『セインツロウ』開発元・Volitionがスタジオ閉鎖へ―『レッドファクション』『FreeSpace 2』など名作多数、30年の歴史に幕 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『セインツロウ』開発元・Volitionがスタジオ閉鎖へ―『レッドファクション』『FreeSpace 2』など名作多数、30年の歴史に幕

30周年の節目に…親会社Embracer Groupの影響で

ニュース ゲーム業界
『セインツロウ』開発元・Volitionがスタジオ閉鎖へ―『レッドファクション』『FreeSpace 2』など名作多数、30年の歴史に幕
  • 『セインツロウ』開発元・Volitionがスタジオ閉鎖へ―『レッドファクション』『FreeSpace 2』など名作多数、30年の歴史に幕
  • 『セインツロウ』開発元・Volitionがスタジオ閉鎖へ―『レッドファクション』『FreeSpace 2』など名作多数、30年の歴史に幕
  • 『セインツロウ』開発元・Volitionがスタジオ閉鎖へ―『レッドファクション』『FreeSpace 2』など名作多数、30年の歴史に幕
  • 『セインツロウ』開発元・Volitionがスタジオ閉鎖へ―『レッドファクション』『FreeSpace 2』など名作多数、30年の歴史に幕
  • 『セインツロウ』開発元・Volitionがスタジオ閉鎖へ―『レッドファクション』『FreeSpace 2』など名作多数、30年の歴史に幕
  • 『セインツロウ』開発元・Volitionがスタジオ閉鎖へ―『レッドファクション』『FreeSpace 2』など名作多数、30年の歴史に幕


ゲーム開発スタジオ・Volitionが、今年30周年を迎えるスタジオを閉鎖することを明らかにしました。

『セインツロウ』開発元閉鎖に…

『セインツロウ ザ・サード』(2011)

Volitionは、『GTA』フォロワーとして世にでた『セインツロウ』シリーズでよく知られています。初めこそクローン的なゲームだったものの、シリアスさが増す『GTA』とは対照なおバカコメディ路線という独自の魅力を手に入れ、多くのファンを獲得しました。

『Descent』(1995)

同社は1993年にParallax Softwareという名前で設立され、1995年には6DoFシューター『Descent』をリリース。1997年にはスタジオ名を現在のVolitionに改め、その後2000年にはTHQに買収されていました。

2012年には親会社のTHQが破産するという憂き目に遭いましたが、Koch Media(現PLAION)に売却され、Deep Silver部門の一部に。その後『セインツロウIV』からリブート版『セインツロウ』を開発し、昨年にはPLAIONの親会社であるEmbracer Group傘下のGearbox(『ボーダーランズ』などで知られる)に移籍したことが報じられていました。

『レッドファクション:アルマゲドン』(2011)

同社は親会社の事情に巻き込まれることが多かったものの、30年にもわたる歴史の中で『レッドファクション』シリーズや宇宙ゲームの傑作と名高い『FreeSpace 2』など様々な名作を残してきました。

『FreeSpace2』(1999、エンジンのオープンソース化を経て~2023)

原因はEmbracer Groupの再編

閉鎖の理由としては、親会社のEmbracer Groupの再編によるものだとしています。同社がビデオゲーム業界のリーダーとして地位を維持するための再編プログラムの一環として戦略的目標と運営上の目標が評価され、Volitionが直ちに閉鎖されるという判断が行われたとのこと。スタッフについてはスムーズに転職できるようにサポートしているといいます。

『セインツロウ』(2022)

なおEmbracer Groupについては今年5月、「変革的提携」と題した大規模な取引に失敗。サウジアラビアの政府系ファンドのSavvy Games Groupと提携して6年間で20億ドル以上の契約開発収入を得るはずだたものの、それを失う形になりました。

再編プログラムはこの取引失敗によるものであり、現在スタジオ閉鎖やレイオフが行われます。Volitionもそのあおりを受けたスタジオのひとつとなります。

『セインツロウ』(2022)

なお、Volitionの最終作『セインツロウ』については、最近Steam版の配信が開始。PS4/PS5版もPlayStation Plusのフリープレイにて配布されているため、プレイしていなかった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

《みお》

Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

+ 続きを読む

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 【1,200円→0円】90年代ブラジル舞台の“非常に好評”サイコホラーADV『Asleep: Act 1』11月3日まで無料配布中

    【1,200円→0円】90年代ブラジル舞台の“非常に好評”サイコホラーADV『Asleep: Act 1』11月3日まで無料配布中

  2. Claude Codeによる「既存ゲーム再現」を制限したとエンジニアが認める―オリジナル作品生成は引き続き動作する想定。“AIクローンゲーム”の抑止につながるか

    Claude Codeによる「既存ゲーム再現」を制限したとエンジニアが認める―オリジナル作品生成は引き続き動作する想定。“AIクローンゲーム”の抑止につながるか

  3. 『アサシン クリード ヴァルハラ』ニューゲーム+や新報酬追加のアプデ11月5日配信!『ブラック フラッグ RE:シンクロ』最後の大型アプデも―今後のリメイク展開にも言及

    『アサシン クリード ヴァルハラ』ニューゲーム+や新報酬追加のアプデ11月5日配信!『ブラック フラッグ RE:シンクロ』最後の大型アプデも―今後のリメイク展開にも言及

  4. 『DARK SOULS II』『III』で全機種版のゲームサーバーが停止、不具合発見で―復旧時期は判明次第案内

  5. 【2,700円→0円】体をサイボーグ化して監獄惑星を勝ち抜く残虐ローグライクACT『血戦溶炉』Amazonプライム会員向けに無料配布!ビルドは何百万通り

  6. 『Destiny 2』旧コンテンツ復元完了は1年以上先になる見通し。“お布施”として無理に『Marathon』をプレイする必要はないと責任者が呼びかけ

  7. Steamで「リモートコード実行」など6件の脆弱性をセキュリティ研究者が発見。Valveへ報告済み―「ゼロクリック」のコード実行などを実証した調査結果が公開

  8. プレオーダー開始の『GTA6』、物理ディスク版は後から販売される?発売時期の噂が広まるも疑いの声も多数

  9. 『CoD: MW4』韓国の事故映像使用で謝罪。遺族らの抗議受けActivisionが削除へ

  10. 『NTE』累計課金額が約640億円突破―海外市場が中国国内を上回る。課金額の約6割は公式PC・Android版経由

アクセスランキングをもっと見る

page top