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【プレイレポート】『ベヨネッタ3』力を求めるなら代償を!リスクマネジメントが魅せプレイに繋がるクライマックスアクションの集大成

魔獣との連携を極めよう!

連載・特集 プレイレポート
【プレイレポート】『ベヨネッタ3』力を求めるなら代償を!リスクマネジメントが魅せプレイに繋がるクライマックスアクションの集大成
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天変地異のさなかでも、いつも不敵に笑っている。そんな無敵の魔女ベヨネッタが帰ってきた!本家スタイリッシュアクションの『デビル メイ クライ』とはいわば姉妹作のような関係ですが、ジャズ調の音楽とダンスのようなアクションで、唯一無二の蠱惑的な魅力を確立しています。最新作で特徴的なアクションはどう変化したのか?新キャラクター「ヴィオラ」と併せて見ていきましょう。

まず、一番大きく変わった点は「武器の両手両足組み合わせ」が廃止され、2種類だけ装備できるようになったこと。4点装着に限らないので、足技が減ってやや寂しさもありますが、その代わりに3体の召喚獣を使役する「デーモン・スレイブ」が加わり、「ベヨネッタと召喚獣のコンビネーション」に重点を置きました。武器2種類と召喚獣3体、それぞれ一長一短あるものをどう使い分けるか……これが『ベヨネッタ3』におけるテクニック習熟の鍵となります。

武器の組み合わせが無くなったことで、コンボ継続のしやすい武器と威力の高い武器を合わせて使えなくなり、武器それぞれの短所をカバーできません。そのため、振りの遅い、範囲の狭い武器はしっかり当てていかないとすぐにコンボが切れてしまいます。単に敵を倒すだけでない本作に於いて、コンボ継続は何よりも命。ハイスコアを狙うなら一回の空振りさえも許されません。メニューを開いて付け替えることは可能ですが、基本的には装備した2つの武器の特性が旧作以上に響いてきます。

一長一短の特性は新要素「デーモン・スレイブ」でも同様です。前作の『2』では「アンブランクライマックス」で一方的に攻撃をしていましたが、デーモン・スレイブでは召喚している間はベヨネッタが無防備になるというデメリットがあります。今作の各Verseでは、ベヨネッタ自身では不利になる大型の敵が配置してあるため、魔獣の攻撃で弱らせる「ブレイク」で一部攻撃を封じない限りうかつに手を出せません。ブレイクが発生すると敵の部位にクラックが生じ、それを使った攻撃が不可能になります。そうすることでベヨネッタも安全に直接殴れるのです。

大型の敵は画面外からの大振りな攻撃も多いため、ベヨネッタで相手できる小型を倒してから、とするのは難しいでしょう。魔獣の攻撃は遅く、小型の敵をまとめて倒すのには向きません。魔獣自身が攻撃を受け続けると退却や暴走の危険もあります。

素早い小型の攻撃をいなしつつ、隙を見て召喚で大型をブレイクさせる。魔力消費の関係からこの2つは並行してこなすのが望ましく、攻撃の優先順位の判断、魔獣のダメージの状況、敵の攻撃を避ける集中、かつコンボポイントを稼ぐテクニックと、周囲の状況を見る忙しさが大きく増しています。

その一方でベヨネッタが反撃する手段も増えており、ウィッチタイムの代わりに瞬間的な召喚で強力な一撃を繰り出せます。ただし、通常の回避で発生するバットウィズインが無いため、タイミングはさらにシビアに。ビームなどの遠隔攻撃には発動せず、回避の完全代用にはならないので、使うには見切りの修練が欠かせないでしょう。ハイリスクハイリターン、ローリスクはローリターンでも安定しやすい。そして習熟すればするほどリスク回避の方法が分かってくる。この案配が『ベヨネッタ3』のアクションを特徴付けているのです。

ベヨネッタの特定のコンボには魔獣召喚の連携が追加されていて、この場合は無防備の隙は発生しません。長いコンボをしっかりつなぐメリットが生まれ、隙の少ない短いコンボよりも高威力です。さらに、大技の「マスカレードレイジ」魔獣の素早い切り替えによって連係攻撃が起きる組み合わせもあり、魔獣コンボの研究もやりこみの余地がありそうです。ベヨネッタと魔獣、2キャラを同時に操作するような感覚は、前2作とは全く違う広い視野をプレイヤーにもたらしてくれるでしょう。

フィールド移動に於いても、武器に紐付く「デーモン・マスカレード」によってバリエーションが広がりました。前作までの「クロウ・ウィズイン」「パンサー・ウィズイン」、戦闘中の「ウィケッドウィーブ」の代わりに、武器毎に設定された変身能力があり、滞空、跳躍、高速移動といったそれぞれの特性を持っています。要所にあるギミック攻略ではその特性が必要になるため、その都度武器の付け替えがやや面倒ではあるものの、人間離れした多彩な姿で自在に移動できるのは魔女の本領発揮といったところ。特に縦移動に優れた跳躍能力はなかなか新鮮で、高い位置からフィールド全体を見渡せるので探索にも有用です。

新キャラクターの「ヴィオラ」は魔術が弱く、使える武器は日本刀とダーツのみ。安全に攻撃を防げる日本刀のガードが特徴です。ウィッチタイムの発動は回避ではなく、日本刀ガードのジャスト発動で起きる「パリィ」から。

ヴィオラのガードはかなり優秀で、連続では厳しいものの大半はノーダメージで受け流せます。Rボタンを押しっぱなしにしていれば安全ではありますが、ハイスコアのためには積極的にパリィを狙っていきましょう。『SEKIRO』のような弾く感覚だとうまくいかず、長めに押してしっかり受け流すつもりでやると成功しやすいです。

ベヨネッタのように広範囲をガンガン攻撃できないので、習得できる特殊コマンドと、相棒の魔獣チェシャを主に使う戦い方になります。チェシャはベヨネッタの魔獣と違って勝手に行動しますが、攻撃範囲が大きく、大型も小型もまとめて一掃できる優秀な能力があります。触媒が刀なので、その間ヴィオラはガードができない素手で戦いますが、隙無く自由に動き回れます。魔力を溜めたら攻撃はチェシャに任せて、コンボが切れないよう殴りつつ回避中心で動く。ベヨネッタ以上に召喚を意識した戦術が要求されます。

肝心のフレームレートはスイッチ移植版『1』『2』と同等に、バトル場面では淀みなく滑らかに動いてくれました。これまで移植前のハードでは厳しかったので、最初からスムーズな挙動でできるのは何よりも嬉しいことです。他にもシリーズ恒例のミニゲームや、イベントシーンでも起動できるフォトモード、豪華な演奏で盛り上がる音楽と、「パワーアップ」と呼ぶに相応しい仕上がり。今後の「アクションゲーム」の指標となり得る大満足の作品です。


『ベヨネッタ3』はニンテンドースイッチ向けに2022年10月28日より販売中です。


ベヨネッタ3 -Switch
¥5,600
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ベヨネッタ3 トリニティ マスカレイド エディション -Switch
¥8,425
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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