4 月21日、ASUS JAPANは2023年春夏モデルの新型ノートパソコンを発表しました。そのラインナップは31製品・74モデルと大量! 2022年に日本国内でNo.1シェアを獲得した有機EL搭載機とクリエイターシリーズが、さらに進化した姿でお目見えです。
全てのプロクリエイターのニーズに応える「ProArt Studiobook」シリーズ、薄型軽量ながら最適な機能搭載で高いパフォーマンスを発揮する美しいデザインの「Zenbook」シリーズ、エントリーモデルからカジュアルニーズ、ハイクリエイターまで対応する様々なラインアップを取り揃えた「Vivobook」シリーズに分類され、「Less is More(少ないほど豊かである)」をコンセプトにあらゆる無駄な部分をそぎ落としながらも、必要な部分や強みを最大限に引き出して、デザインや性能に反映させています。
本記事では、同社が全ユーザーが自分にマッチしたモデルを見つけられると自負する新製品の中から、 台湾にあるASUS本社で実機に触って話を聞きながら選んだゲーマー&配信者向けの新製品3種をご紹介します。
Vivobook 13 Slate OLED
「Vivobook」はASUSノートPCにおけるスタンダードモデルで、携帯性に優れた薄型の「Slate」、タブレットのように使えるディスプレイが360°回転「Flip」、グラフィックス性能を強化した「Pro」などを揃えています。「Vivobook」全てに共通するのは、持ち運びに安心なミリタリーグレード(米国国防総省が定める軍事規格のMIL規格MIL-STD 810Hに準拠)の堅牢性、ノートパソコンのキーボードやタッチパッド、パームレスト部分や指紋センサー部分に対し、 特殊な銀イオンコーティングを施したASUSアンチマイクロバイアルガード(国際規格ISO 22196で定めら れた抗菌試験をクリア)、故障原因に関係なく修理を受けられる「ASUSのあんしん保証」サービスに対応であることです。
カジュアルにゲームを楽しみたい方におすすめなのがエントリーモデルの「Vivobook 13 Slate OLED」。いつでもどこでも持ち運べるタブレット2-in-1ノートPCで、薄型軽量ながら高性能な第13世代インテル Core i3-N300プロセッサーを搭載しています。
ディスプレイとキーボードを切り離せるのが特長で、携帯性に優れています。また、画像と映像、文章の閲覧に最適な有機ELディスプレイを採用し、クリエイティブ作業にも最適なASUS Penにも対応しています。
207万画素の前面赤外線(IR)カメラと1297万画素の背面カメラを搭載。マイクはAIノイズキャンセリング機能を備えているので、簡単な配信にももってこいです。
Vivobook Pro 16X OLED
クリエイティブだけでなくPCゲームも楽しみたい方には、同じVibobookシリーズからノートPCでありながらも、CPUにインテル Core i9 プロセッサー、ディスクリートGPUにNVIDIA GeForce RTX 4060を搭載したディスクトップ型PC級の性能を揃えた「Vivobook Pro 16X OLED」がおすすめ。本格的なクリエイティブ作業の息抜きにゲームをプレイできます。
直感的に作業できるダイヤルパッドがついており、Adobeソフトとの親和性も抜群。左手用デバイスと合わせて活用できそうです。
Zenbook Pro 14 Duo OLED
Vivobookシリーズよりもワンランク上の高性能を備えた「Zenbook」シリーズは、軽量性・携帯性を追求したものからプロクリエイター向けの「Pro」まで用意されています。
同シリーズに共通するのが、液晶ディスプレイよりも圧倒的に鮮やかで美しい有機ELディスプレイ、そして第13世代インテル CoreTM iプロセッサーまたはAMD RyzenTM 7000シリーズ・プロセッサーを搭載している点。また、グラフィックスを強化しているZenbookにはNVIDIA GeForce RTXTM 40シリーズを搭載、持ち運び時も安心のミリタリーグレードの堅牢性、進化した抗菌仕様の「ASUSアンチマイクロバイアルガード」、故障原因に関係なく修理を受けられる「ASUSのあんしん保証」サービス対応と、こちらも盤石な設定です。
そして、プロクリエイターやゲーム配信者におすすめなのが「Zenbook Pro 14 Duo OLED」。こちらはCPUに第13世代のCore i9 プロセッサー、ディスクリートGPUにGeForce RTX 4000番台(上位・下位モデルで異なる)を搭載しています。
メインディスプレイが14.5型OLED、セカンドディスプレイに12.7型TFTカラー液晶を搭載。Adobeソフトなどを使ったクリエイティブ作業時だけでなく、ゲーム配信時のセカンドモニターとしても活躍するデュアルスクリーンが特長のモデル。2019年に初登場しましたが、当時はGPU無しのモデルであったため、大きな進化が伺えます。
ミリタリーグレードの堅牢性を確保しているので、夏や冬でも持ち運びや稼働に心配はありません。特にこのモデルはキーボードが角度付きで持ち上がるので、隙間部分も冷却してくれます。バッテリーも大容量ですが、電源なしでクリエイティブ作業やゲーム配信をする場合は、3~4時間ほどの連続使用時間になるとのこと。それでも遠征先にこれ一台を持っていくだけでゲーム配信もできてしまいます。
ASUSといえば、ゲーマーにとっては「Republic of Gamers(ROG)」ブランドが親しみやすいでしょう。しかしリモート作業も一般的となった昨今では、このような製品もマッチするのではないでしょうか。
同社開催の新製品発表会では、クリエイターやカジュアルにPCゲームを遊ぶ方にマッチするモノ以外にも多数のラインナップが登場しています。また、Game*SparkではASUS本社ツアーや台湾の文化を紹介するレポート記事も掲載予定ですので、ご期待ください!
(協力:ASUS JAPAN)