「Steam Deck OLED」で『バルダーズ・ゲート3』をプレイ!冬の連休中、コタツの中で名作RPGを遊べるか?【2024年始特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「Steam Deck OLED」で『バルダーズ・ゲート3』をプレイ!冬の連休中、コタツの中で名作RPGを遊べるか?【2024年始特集】

2023年11月17日に登場した「Steam Deck OLED」をレポ!

連載・特集 特集
「Steam Deck OLED」で『バルダーズ・ゲート3』をプレイ!冬の連休中、コタツの中で名作RPGを遊べるか?【2024年始特集】
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2023年11月17日に登場した「Steam Deck OLED」は、1年前に日本での発売が開始された「Steam Deck」をベースに、有機ELスクリーンやWiFi 6rサポートを新たに採用したポータブルゲーミングPCです。本記事ではそんな「Steam Deck OLED」が従来の「Steam Deck(LCD版)」とどう違うかを、先日に日本語対応したPC版『バルダーズ・ゲート3』などを用いてレポートしていきます。

◆コンパニオンキューブを模した外箱がキュート! オレンジの差し色が映える「Steam Deck OLED」

まずは『バルダーズ・ゲート3』をプレイする前に、「Steam Deck OLED」のスペック、そして外観の違いから見ていきます。

スペック面での「Steam Deck」と「Steam Deck OLED」の違いを挙げていくと、大きな点では先の有機ELスクリーン搭載&WiFi 6eへの対応、そしてバッテリー性能の向上にあるでしょう。「Steam Deck」は「2~8時間のゲームプレイ」とされていたところが「3~12時間ゲームプレイ」にまで延長され、排熱に関しても効率がよくなり、ダウンロード速度も向上しているとのこと。

しかし別デバイスとしてリリースされたわけではないですし、あくまで「Steam Deck」のちょっといいモデルという位置づけになるでしょう。Steamのストアページなどで「Steam Deck OLED対応」と特別に掲げているタイトルもありませんし、マイナーチェンジに留まっています。

45W電源の充電器も付属。『Portal』のコンパニオンキューブマーク付きの箱に収納されています(コンパニオンキューブが描かれているのはあくまで箱のみ)。

「Steam Deck OLED」は「オレンジ」をキーカラーとしていて、専用ケースなどにはオレンジ色のロゴが躍ります。

また、弾力性を帯びつつも頑丈なキャリングケースにもオレンジカラーが差し込まれています。

今回記事に使用したのは1TBモデルのため、脱着ライナー付きキャリングケースとなります。

◆『バルダーズ・ゲート3』を「Steam Deck OLED」でプレイ! 発熱はあるがプレイは許容できる

「Steam Deck OLED」の動作確認をかねて、12月21日に日本語版が実装されたPC版『バルダーズ・ゲート3』を遊んでいきます。あらためて言うまでもありませんが、「Steam Deck」の強みはPCと本機で同じデータを使えるというところにもあります。『バルダーズ・ゲート3』と「Steam Deck OLED」の組み合わせは、休みの日に家の様々な場所をごろごろと移動しながら遊ぶにはうってつけの組み合わせといえるでしょう。

こちらはSteam Deckではない「PC」でのゲーム画面

まずはグラフィック面から。PCとSteam Deck OLEDの両方を比べて確かめてみたところ、Steam Deck OLEDではグラフィックの衰えが少し印象に残りますが、携帯ゲーム機としてプレイするには十分。さすがに画質は落ちますが、快適に動きます。しかしエフェクトが派手なシーン、地面が揺れているなどのバトルシーンでは多少酔うような感覚にも襲われました。

排熱に関してはファンが結構な勢いで稼働します。前述の“ちょっと酔った”バトルシーンにて、設定から確認できるパフォーマンスオーバーレイレベルでデバイスの温度を確認したところ、同じバトルシーンでは65度から徐々に熱を帯びていっている様子。


しかし、筆者の印象としては“我慢できる”レベルです。携帯ゲーム機として考えるのならば「この程度は初めから織り込み済み」な範疇におさまります。

気にならないと言えば嘘になりますが、フリーズが多発するわけではなく、(あくまで数時間のプレイにおいては)ゲームとして遊ぶことは十分に可能。念のため、本体温度を意識しながらプレイしていくのが良いでしょう。ベッドに寝っ転がりながら、アスタリオンと熱い夜を過ごすこともきっとできるはずです。

「Steam Deck」と操作感はほぼ同じですが、やはり「Steam Deck OLED」でのゲームプレイはかなり快適……! 操作感というのは「キーマウに向いたタイトル」あるいはその逆で「コントローラーが適したタイトル」という根本的なところから、「人生で携帯ゲーム機をどれだけ触ってきたか」などにも関わってくる非常に主観的な項目ですが、PCで遊ぶのよりもごろ寝をしながら「Steam Deck OLED」で遊びたいと思わせてくれました。



『バルダーズ・ゲート3』はSteamウインターセールで1月5日まで10%セール中です。見る見るうちに時間が過ぎていくRPGなので、連休中にごろごろしながら遊ぶのに最適なゲームでしょう。PCとSteam Deckの両方を使いわけてコタツの中で遊ぶのも良いですね!

「Steam Deck OLED」の価格は1TBモデルは99,800円、512GBモデルが84,800円となります。PC版『バルダーズ・ゲート3』はSteamにて通常価格8,499円で販売中です。


《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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