名作ローグライクACTリマスター『Risk of Rain Returns』プレイレポ―シビアで中毒性のある楽しさは健在!新コンテンツでやりこみ要素は更に充実 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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名作ローグライクACTリマスター『Risk of Rain Returns』プレイレポ―シビアで中毒性のある楽しさは健在!新コンテンツでやりこみ要素は更に充実

時間とともに難しくなっていく世界。ビルドや一瞬の判断が生死を分ける。

連載・特集 プレイレポート
名作ローグライクACTリマスター『Risk of Rain Returns』プレイレポ―シビアで中毒性のある楽しさは健在!新コンテンツでやりこみ要素は更に充実
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Gearbox Publishingは、Hopoo Gamesの手がけるローグライクアクション『Risk of Rain Returns』をPC(Steam)/海外ニンテンドースイッチ向けに配信開始しました。

本作は、2013年に発売された『Risk of Rain Returns』のリマスター作品。じょじょに難易度が上がっていくルールの中で、マップを探索し、敵を倒しながら装備を集めてゲームクリアを目指します。プレイすればするほどキャラクターや装備などが増え、さまざまな戦い方やビルドが楽しめるようになります。

『Risk of Rain Returns』では、グラフィック向上だけでなく新たなキャラクターやゲームプレイ要素を多数追加。また、マルチプレイヤーも大きく改善されるなど、さまざまな点でより遊びやすく、プレイスタイルの幅を拡大しています。

本稿では『Risk of Rain Returns』のプレイレポートをお届けしていきます。

戦い、強くなり、生き残れ!

本作の舞台は、謎の攻撃によって宇宙船が墜落した「ペトリコール V」と呼ばれる惑星。この惑星は、謎の勢力によって多くの絶滅しかけていたモンスターが持ち込まれ、今では銀河で最も危険な場所となり、突如として現れた侵入者である主人公に対して強い敵意を持っています。

プレイヤーは、船の生存者(サバイバー)から使用キャラを選択し、惑星内のさまざまなバイオームを探索していきます。道中は多くの敵が襲いかかるだけでなく、次のステージに進むテレポーターを起動することで強力なボスも登場するのです。

OPアニメが追加されている!
チュートリアルも用意されています。

本作の大きな特徴は「時間とともに難易度が上がる」というシステム。マップ内に登場するモンスターも時間とともに強くなり、こちらの育成が間に合わなければあっという間に倒されてしまいます。敵の中には電気を発生させたり、足元を燃やすようなエリートモンスターも登場し、プレイヤーを苦しめます。

激しい攻撃から生き残るためには、マップ内にある宝箱やドローンを見つけて装備を充実させなくてはなりません。装備品には攻撃力を上げたり、体力を増やしたり、敵を倒すと追尾する追加攻撃を発生させたりと、さまざまな効果も持つものが用意されています。ドロップ自体はほぼランダムですが、その中でいかに「キャラクターに合ったビルド」を構築していくかが本作の肝です。

難易度アップのリスクを覚悟して、マップを隅々まで探索して装備を充実させるのか。それとも難易度が上がりすぎないうちにテレポーターを起動してボスと戦うのか。そういった判断、そしてその結果(だいたい死にます)も本作の大きな醍醐味です。

遊べば遊ぶほど世界が広がっていく!

今作で初期に使用できるサバイバーは、バランスの良い攻撃や回避性能を持つ「コマンダー」と、追尾能力に優れる弓矢使い「ハントレス」の2名。どちらも比較的使いやすいサバイバーで、特にハントレスは左右の敵の方を自動的に見て攻撃できるという特性を持っています。

ゲーム内では、特定の条件を満たすことで新しいサバイバーをアンロック可能。また、用意されている実績を達成することで、新たなアイテムもアンロックされていきます。それぞれに必要な解放条件は、前提を満たしておくことでゲームメニューから確認可能です。

また、各マップにはゲームのルールを変更する特別な「アーティファクト」が隠されています。アーティファクトは敵の強さや種類を変更したり、毎回ランダム装備になったり、さまざまな通常と異なるプレイスタイルを楽しめます。

また、本作の新要素として「プロヴィデンスチャレンジ」というモードが追加されました。これは「敵を一定数倒す」「スキルを駆使してゴールに辿り着く」などのチャレンジを達成するモードで、クリアすることでキャラクターの新しい装備やスキンを入手可能です。

『Risk of Rain Returns』は基本的に難易度が高いゲームなので、慣れないうちはすぐに死んでしまうことも珍しくありません。しかし、何度も何度も挑んで色々なサバイバーやアイテムをアンロックして、アイテムの効果や組み合わせといった“生きるための戦い方”を覚えていくことでゲームがより深みを増していくのです。

死んでしまっても……。
得るものはある。

新旧ルールで遊べる『Risk of Rain Returns』!

新たなゲームプレイ要素が追加されている『Risk of Rain Returns』ですが、ゲーム開始時のオプションとして、2013年のオリジナル版『Risk of Rain』のルールで遊ぶことも可能です。これらはリマスター版が「モダン」、オリジナル版が「クラシック」でカテゴライズされ、自由に組み合わせることができます。

例えばテレポーターを起動した際に、モダンでは「一定時間耐えきってボスを倒せばクリア」、クラシックでは「耐久時に登場したすべてのモンスターを倒せばクリア」とルールが異なります。オリジナル版では離れた場所にモンスターがいたら探しに行く必要があり、場合によっては大きなタイムロスになる可能性がありました。

リマスター版に登場するアイテムや敵、ステージなど追加要素を出現させない設定にもできます。完全なクラシック設定にした場合、向上したグラフィックで基本的なプレイ要素は昔のまま、といった遊び方もできるのです。そのほかダメージなどの設定も行えるため、ルール設定の幅は広めです。

マルチプレイ時は、プレイヤーが死んだ場合にドローンとして生まれ変わって壊されるまで操作することができます。オリジナル版のように死んだ後仲間を見守るだけでなく、ドローンの機銃で敵を攻撃したり、マップを探索した情報を伝えるなど、死んだ後も仲間のサポートができるようになったのは大きな変化です。

ちなみに、今作で追加されたコンテンツとしてキャラクター・アーティフィサー(職人)が登場したり、各キャラクターに選択可能なスキルが追加されたりと、前作『Risk of Rain 2』の要素もありますよ。

新サバイバー・パイロットが楽しい!

『Risk of Rain Returns』はオリジナル版と比べてグラフィック向上や操作性、コンテンツ追加など、多くの面でより遊びやすいように改良されています。だんだん難しくなっていく世界で探索・戦闘・アイテム集めを行っていき、ときには力不足で容赦なく殺されてしまう『Risk of Rain』のシビアさもやりごたえのある楽しさも、本作らしい中毒性をしっかり堪能できます。

さらに細やかなルール設定ができるようになったことで、オリジナル版のマルチプレイで発生していた「複数人で分けると強化アイテムが足りなくなる」という問題にも対処しやすくなっています。オンラインマルチプレイがやりやすくなったこと、日本語対応でログが読みやすくなったことなどもとても嬉しい部分です。

死んだ時のセリフも本作の楽しみ。

ただし、現環境だとたまにゲーム自体が落ちるという現象が発生しています。幸いメニュー画面などのゲームプレイ中以外で発生しているので進捗が無駄になることはないのですが、こちらはなるべく早急に対応してほしい部分です。



オリジナル版の面白さは変わらず!コンテンツ増加で更にやりごたえ抜群になった『RoR』が堪能できるスパ!


タイトル:Risk of Rain Returns
対応機種:PC(Steam)/海外ニンテンドースイッチ
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2023年11月9日
記事執筆時の著者プレイ時間:11時間
価格:1,700円



《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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