撃アクションの見た目もカッコよく、このパークをメインに据えてもう一度ストーリーを遊びたくなるほど魅力的な要素だと感じました。

ほかにも、今回のアップデートでは新ラジオ局や新しいタロットカード、フォトモードのフレームやクロスプラットフォームModなど、さまざまな要素が追加されています。特に新クエストとなる「WELCOME TO PARADISE/楽園へようこそ」はなかなかのボリュームがあり、内容もナイトシティへの理解を深められて楽しいものとなっています。あと、フォトモードの「Cyberpunk Trading Card Game」も個人的には「めっちゃいいな」と思いました。面白い写真がいっぱい撮れそうで満足です。

「最終アップデート」と銘打たれてからも、さまざまなアップデートが続いている『サイバーパンク2077』。細かく手が入れられることで内容はさらに膨大になり、遊びやすさも増しています。セール時には3,000円を切ることも多く、ニンテンドースイッチ2に対応するなど、遊べる環境の幅も広がりました。
「もう次のアップデートはないだろう」と毎回思っているのですが、こうして折に触れて遊ぶ機会が訪れるのは嬉しいもの。今回もまた、ナイトシティに戻る理由ができました。数年おきくらいに帰ってきたくなる……『サイバーパンク2077』は、筆者にとってまるで地元のようなゲームになっています。












