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『The Lord of The Rings: Gollum』の低評価受け開発者が思いを吐露―現場に関わる業界人が次々反応

「失敗したプロジェクトでも、そこに学びと前進があればいい」

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『The Lord of The Rings: Gollum』の低評価受け開発者が思いを吐露―現場に関わる業界人が次々反応
  • 『The Lord of The Rings: Gollum』の低評価受け開発者が思いを吐露―現場に関わる業界人が次々反応

先週からTwitter上では多くのゲーム開発者たちが、「自分が関わったゲームの中で最も低評価だった作品の画像」とともに、そのプロジェクトを通して学んだ教訓や、素晴らしかった点について一言述べる、という動きを見せています。

きっかけとなったのは、5月25日に発売されたステルスアドベンチャー『The Lord of The Rings: Gollum』について、開発のDaedalic Entertainmentが「プレイヤーと開発者の期待に応えられなかった」と謝罪を投稿、さらに『Gollum』がMetacriticで 2023年最悪の評価を受けたゲームの1つとなったこと。この2つの出来事を受け『God of War: Ragnarok』のSenior environment artistであるDannie Carloneさんが投稿したツイートでした。

Carloneさんは自身が関わり、レビュースコア32点がついた『ソニックトゥーン 太古の秘宝』 のスクリーンショットを挙げ、「ゲームの開発というのは難しいもの。レビューの点数に関係なく、どのプロジェクトにもプラスになること、学べたことがあります。私が「最低スコア」を取った作品をここにUPしたのは、スコアに関係なくゲーム業界で尊敬する人々と一緒に仕事をした時間を誇りに思っているからです」「ゲーム開発においては、自分の手に負えないことも起こり得るのです」とつぶやいています。

ゲーム開発の現場に関わる業界人が、次々と反応

このTwitter投稿に反応したのがゲーム業界の人々でした。Metacriticスコア43点『Aliens: ColonialMarines』の画像をUPしたAshley Rochelleさんは「なぜこのゲームに関わったことを認めるんだ、なんて思った人たちへ。開発者は失敗したプロジェクトから学び、素晴らしいものを作るために前進する、そこがポイントなんです。つまずいたり失敗しても、そこに学びがあればいいんです」と投稿。さらに「しかし、ゲーム開発のプロジェクトは非常に巨大で、開発者がスケジュールや規模について発言できることはほとんどありません。状況を改善するために私たちができることは限られています」と、開発現場の声を吐露。

そのほか、『Godfall』のEnvironment artに関わったRaphさんの「私のお気に入りの配信者が『Godfall』のことをクソだというのを聞いて傷つきました(笑)ゲームのグラフィックはきれいだし、最近では珍しくマイクロトランザクションもないし、ゲーム内容も発売時より改善されているようです」など、アニメーターやプログラマー、レベルデザイナーといった立場は違えどゲーム制作現場の生々しい声が確認できます。

先述のAshley RochelleさんはKotakuのインタビューで今回の投稿について「Carloneさんの「(開発者同士)お互い労わるべき」という言葉が心に刺さりました。世間から叩かれたゲームの開発に参加した経験を共有することで、連帯感を感じられました」「『Aliens: ColonialMarines』のマルチプレイを高く評価してくれる人の意見も聞けて嬉しかった」と答えています。

ゲーム開発者たちのリプライは現在進行形で増えており、「Metacriticで最もスコアの低いGBAゲーム」や「私が公開した中で最悪のゲームですが、私が取り組んだ最悪のゲームではありません」といった本音が見られます。どのタイトルの話なのか?気になる方はCarloneさんのツイートをチェックしてみてください。

《稲川ゆき》

プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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