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「INZONE M9」と「INZONE H9」はホラーゲームの魅力を余すことなく伝えてくれる―『バイオハザード ヴィレッジ GE』川田将央プロデューサーが語る、ソニーゲーミングギアの魅力

『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』を手がけたカプコン・川田将央プロデューサーに、「INZONE M9」と「INZONE H9」の魅力を語っていただきました。

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「INZONE M9」と「INZONE H9」はホラーゲームの魅力を余すことなく伝えてくれる―『バイオハザード ヴィレッジ GE』川田将央プロデューサーが語る、ソニーゲーミングギアの魅力
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2022年6月29日にそのヴェールを脱いだソニーのゲーミングギア「INZONE(インゾーン)」。同ブランドは「かつてない没入感と勝利」をビジョンとして掲げ、ラインナップ第1弾としてゲーミングモニターとゲーミングヘッドセットを展開中です。

本稿では「INZONE」ブランドのアイテムを実際に試用していただいたうえで、『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』を手がけたカプコンの川田将央プロデューサーに、両ラインのハイエンドモデル「INZONE M9」と「INZONE H9」の魅力を語っていただいたクリエイターインタビューをお届けします。

川田将央 『バイオハザード』シリーズプロデューサー
カプコン所属。プロデューサーとして『バイオハザード』メインシリーズからリブート作品まで手掛け、ナンバリング最新作に多種多様な新規コンテンツを収録した『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』の開発に携わる。

クリエイターの理想をかなえるためのゲーミングモニター


――『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』において、制作時でのこだわりをお聞かせください。

川田『バイオハザード7』から採用している自社製ゲームエンジン「RE ENGINE」を活用し、「現状での最高峰のグラフィックを実現しよう」「シリーズの集大成といえる作品にしよう」という思いで制作に臨みました。本作に限った話ではありませんが、暗がりの描写や恐怖を感じさせる演出は、アーティストやデザイナーの一同が強く意識しています。

――ゲーミングモニター「INZONE M9」で本作をプレイした感想をお聞かせください。

川田10.7億色表示に対応していることもあり、グラデーションの表現が非常に優れていると感じました。「自分は今、この世界に存在しているのだ」と感じさせてくれるほどにビジュアル的な説得力が高く、ゲームプレイにのめり込めるモニターであると思います。

クリエイターたちが思い描いた理想がそのまま映し出されるので、作品を手がけた自分でも、顔をモニターに近づけて細部まで見入ってしまうことが何度もありました。

――「INZONE M9」は4Kの解像度に加え、直下型LED部分駆動によるコントラスト比の高さもポイントです。こういった機能は、『バイオハザード』シリーズにどう影響するのでしょうか。

川田4K解像度はゲームを表現するうえで大きな強みとなりますし、直下型LED部分駆動による暗部の階調表現の美しさにも舌を巻きました。どのシリーズも「いかにして“黒の怖さ”を感じさせるか」というテーマを開発時に意識しているのですが、このモニターは見事に表現できています。

『バイオハザード』シリーズならではの恐怖感や美しさを浮き彫りにするシルエット表現は、「INZONE M9」が最も得意とする分野のひとつなのではないでしょうか。

――「INZONE M9」でプレイして、特に映像として映えると感じたシーンをお聞かせください。

川田特に際立っているように思えたのは、丘の上から遠くにドミトレスク城が見える冒頭のシーンです。城に入って豪奢なシャンデリアの下を進むシーンもとても美しく感じられましたね。

――『バイオハザード』シリーズは暗いフィールドを進むことも多いゲームです。そうした作品を手がけるうえで、モニターのコントラスト比や色域の広さを気にされることはあるのでしょうか。

川田“サバイバルホラー”というジャンルの性質上、どうしても色調が暗いカットは必要になります。しかし、ただ画面を暗くするだけではプレイしやすさを損なってしまうため、そういった絵作りをするときにもプレイしやすさとホラー要素を両立するためのバランス調整がシビアに求められます。

その点、「INZONE M9」は黒を美しく描写してくれるので、プレイフィールを阻害せずに“サバイバルホラー”らしさを彩ってくれます。我々が意図する「“暗がりの向こうで息をひそめている敵”の存在感や恐怖」を、プレイヤーのみなさんにそのまま感じていただけると思います。

――「INZONE M9」は独特な三脚式スタンドを採用し、キーボードやマウスをレイアウトする自由度を高めています。ゲームをプレイされていかがでしたか。

川田キーボードを斜めに傾けて置いたり、マウスとマウスパッドを使いやすい位置に置けたりと、ゲームに集中するために自分なりのスタイルを容易に構築できるのは好印象です。ケーブルマネジメントができる支柱も使い勝手がいいですね。ユニークな形状と両立できているところは、大きな魅力です。

本体のデザインで言うとアダプターが少し大きめに思えるかもしれませんが、これだけの性能を体感すれば標準的なサイズだと感じられるでしょう。このサイズにふさわしいスペックを持つモニターとして、むしろ安心感に繋がると思います。

――27インチというサイズ、144Hzのリフレッシュレートにはどのような印象を抱かれましたか。

川田27インチはゲーミングモニターとして適切なサイズであると改めて感じました。これ以上のサイズだと目の疲れが気になってしまいますし、逆にこれ以下では映像の迫力を感じにくくなってしまうというのが私の感覚です。

また、144Hzというリフレッシュレートは本作をプレイするうえで十分なスペックです。あらゆる描画が滑らかでスムーズなので、快適なゲームプレイを提供してくれます。

ゲーミングモニター「INZONE M9」詳細はこちら

恐怖感の演出とプレイしやすさを両立させたヘッドセット

――ゲーミングヘッドセット「INZONE H9」を体験した感想をお聞かせください。

川田音の定位感の表現と解像度の高さが非常に優れていますね。『バイオハザード』シリーズは、プレイヤーに空間の広がりを感じてもらうため、さまざまな方向から音を鳴らす設計にすることが多々あります。そこで「INZONE H9」は、私たちが意図する臨場感、恐怖感を余すことなく伝えてくれます。

これだけの性能で、約330gという軽さを実現しているところも素晴らしいです。イヤーパッドの質感が良く、付け心地が良いので、長時間使用しても快適なモデルだと思います。

――「INZONE H9」は、立体音響とノイズキャンセリング機能も大きな特徴です。「M9」同様、この機能が『バイオハザード』シリーズを遊ぶにあたってどのように影響するかお聞かせください。

川田『バイオハザード ヴィレッジ』の冒頭に“雪をかき分けながら夜の山中を進み、吊り下げられているカラスの死骸に出くわす”というシーンがあるのですが、そのときに突然響きわたるカラスの鳴き声や、その先にある小屋でタンスから突如、ネズミが飛び出してくるシーンなど、様々な音の定位感をしっかりと体験できるからこそ、より恐怖感が増しているように感じられました。

本シリーズが大切にしている「恐怖感」は音だけでも抱かせることができるものなので、「INZONE H9」が持つ高い解像度の音と定位感、ノイズキャンセリングによる外部からの遮断性は、恐怖感の演出に大きく貢献してくれています。特に暗闇の中を歩いているときには、実際に画面上に映っているモノ以外も見えているような感覚がありました。

――そうした「INZONE H9」の機能に、“ゲームの攻略しやすさ”に繋がる効果はあるでしょうか。

川田音が鳴っている方向を把握できれば、敵がどこから襲いかかってこようとしているのか警戒しやすくなります。プレイヤーに見えていないものへの想像力や恐ろしさを掻き立てつつも、遊びやすさに貢献していると感じます。

――「INZONE H9」は、PC用アプリ「INZONE Hub」を使うことで立体音響の個人最適化、イコライザー調整などユーザーひとりひとりに適した聞こえ方を簡単に設定できます。この専用アプリを使ってみてのご感想をお聞かせください。

川田音の聞こえ方はプレイヤーによって異なりますので、個人最適化やイコライザーによる音の調整は魅力的だと感じました。カスタマイズに対応できるソフトウェアが付属するのはユーザーフレンドリーでいいですよね。

ゲーミングヘッドセット「INZONE H9」詳細はこちら

ホラーゲームと相性抜群の「INZONE」と互いを高め合う未来

――『バイオハザード』のプロデューサーとして、「INZONE」の今後にどのようなことを期待しますか。

川田「より多くの方に、少しでも優れたゲームプレイ環境を提供したい」というのが私の考えです。『バイオハザード』シリーズとしては、より一層恐怖を掻き立てられるフィードバック機能を搭載した「新たなゲーミングアクセサリー」などの開発も検討していただければ、製品のバリエーションがさらに豊かになるのではと思います。

――最後に、ゲームの没入感を高めるうえで「グラフィック」と「音」がいかに重要であるか、あらためてお聞かせください。

川田我々は人が持つ五感の中で「視覚」と「聴覚」を強く刺激するゲームを手がけてきています。美しさや恐ろしさなど、「グラフィック」と「音」はイマジネーションを掻き立てる重要な要素ですし、それは「INZONE」が最大限に引き出してくれるものでもあります。

みなさんがかけてくださっている『バイオハザード』シリーズと「INZONE」への期待は、今後もより大きなものになっていくと思います。それにお応えできるよう、これからもクオリティの高い作品をお届けしますし、そうすることで「INZONE」ともお互いに高め合っていければと考えています。


ゲーム体験を一変させるソニーのゲーミングギア「INZONE」はゲーミングモニターとゲーミングヘッドセットの2ラインで構成されており、モニターは27インチ/4K/144Hzの「INZONE M9」と、27インチ/フルHD/240Hzの「INZONE M3」がラインナップされています(INZONE M3は2022年12月1日に発売予定)。

ヘッドセットはノイズキャンセリング機能や2.4GHz Bluetooth接続を採用したハイエンドモデル「INZONE H9」を筆頭に、2.4GHz Bluetooth接続の「INZONE H7」、USB有線接続モデル「INZONE H3」の3モデルが販売中です。どちらのラインも、各製品の詳細はINZONE ブランドサイトでご確認ください。

また、Game*Sparkではソニーによるメディア向け発表会のレポートや製品のプレビュー試用レポート記事を公開中です。

「INZONE」公式サイトはこちらCopyright 2022 Sony Corporation, Sony Marketing (Japan) Inc.
《蚩尤》

汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

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