Game*Spark編集部は、日本を含む全世界でシェアを伸ばす大手PCメーカー「ASUS」の招待を受けて台湾本社に行ってきました。その際、特に編集部が楽しみにしていたのが約6,000人の社員の胃袋を満足させるカフェテリア。取材はもちろん、台湾グルメを味わうことも我らが本懐です。
まずは本社取材記事でもお届けした、社員用のカフェテリアからご紹介。セブンイレブン、パン屋、果物屋、スターバックスコーヒー、モスバーガーを皮切りに、様々なフードショップが集っていて、もはやカフェテリアというよりはフードコートです。1フロア丸ごと広がっている充実ぶりに驚かされました。
ちなみにこの日大行列を作っていたのが、1人前の火鍋を提供する台湾でもとくに人気がある「石二鍋」でした。
日本の一般的な社員食堂とは違い、人気チェーン店を集めているのは、それだけ食に対する強いこだわりがあるからです。
台湾は屋台料理がリーズナブルなのもあって、基本的には外食好き。朝は出勤前に屋台やカフェで料理を食べ、夜は家族と一緒に近くの夜市で食べる家庭は少なくありません。ちなみに筆者がこの日食べたのは、本格的な台湾料理が気軽にバリエーション多く食べられる「RED KITCHEN」です。こちらは、お好みで主菜、副菜、ライス(盛り付け量はお好み)とスープ付きが選べるお店です。しかも、ASUS社員であれば主菜2種、副菜1種、ライスとスープセットで、たったの110台湾ドルです。
※1台湾ドル=4.39円(5月5日執筆時点)
麻婆豆腐や回鍋肉の主菜はそれぞれ単品で90台湾ドルだったので、圧倒的なお得感でした。
恐るべきASUSカフェテリアの満足度。そして、円安とはいえども、まだまだリーズナブルな台湾グルメの底力は計り知れません。そこで、食を大事にする台湾で生まれたASUSのルーツを知るため、編集部は台湾グルメを追いかけることにしました。今回は台湾旅行で訪れる人が多い首都市・台北で味わえるグルメをご紹介します。
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