豪華ラウンジに軽食コーナーまで!?ゲームとともに祭りの後を振り返る「Ubisoft Forward」現地レポ【特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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豪華ラウンジに軽食コーナーまで!?ゲームとともに祭りの後を振り返る「Ubisoft Forward」現地レポ【特集】

最新のゲームを、開発者の情熱を感じながら実際に手にとって私有できることもさることながら、現場での交流という得難い経験が素晴らしい。

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先日の「Summer Game Fest」に並行して開催されたユービーアイソフトのメディア向けカンファレンス。筆者は「Ubisoft Forward」含むすべての日程に参加し、そこでは多くの良きゲームタイトルに出会うことができました。

今回の記事では会場の雰囲気がどんなもんだったのかをお伝えしつつ、改めて今回のイベントで触れた各タイトルをダイジェストでお届けできたら幸いです。



ホテルから専用シャトルバスに揺られて現場に到着するとセキュリティチェック。昨今はイベント会場に乱入して何事かを主張する不届きな輩もニュースになりましたからね……警備体制はしっかりとられています。受付を抜けるとこのように壁一面にデデンと「UBISOFT」と広がります。会場の至る所にはポスターや作品が展示されており、それらは『アサクリ』シリーズだったりと全てユービーアイソフトの関連作品に基づいています。

通路を挟んで壁の向かい側は、このようにインタビューコーナーが設けられていました。会場内には他にもいくつか「隠し部屋」めいた空間がありましたが、それらは基本的にはインタビューに使用されます。

さらに奥へ進むと軽食をつまめるレーンが続きます。コーヒーやソフトドリンク、フルーツやスナックが並んでおり、これには筆者もだいぶ助けられました。会場にいるとあっという間に時間が経過して、食事を取りそこねることがしばしば。これらは、そんな時のライフセーバーでありました。ともあれ、ここからは実際に参加した各タイトルブースを、記事リンクを交えてダイジェストでご紹介して参りましょう。

アクションADV『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』

会場内で触れたタイトルはどれも甲乙つけがたいものではありましたが、本作については、個人的に一番星に輝くレベルでハマりました。試遊にもかかわらず、プレイが楽しくて仕方がない。敵が理不尽に強い戦闘だから歯ごたえを感じる……のではなく、遊べば遊ぶほど自然と手に馴染むような、アクションゲームの純粋な面白さに根ざしたレベルデザインが秀逸だと思います。

また携帯モードのニンテンドースイッチ版も試遊した際、コントローラーによる多少の違いはあるものの、PC版とほぼ全く同じ感覚で60fpsのプレイフィールを楽しめたことの衝撃。さらにインタビューでは、Abdelhak Elguess氏もMounir Radi氏もチャーミングな方々で、笑いの絶えない楽しい時間だったのも印象的でした。




新作FPS『エックスディファイアント』

こちらはMark Rubin氏に伺ったインタビューで、古き良きFPS対戦も楽しめるということを再確認できたのが大きな収穫でした。また同氏が「ベータテストではバグなどの問題も認識しており、対策を取りつつ、透明性をもってコミュニティと交流している」、「本作を開発したらハイおしまい、次のタイトルへ着手……ではなく、完成後も長い期間一緒に歩んでいきたい」ということを仰っていたのが印象的。

ユービーアイソフトの様々なタイトルが登場できるというゲームの作り方は魅力的で、今後一体どんな作品が登場するのかも要注目です。基本的には現代兵器が中心となる時間軸上で作品が選ばれているようですが、『アサクリ』シリーズが将来登場したりしないかな……と、期待しています。


新作オープンワールドADV『Star Wars Outlaws』

現地のユービーアイソフト担当者さんが「スター・ウォーズ」シリーズのファンで、情報解禁まで「何も明かせぬ……!」と嬉しそうにソワソワしており、解禁後には「わーい!」と喜ばれていたのが印象的でした。筆者も解禁された時は「わーい!」となったので、その気持ちはよくわかります。個人的な感想が続いて恐縮ですが、ジェダイでも帝国でもない、アウトローな民間人を主人公に起用して、オープンワールドを通じて作品世界そのものを楽しむ、というスタイルに惚れ込みました。

なおインタビュー記事ではカットしたのですが、物語の展開について、筆者がうっかり「もしかして……?」と、結果的にネタバレに近い部分を触れてしまい、その場に居た全員が「オッケー!何も聞いてないオッケー!」と全力で知らぬ存ぜぬスマイルになったのは内緒。



オープンワールドFPSアドベンチャー『アバター:フロンティア・オブ・パンドラ』

こちらもハンズオフイベントで度肝を抜かれたタイトルの一つ。「量より質」をモットーに、惑星パンドラの環境に敬意を払ったプレイをすれば、最終的にはゲーム内での恩恵が大きくなるというゲームデザインが、プレイ中に実際どのような形で触れることができるのか、今から楽しみでなりません。

自然豊かなオープンワールドをナヴィの身体能力を存分に発揮して飛び回る面白さはきっと本作オンリーワンな体験になることでしょう。なおDitte Deenfeldt氏にインタビュー中、システム的な部分を細かく聞きがちになったものの、その度に同氏はカラカラ笑いながら「良いよ良いよー!」とお話してくださいました。改めて感謝です。



シリーズ最新作『ザ クルー:モーターフェス』

試遊の時点でかなり丁寧に作り込まれていた本作。カジュアル操作でレースなどの美味しい部分を存分に味わえるゲームデザインはそのままに、グラフィック等がさらにパワーアップしていました。個人的に「Vintage Garage」は最高のプレイリストだと感じています。何故ならこれはただ往年の名車を運転できるだけのゲームモードではないのです。

当時の再現ということで画作りがレトロ調になっているのもさることながら、GPSやマップが制限されて、代わりに手渡された写真を頼りにチェックポイントを目指す、といったチャレンジが非常に楽しい。インタビューでも伺いましたが、オアフ島を舞台にしてマップ規模をコンパクトにした分、その密度をググっと上げることができ、ピクセルひとつひとつに至るまで情熱を注いで開発をしたという言葉に胸を打たれましたね。



原点回帰の『アサシン クリード ミラージュ』

ユービーアイソフトといえば!『アサシンクリード』!筆者が初めて触った『アサクリ』はXbox360版の初代でした。水に濡れたら死んでしまうアルタイルをよしよししながら、市中でウェヒヒとぶつかって絡んでくる民草(2でいうところの吟遊詩人)にアサシンブレードを我慢しながら、華麗なパルクールで駆け抜ける楽しさは今でも覚えています。

そんなシリーズ最新作である『アサシン クリード ミラージュ』は、原点回帰を目指しているということで、映像からだけでもその雰囲気が伝わってきました。もちろんこれまでのシリーズで積み重ねてきた機能的な部分は調整を加えつつもほぼ据え置きで、一部はさらにパワーアップしているのが素晴らしい。

会場では残念ながら試遊はできなかったものの、実際にアサシンが現場を歩き回るなど気合の入った宣伝が行われていました。なお彼らアサシンは写真OKということで、ポーズ指定の際に筆者は「恐縮ですが私を暗殺しては貰えないでしょうか?」と開口一番尋ねてドン引かれました。でもちゃんとアサシンブレードでさっくりしてくださるのが流石はプロ。



最終日に展示されていたランボルギーニ実車。もちろんお触りNG。

最後に、これは極めて個人的な感想ではありますが、こういった参加型のイベント現場でユービーアイソフトの現地ご担当者様、そして他メディアの皆様にお会いできたことは大きな財産だと感じております。

ライターとして、メディアの人間としてどのように関わるべきなのか……そういったお話を、相手の時間を邪魔しないように注意しつつ、積極的にご挨拶して伺ったところ、初対面にもかかわらず皆さん快く丁寧にお答えくださり、ゲームイベントと並行して大切なことをいくつも学ぶことができました。この場を借りて改めて感謝申し上げます。

やはり現場で顔をあわせるイベントというものはやはり良いものです。最新のゲームを、開発者の情熱を感じながら実際に手にとって私有できることもさることながら、現場での交流という得難い経験。願わくば、今後またこのような機会があれば、その時も是非参加させてもらえたら幸いですね。

《麦秋》

お空の人。 麦秋

仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。編集部および他ライターさん達のこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

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