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リアルタイム&ターンベース混合SFストラテジー『Dust Fleet』限られた資源で過酷な戦闘を戦い抜け【プレイレポ】

今回は、リアルタイムとターンベース混合のSFストラテジー『Dust Fleet』の【プレイレポ】をお届けします。

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リアルタイム&ターンベース混合SFストラテジー『Dust Fleet』限られた資源で過酷な戦闘を戦い抜け【プレイレポ】
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今回はOrbiting DiscoおよびFreedom gamesより、PC(Steam,Epic Gamesストア/GOG.com)向けに配信を開始した、リアルタイムとターンベース混合スぺースオペラストラテジー『Dust Fleet』のプレイレポをお届けします。


『Dust Fleet』とは

本作は、ダストゾーンを舞台に「地球連合UEN」と「敵対するD-SEC」の戦いを描くスペースオペラストラテジーです。特徴は、戦闘がRTS、銀河マップでのミッション選択兼宇宙ステーションでの船の製造、カスタマイズや他のエリアへの移動がターンベースという混合ストラテジーゲームです。

またゲームモードとしてはチュートリアル、キャンペーンモード、ランダムマップ生成とエディターが用意され、自作ミッションを作ることもできます。チュートリアルとキャンペーンモードのミッションはフルボイスで展開されますが、残念ながら日本語は未対応となっています。

『Dust Fleet』のゲームプレイに迫る!

3つあるゲームモードから、先ずはチュートリアルにあたる「プレリュード」をプレイ。プレイヤーはUENのコマンダーとして基地やリソースの管理、戦艦を率いてミッションに挑みます。先ずターンベースのマップ画面から、味方の拠点である「Pharos」を選択し、Knightクラスと呼ばれる軽量型戦闘機を4機製造します。製造完了には数ターンを要します。

しかし、今回はすぐに製造完了してくれる貴重なアイテム「Protomatter」を消費して時短製造。ターンを消費することなく製造完了です。製造した艦隊のグループを選択し、右クリックで移動先「Sestos」を選択したら、次のターンに進ませると艦隊が移動します。移動したらミッションボタンを押すと、ターン性マップ画面からRTSの戦闘に突入です!

基本的にハイパースペースを利用して移動しているようで、戦闘時は特定のワームホールから予め製造した艦隊を配備(DEPLOY)して戦います。チュートリアルで説明はありませんが、ショートカット「Ctrl+数字」で部隊編成できます。

バトルフィールド上に存在する味方の戦艦は、画面下に全て表示されるようになっています。画面外のユニットはマウスのミドルボタン(スクロール押込み)で、画面中央に表示できます。また、選択したユニットを軸に360度の視点移動もでき、右クリックをホールドしながらマウス移動でグリグリ操作可能。ズームはマウスホイール。視点の垂直移動はミドルボタンをホールドです。

ユニットの移動は、ユニット選択後に右クリックで方向と距離を指定し、再度右クリックで移動先を確定します。水平移動だけでなく、垂直に移動させて立体的に動かすことも可能。その際は、一度右クリックで移動先を指定する際に、左マウスボタンをホールドして移動させると垂直移動の方向が指定でき、再度右クリックで確定です。

視点移動、ユニット移動、攻撃も右クリックでの操作となっていて、これには若干の慣れが必要かもしれません……。チュートリアルのため、少し離れた場所に配置されたユニットを攻撃対象にして戦闘開始。撃破すると、次はLight Cruiserと呼ばれる中型戦艦が登場。これは小型戦闘機を複数積載した戦艦です。Light Cruiserを選択してLaunchをクリックすると、積載している小型戦闘機のFighterとBomberを吐き出します。

その小型艦隊を選択し、左下の「Attack Turrets」を選んで、新たに出現した敵戦艦の砲台を破壊して無防備にさせます。

Light Cruiserの良い点は、積載している戦闘機の体力が減っても、格納さえできれば修理可能な上、更に破壊されても製造可能です。ただし、キャンペーンモードではすぐには登場しないのが残念なところ。そして、戦闘に勝利するとターン性マップに戻ります。

敵を排除したエリアには基地を建設でき、作る基地のカテゴリによって製造可能なものが変わります。6ターン進めて基地を完成させたら、戦闘機様の「モジュール」を開発して使えるようにしていきます。「テックツリー」から開発したいモジュールを「リサーチポイント」を消費して解放させます。今回は指定された「Bomber Strike」と「Emergency Repairs」のモジュールを開発。

モジュールには、戦闘ユニットに追加できるものと、基地である宇宙ステーションに追加できるモジュールがあります。「Bomber Strike」は基地用で、戦闘中にロケットを搭載したユニットの派遣可能にする後方支援モジュールです。「Emergency Repairs」は緊急時に修理可能にするモジュールで、1度使用するとクールダウンがありますが、戦闘中何度も使えます。また、戦闘機にもモジュールの追加可能。武器も変更でき、装備を変えれば武器の見た目も変わります。ただし、序盤ではまだ登場しません。

またマップ上で戦闘するエリアの隣のマスに、味方の宇宙ステーションがある場合は、戦闘中でもユニットの製造が可能になります。ただし、戦闘終了時に始めに配置した数以上のユニットが残っている場合は、開始時のユニット数以外は全て破棄されてしまうので作り過ぎに要注意。ゲームバランスの問題なのか、RTSモードで製造した余分なユニットは持ち越せないようになっています。その割にリソースが戻ってくる訳でもないので、無駄に作り過ぎると一気に不利となり、ゲームクリア自体が出来なくなる可能性も……。

マップ上には、小惑星に核兵器を仕掛けた罠を爆破させて、敵にダメージを与えることも可能。

キャンペーンモードも序盤から、リソースの少なさがゲームの難易度を上げているように思います。難しいミッションでは、クリア出来た時の達成感を得られることでしょう。ただ、何度もやり直すことがあるにも関わらず、ムービーシーンのスキップはできません。

バグでミッションを何度もやり直すことも

プレイしていて、何度かバグが発生することがありました。戦闘モードのRTSに切り替わり、いざスタート!と、ユニットを選択しても移動を指定するUIが表示されず、ユニットが動かせないことが何度かありました。また、破壊してしまうとゲームオーバーになるユニットが登場するミッションでは、攻撃しないように指示を出しても、そのユニットを攻撃し続けてミッション失敗になることもしばしば……。

攻撃禁止を命令しても保護対象を攻撃し続けるユニット……。

ここまで紹介してきた『Dust Fleet』ですが、ゲームの世界観は資源が少ない世界を舞台にしており、少ないリソースをいかに上手く使って戦い抜いていくかがカギとなります。また、マップ上で隣接する拠点が多いほど、RTS戦闘モードでユニット生産を行う際に、同時に複数の拠点を使って製造できたりと面白い点もありました。

戦闘時隣のマスに2つ宇宙ステーションがあると、一度に生産可能なユニットが増えます。
お金が無くなり積み状態……。

ただ、現状はバグのせいでミッションが失敗になったり、操作不能でリセットしなければならなかったりと、ゲームプレイが中断されてしまうこともあり、オススメできる状態でないのが残念です。しっかりとプレイしたい方は、今後バグが修正されるまで待つのがいいかもしれません。



現状ではバグが多いのがマイナスポイント。まだ磨き足りない原石スパ!


タイトル: Dust Fleet
対応機種: PC(Steam,Epic Gamesストア/GOG.com)
記事におけるプレイ機種: PC(Steam)
発売日: 2023年8月26日
記事執筆時の著者プレイ時間: 3時間
価格: 2,300円

《うなぎ》

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