valveは、同社開発の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」のクライアントベータアップデートを配信しました。
本アップデートでは起動ムービーのスキップやコントローラーサポートの拡大のほか、使用中のSteam Deckに利用されているコンポーネントのモデルとメーカーを、本体を分解することなく確認できる機能が実装されています。本機能はSteam Deckの構成部品とその出所について、より明確で透明性のある情報を提供してほしい、というユーザーからの要望に基づき用意されました。
本機能は自力での本品の修理やメンテナンスにも利用されることを想定し、これらの情報を用いて交換に必要な部品を特定できるとのこと。なお、このコンポーネントリストは製造工場での組立時に本体へ組み込まれた部品を示しているため、ユーザーが出荷以降に行ったアップデート/交換/修理はこのビューに反映されないようです。
コンポーネント参照ビューへは「設定」>「システム」>「モデル/シリアル番号」ボタン(「ハードウェア」ヘッダーの下)からアクセスできます。また、本アップデートではそれ以外にも細かな修正がいくつか行われています。詳細はパッチノートをご確認ください。
本アップデートは、テスト中の機能を利用できるベータ版クライアントへ向けて配信されています。ベータ版クライアントへは、「設定」>「システム」>「Steam更新チャネル」から参加が可能です。