いよいよローンチが日本時間2023年3月1日に迫る『Destiny 2』大型拡張コンテンツ「光の終焉」。
先日、それに先駆けてBungieはメディア向けのオンラインプレビューイベントを開催しました。本稿ではそこで明かされた情報と質疑応答の様子、さらに今までに公開されている「光の終焉」の内容をひとまとめにして紹介します！
6年目拡張コンテンツ「光の終焉」の概要
『Destiny 2』はBungieが2017年9月に発売したオンライン専用のアクションロールプレイングゲームです。そして、その6年目の大型拡張コンテンツとして発表されたのが「光の終焉」。日本時間2023年3月1日に配信を予定しており、全く新しい体験がガーディアンに待ち受けています。
「光の終焉」では新たなストーリーとロケーション、そしてサブクラスが登場します。それにとどまらず、複数の新システムやゲームモードの追加、バランス調整、ガーディアン同士のコミュニケーション方法の拡大など盛りだくさんな内容となっています。
「光の終焉」公式ページはこちら新サブクラス「ストランド」登場！
「光の終焉」では、新たなサブクラスとしてストランドが登場します。従来、ガーディアンは光の力を利用したサブクラスを戦闘で活用してきましたが、4年目拡張コンテンツの「光の超越」にて、暗黒の力を用いて戦うサブクラス「ステイシス」が追加されました。
そして今回、暗黒の力を使用する2番目のサブクラスとしてストランドが実装されます。ストランドは1980年代のアクションヒーローにインスピレーションを受けており、ステイシスとは能力・見た目ともにかなり異なります。
ストランドは糸を自在に操り、戦闘に利用するスタイルを持っています。そして、最も大きな特徴の一つとして、グラップリングを利用した移動スキルがあります。まるでスパイダーマンのように糸を操り、敵との距離を詰めたり、緊急離脱に使ったりと、今までにないアクションが体験できるようになるでしょう。
「ストランド」公式紹介ページはこちらネオン輝く大都市、新マップ「ネオムナ」
新マップのネオムナは海王星に位置する大都市です。ネオン輝くサイバーパンク風の街並みを特徴としており、高層ビル群の隙間をストランドのグラップリングを使って飛び回れるようです。
「光の終焉」新エキゾチック装備が公開！
「光の終焉」で新たに登場するエキゾチック装備も公開されています。
最終警告: このキネティックスロットに装備可能なストランドピストルは、トリガーを長押しすることで、範囲内の標的をマーキングし、バースト用弾薬を装填できます。腰だめ撃ちを行うと、発射された弾丸はマークされた標的をアグレッシブに追尾します。
決定的混沌: このボイドマシンガンでは、トリガーを引いたまま発射される4発目の弾は重撃弾となり、命中時に標的を弱体化させます。4発目の重撃弾は、命中時に標的を不安定な状態にします。
ウィンターバイト: このヘビースロットに装備可能なエキゾチックのステイシスグレイブは、大型のエネルギーの球を発射して、近くにいる標的をロックオンし凍結させます。
トリノフンダマシのファサード: このエキゾチックヘルメットを装備したハンターは、グラップリング時に追加のボディアーマー（胴体のみで、頭部は保護されない）とひるみ耐性を獲得します。
アベイヤント・リープ: タイタンがバリケードを使用すると、追加のアーマーが付与され、さらに追尾弾が2発出現し、標的をアグレッシブに追尾して停止状態にします。
スウォーマー: このエキゾチックレッグアーマーを装備したウォーロックは、タングルを破壊した後、敵を蝕み攻撃するスレッドリングを生成できるようになります。
また、シーズン20ではマシンガンとヘビーグレネードランチャーの強化、キネティックウェポンのボーナスダメージ増加、レジェンダリーのリニア・フュージョンライフルの調整などが予定されています。
シーズン20の武器調整の内容はこちら質疑応答セッションの様子をお届け！
――新ロケーション、ネオムナのテーマやコンセプトはありますか？
大ヒット映画の舞台のようであり、アクションファンタジーらしさもあり、『Destiny』のユニークさを追加することを目指しました。
――新サブクラスのストランドはどのようなコンセプトやインスピレーションをもって開発しましたか？
さまざまなアイデアがありました。コンセプトは魂や命の繋がり、結びつきというものを考えました。そこから生まれたのが「糸」であり、あらゆるものが結びつき、ストランドのアイデアに繋がりました。
――ストランドをサブキャラクターでアンロックするには、メインキャラクターと同じ過程が必要ですか？
ストランドのアンロックはステイシスのアンロックとは異なり、2人目・3人目のキャラクターに関しては、それぞれのビルドごとにかけらとしてアンロックされることになります。1日目からレイドに使えるような形になっているでしょう。
――ストランドのカラーを変えることはできますか？
常にグリーンです。変えることはできません。
――どのくらいのストランドレジェンダリーウェポンがあるのでしょうか？
4つか5つだったと思います。
――ロードアウトの10個の枠はキャラクターごとですか？
それぞれのキャラクターごとに10個の枠があります。
――装備をロードアウトにセットした時は保管庫経由で取り出すのですか？
ロードアウトでは保管庫から自動的に装備することになります。もし、所持品のスペースがないときは注意が表示されます。
――「光の終焉」では以前の『Destiny 2』とかなり異なる点が多くなると思いますが、『Destiny 3』として出すことは考えなかったのでしょうか？
まだ物語は続いています。ピラミッドやトラベラーに関してもそうです。そこを紐づけたいという思いもあって『Destiny 2』のままなんです。
――既存の武器種とは違うものを追加する予定はありますか？
今回はストランドという原型があり、「光の終焉」ではまた新しい体験が楽しめるでしょう。
――ハードコアプレイヤーからもっとやりごたえがあるコンテンツが欲しいという声が上がっていますがいかがでしょうか？
現在の最高難度を変えることは今のところありませんが、最低難易度を上げようとは考えています。もちろん低レベルプレイヤーがクリアできないという事態は避けたいと思います。
「光の終焉」は『Destiny 2』における光と暗黒の物語の最後から2番目の拡張コンテンツです。そして待ち受けているのが「最終形態」です。先日には『Destiny 2: 最終形態』までの4大目標が、ゲームディレクターJoe Blackburn氏によって公開されました。
『Destiny 2: 最終形態』までの4大目標
プレイヤーの想像力を膨らませる
再び挑戦のある『Destiny』にする
コンテンツを充実させる
ガーディアン同士の繋がりを築く
これによると、ガーディアンランクの追加やビルド作成とロードアウトの見直し、難易度調整、称賛システムの導入など、幅広い観点から『Destiny 2』のコンテンツが再構築されようとしています。
さらに詳しい『Destiny 2: 最終形態』までの4大目標はこちらまた、「光の終焉」に至るまでの出来事を映したインタラクティブトレーラーも公開されており、目撃者とその門弟であるカルス、そして新たな敵の存在も確認できます。
『Destiny 2』拡張コンテンツ「光の終焉」はPC（Steam/Epic Gamesストア/Microsoftストア）/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに日本時間2023年3月1日リリース予定です。
