前人未到の巨大地下迷宮探索DRPG、再び……Steam版『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』【爆速プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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前人未到の巨大地下迷宮探索DRPG、再び……Steam版『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』【爆速プレイレポ】

いよいよPC(Steam)向けにもリリースされたDRPG『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』。その爆速プレイレポをお届けします。

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前人未到の巨大地下迷宮探索DRPG、再び……Steam版『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2023年2月15日に日本一ソフトウェア/NIS AmericaよりPC(Steam)向けにリリースされた『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』について、発売前にプレイできる機会を得たので、序盤から中盤にかけて実際にプレイした生の内容をお届けしたいと思います。

記事の性質上、本作の序盤から中盤にかけてのネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。


『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』とは

本作『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』は日本一ソフトウェアが2016年に発表した『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』の実質的な続編となるDRPG(3DダンジョンRPG)です。前人未到の地下迷宮を舞台に、プレイヤーが思い思いに作り上げた「人形兵」と呼ばれる人形たちを操り、地下迷宮を探索していくゲームになります。前作との間に設定的な繋がりはなく、日本一ソフトウェア制作のDRPGが初めて……という方も問題なくプレイできるようになっています。

『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』の実内容に迫る!

破格の報酬の探索助手の仕事の募集を見た少女「ユリィカ」が、本作の主な舞台となる宮殿「ガレリア宮」にやってきたところから、物語は始まります。

彼女を出迎えたのは老いた魔女「マダム・マルタ」。ユリィカは彼女の助手として、ガレリア宮で働くことになったのでした。

ユリィカに与えられた最初の仕事は「付近にいる彷徨える魂」を見つけることです。彼女の得意とするダウジングで苦労しながらその魂を発見し、「降霊灯」に封じることに成功しました。この「降霊灯」に封じられた魂こそまさしくプレイヤーの魂であり、プレイヤーはこの通称「コーレイトウちゃん」を通じて、ゲームに干渉していくことになります。

そして語られるのはガレリア宮の地下に広がる迷宮の存在です。ワードローブの奥には前人未到の地下迷宮が広がっており、そこには「奇品」と呼ばれるアーティファクトをはじめとする多くの財宝が存在し、未知の魔物も徘徊していること、そして何より……生身の人間が立ち入ってしまうと迷宮から出た瞬間にバラバラ死体と化してしまうため、人間には探索不能な空間なのだといいます。

そこで登場するのが「人形兵」。人形に魂を吹き込んだ不死身の魔法生物をコーレイトウちゃんが指揮して操り、この地下迷宮を攻略しようという訳です。

そして、早速渡された5つの人形兵で地下迷宮への攻略へと赴くことになります。彼らの向かう先には、いったい何が待ち受けているのでしょうか――

前作から大幅に規模を増した大迷宮。壁壊しなどのシステムも健在

オープニングのチュートリアルを終えると、以降は「人形兵」のキャラクターメイクが可能になります。職業にあたる「ファセット」ごとに様々なビジュアルタイプ・カラーリングがあり、外見の幅は意外と豊富です(但し、自作画像のポートレート読み込み機能はないようです)。

また、性格やキャラクターのフレーバーテキストを設定できるなど細かい部分までキャラクターをカスタマイズすることができます。キャラクター設定が面倒という人のために「おまかせ」機能で自動的に性格や好物を決めてしまうことも可能です。ゲーム開始直後は制作できるキャラクターは3人、その後最初のダンジョンの攻略にあたって約5人まで増えるわけですが、本作では最初のダンジョンの中層で打撃属性攻撃以外がほとんど効かない敵が出てくるので、1人は打撃属性攻撃が得意なファセット「シノマシラ」のキャラクターを作っておくとよいかもしれません。

前作『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』で大々的に採用され、多くのDRPGファンに衝撃を与えた「壁壊し」は本作でも健在です。

これは文字通りダンジョンの壁をぶち壊す能力で、一見通行不能に見える場所の壁を無理やり壊して進行したり、ショートカットを無理やり開けたりするDRPGにおいては型破りな能力です。これを使用するには「リインフォース」と呼ばれるリソースが必要ですが、「リインフォース」は余りがちなので怪しい場所はガンガン壁を壊してみるとよいでしょう。たまに大量の宝箱が置かれた宝物庫のような場所もあって、そういう場所を掘り当てたときの喜びはひとしおです。基本的に壁壊しで壊した壁は1度ダンジョンを出ると復活してしまうのですが、赤い宝石が埋め込まれた壁だけは壊してもそのままで、そういう場所はダンジョンに潜るうえでショートカットとなる箇所がほとんどなので、見かけたら壊しておくとよいでしょう。

その他、ダンジョン内のギミックを突破するためのスキルとして1マス分の空間を飛び越える「ジャンプ」、普段は見えない隠された痕跡を探し出す「ホーリーライト」、一部の奈落を一気に飛び越える「ロングジャンプ」、ダメージ床地帯を無効化する「霧のヴェール」、まやかしの壁や罠を見破る「ダークライト」、水中を移動可能にする「呼吸術」など、本作では進行に応じて多くの探索スキルが登場します。これらのスキルを習得していくことで、どんどん探索の範囲が広がっていくのが楽しいのです。

最大40人パーティは本作でも健在!アイテム合成といった新要素も

ゲームが進行すると「結魂書」というアイテムが手に入るようになります。これはパーティを構成する5つの小隊のうち、1つの小隊構成を決定するアイテムで、1つの小隊には戦闘に参加するアタッカー3人、戦闘には参加しないがサポートを行うサポーター5人の最大8人編成とすることができ、最大で8人編成の5小隊、40人からなるパーティを組むことができます。(但し筆者は、本記事を書くまでのプレイでは、8人構成の結魂書は手に入っていません)

第3ダンジョンに入ったあたりからある程度自由に人形兵が作れるようになるので、いろいろと編成を考えるのが楽しくなってきます。

アイテムにもコモン・レア・エピック・レジェンダリーなどのレアリティがあり、高位レアリティの武具には『ディアブロ』シリーズのように前置詞が付くこともあります。

本作にはそれに加え装備品の「錬金合成」要素が加わりました。これは錬金可能なアイテムに素材や触媒のアイテム性能を合成して強化するシステムで、強いアイテムを集めた素材でより強くする……というトレジャーハンティングの楽しみが増しています。

『ディアブロ』風のシステムと言えば、ザコの中に交じる前置詞付きチャンピオンモンスターも本作では健在です。本作は基本的に適切なレベルとアイテムが揃っているならザコは通常攻撃連打(ボタン1発で可能)で蹴散らせるゲームバランスですが、時折ボス級のチャンピオンモンスターが混じっていることもあります。こうした赤いオーラをまとったザコ敵や、特定の範囲内を歩き回る大型敵(『世界樹の迷宮』でいうところのFOEですね)に遭遇した場合は要注意。時には逃げることも含め、適切な戦術で切り抜けていきましょう。

迷宮と奇品をめぐる物語。君はすべてを解き明かせるか

ガレリア宮の所有者であるビスマン卿の目的は迷宮内に残された「奇品」の中でも強力な能力を持つ7つの「特異性奇品」を発見することです。プレイヤーが地下迷宮の探索を命じられ、人形兵たちとともに迷宮を奥へ奥へと進むことになったのもそのためです。しかし7つの奇品が揃ったとき、何が起こるのかは全くの謎に包まれています。

前作同様、幕間で登場する人物はいずれも何らかの事情を抱えた、一癖ある人物ばかり。

迷宮を隅から隅まで探索し、奇品を集め終わったときにいったい何が待ち受けるのか?そしてガレリア宮をめぐる人々の運命はどうなるのか。それを解き明かすのは、プレイヤーとその分身・コーレイトウちゃんに任されています。


『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』Steam版は2023年2月15日より、PC(Steam)向けに6,578円で配信中です。

  • タイトル:ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団

  • 対応機種:PSVita/PS4/スイッチ/PC(Steam)

  • 記事におけるプレイ機種:PC(Steam)

  • 発売日:2020年11月26日(PS4/PS Vita)/2023年2月15日(PC(Steam))

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:17.5時間

  • 価格:6,578円


ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団 - Switch
¥4,445
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団 - PS4
¥4,950
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《ずんこ。》

石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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