排泄も清潔感の維持も運動不足解消も大切な“生活感”が最大の魅力―サバイバルRPG『Undawn』先行プレイレポ!戦闘・クラフト・冒険と遊び方は無限大 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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排泄も清潔感の維持も運動不足解消も大切な“生活感”が最大の魅力―サバイバルRPG『Undawn』先行プレイレポ!戦闘・クラフト・冒険と遊び方は無限大

ゾンビだらけの過酷な世界で最高のサバイバルを楽しもう!

連載・特集 プレイレポート
排泄も清潔感の維持も運動不足解消も大切な“生活感”が最大の魅力―サバイバルRPG『Undawn』先行プレイレポ!戦闘・クラフト・冒険と遊び方は無限大
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Level Infiniteは、LIGHTSPEED STUDIOSの手がける基本プレイ無料オープンワールドサバイバルRPG『Undawn(アンドーン)』を、2023年6月15日よりPC/iOS/Android向けにサービス開始予定です。

本作は、大災厄で発生したウイルスによって人類の大半がゾンビになった世界が舞台。プレイヤーはこの過酷な世界のサバイバーとして、生き残った人々と助け合いながら、世界の復興を目指すための物資調達やサバイバル、ゾンビや略奪者との戦いを行っていくことになります。

「仲間と戦う」ことが重要な本作では、ゲーム内に登場するNPCはもちろん、オンライン上のユーザーとの協力要素も充実。気の合う仲間と一緒に戦ったり、ギルドを設立したり、大切なパートナーを見つけたら一緒に暮らすことも可能です。サバイバルやクラフト、ソーシャル要素など、遊び方は無限に用意されています。

本稿では、サービス開始間近の『Undawn』の先行プレイレポートをお届け。なお、本記事は開発中のビルドでプレイしているため、データなどがサービス開始時と異なる可能性があることをご了承ください。

幅広いキャラメイクで理想のサバイバーを作ろう!

本作は最初にプレイヤーの分身となる主人公を作成しますが、キャラメイク要素は非常に多彩なのが特徴です。まずは男女3種類ずつの基本的なプリセットを決め、そこからデフォルトの外見を選択。そこから目や鼻などの各種パーツを細かく調整できます。

各パーツの調整はスライダーによる簡易的な変更のほか、十字グラフを使用してより直感的な見た目の変更ができるエキスパート方式も用意されています。さらに、髪型には“髪を結ぶ”という項目があり、同じ髪型でも大幅に雰囲気を変えることも!アイラインや瞳のパターン、タトゥーなども豊富な選択肢があり、プレイヤーごとに理想のキャラクターを作成することができます。

もし作成中に「他のパターンを試してみたいな……」と思ったときに、一時保存機能があるのも嬉しいところ。保存範囲はキャラクター選択の初期まで戻ってもデータが残っているので、ログアウトさえしなければ性別や見た目をどれだけ変えても復元が可能です。

このキャラメイクは非常に楽しく、ゲームを始める前にかなり時間を取られてしまいます。見た目を細かく変えるのはもちろん、背景色や服装、アクションなどを変えて“実際に動いている雰囲気”を見られるので、ゲーム開始後に「なんか最初に作ったイメージと違うな……」となることも少ないと思います。

また、作成した見た目をアップロード/ダウンロードできる機能も用意されてるので、他のプレイヤーの作ったものを見て参考にしたり、お気に入りキャラを共有して自慢することもできますよ。

個性的なサバイバーにも。

サバイバーよ、人類の希望となれ

物語は冒頭、主人公(プレイヤー)が略奪者に襲われているシーンから始まります。血も涙もない略奪者によって止めを刺されようとしている絶体絶命の主人公。しかし、その略奪者は背後から現れたゾンビの群れによって襲われ、主人公は決死の覚悟で水の中へ飛び込みます。いきなり容赦ない過酷な世界の洗礼が待ち受けていますね。

その後、なんとか見知らぬ海岸へとたどり着いた主人公は、まずチュートリアルとしてアイテム探索やゾンビとの戦闘、補給や回復などの基礎を学んでいきます。その後は修理したバイクに乗って、生存者たちが集まるレイヴン・シェルターへとたどり着き、彼らに協力することに……。

レイヴン・シェルターは崩壊した世界の中で生存者を保護するだけでなく、生きるための文明の復興を目的としています。そのためには物資の調達や周囲のアウトポスト(他の生存者が作った集落)との協力体制の構築のほか、ゾンビや略奪者といった脅威を排除しなければなりません。

主人公はメインクエストやサイドクエストを通じ、多くの生存者たちと交流することになります。ゲーム内では個性豊かなNPCが登場し、キャラクターによっては主人公との会話で好感度が発生することも。ゾンビだらけの絶望的な世界の中で見つけ出した、人々の希望と共に主人公の新たなサバイバルが始まります。

レイヴン・シェルターの人々。

始まるサバイバル!生きるために何をするか?

本作のサバイバル要素は、体力や満腹度といったサバイバル系のゲームでは基本的な項目だけでなく、運動や清潔感、排泄といった“生活”に関する要素が多いのが特徴です。これらのステータスは「身体・メンタル・衛生・代謝」の4つの大きな分類があり、いつでも専用の画面から各種項目を確認できます。

これらの項目が悪化することで即座に生命の危機に直結することは少ないのですが、例えば「衛生」の数値が低くなると臭いでゾンビに位置がバレやすくなるなどのデメリットが発生します。そのため、各種数値を保つためにプレイヤーは腕立てなどの運動を行ったり、お風呂に入ったりする必要があるのです。

もちろん他のサバイバルジャンルのタイトルでも設定されることの多い満腹度も重要な要素です。プレイヤーは肉や野菜などを調理することで、さまざまな料理を作成できるのですが、なんと完成した料理にカロリーなどのデータが設定されているので、無駄な暴飲暴食は健康を妨げる元になり得るのです。しかし、各種料理には強力なバフ効果もありますし、なによりたまの贅沢はしたくなりますね!

本作ではゾンビと戦ったり、アイテムを探すだけでは生き残ることはできません。美味しくバランスの良い食事を食べ、適切な運動を行い、清潔感を保つことが重要なのです。遊んでいるうちに「寝る前に軽く運動して風呂に入ろう」などのルーチンが自然に生まれるのもユニークな部分です。

運動して寝よう。
美味しい料理も作りたい。

豊富な武器で快適シューティング!

人類の大半がゾンビとなった『Undawn』の世界では、彼らとの戦いは避けることはできません。序盤はチュートリアルで獲得したショットガンをメインに戦うことになります。最初のゾンビは大して強くもないため、距離を取って撃てば苦労することはないと思います。また、武器の弾薬は簡単に製造可能なのも嬉しいところです。

また、マップ内にはクマやシカといった野生生物がいたり、感染した危険な動物がいたりします。さらに拠点の攻略やクエストでは銃器で武装した略奪者や進化したゾンビなども登場するので油断は禁物です。脅威に対抗するためには、こちらも新しい装備品を用意する必要があります。

本作の装備品は武器のほか、頭や胴に付けられる防具があり、各種装備はパーツで強化することも可能です。装備品はクラフトしたり、商人から購入したり、クエストで入手できます。スキルやドローンなども用意されていて、非常に多彩な戦い方ができるのも本作の特徴といえるでしょう。

筆者は今回PC版でプレイしたのですが、射撃の感覚はおおよそ一般的なFPS/TPSに近く、かなり戦いやすい印象です。ゾンビといえどもヘッドショットすれば大ダメージを与えられるので、強い武器を作ればそれだけ楽に戦う事ができます。

拠点づくりは生きることに繋がる!楽しい建築のすすめ

ストーリーを少し進めることで、プレイヤーには専用の「農園」が使えるようになります。農園では建築やクラフト、栽培など多彩な遊び方ができるだけでなく、農園の成長がプレイヤーの最大レベルに関わるので、サバイバルには切り離せない重要な拠点です。

ちなみに、本作でなによりオススメしたい要素が建築です。建築は専用の作業台で製作した建材パーツを組み合わせるシステム。壁や床、天井などはある程度サポートで隙間なく作ることができますし、回転させることで自由な発想で建築物を創り出すこともできます。

建築はテンプレートもあって安心。

家具を置くことでクラフトや収納だけでなく、本作らしい“生活”に関わる行動ができるのもポイント。例えばトレッドミルを置けばメニューを開かずに効率的な運動ができますし、ベンチや椅子で休憩することも可能です。さらに、テーブルに作った料理を置いて食べたり、人に食べさせたりもできるようになります。

建築を楽しむために、世界を冒険して伐採や採掘で素材を集めたり、クエストをクリアして報酬を獲得したり、新しい商人を求めて世界を拡げたりと、やるべきことは無限に用意されています。苦労して農園を強化した結果として、プレイヤー自身の強化にも繋がっていくので達成感もありますよ。

なお、基本的な素材は初期のキャンプにいる商人から購入できます。筆者はある程度充実した生活のため、家具の素材を購入したりしているうちに資金難に陥りました。それでも、朝が来たら農園で野菜を収穫して食事を作り、昼は世界を探索して素材を集め、夜は集めた素材を元に次のプランを立てるという、とても充実した日々を送っています。

次は壁の色を変えようかな。

先行プレイでは、ソーシャル要素以外の多くの部分を体験できました。ストーリーや拠点攻略などのクエストを楽しんだり、建築に数時間費やしたり、世界をひたすらバイクで駆け回ったりと、かなり広い範囲でさまざまなコンテンツを楽しめました。

今回は体験できませんでしたが、キャンプ(ギルド)を作ることで、専用のコンテンツも遊べるようです。ゲーム内では多くの協力コンテンツがあるため、仲間を見つけることで『Undawn』の世界は広がっていくのだと思います。PC版の話ではあるのですが、動作も快適で遊びやすいプレイフィールだと思います。

犬を撫でられるのは良い作品の証ですね。

戦闘、探索、建築、冒険、交流と、プレイヤーの『Undawn』での選択肢は無限大。クエストを進めるだけでなく、自分なりの楽しみ方を見つけ出すことで、この過酷な世界を充実させることができるでしょう!

『Undawn』は、2023年6月15日よりPC/iOS/Android向けに正式サービス開始予定。現在公式サイトおよび各種配信サイトでは事前登録も受付中です。

《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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