ハードコアなゲーマーの皆さん!ゲームを遊んでいる際、こんなことを思ったことはありませんか?「このアイテムよく見るけど、どんな味しているんだろ?」と。私はしょっちゅうあります。
そこで、本記事ではこの疑問を「解消」すべく、名前だけはよく聞くくせに実際の味はよくわからない筆頭である「例の食べ物」を購入&調理、その実態に迫るべく調理していこうと思います。

筆者は今『天穂のサクナヒメ』のアニメを見ながらゲームを同時進行しております。序盤のワガママ小娘的おひいさまかわいい。

まだまだ始めたばかりで米の出来はイマイチですが、毎年少しづつ品質が良くなっていくことに快感を覚え中。まだ田んぼに塩は撒いていません。

しかし、食料事情はまだまだ前途多難。団栗汁が並ぶ夕餉も珍しくありません。このままでは良くない!おひいさまにはもっと食事でバフを乗っけていただいて島を探索してもらわなくては!
ということで、ここはひとついい感じの夕餉を作って自然治癒のバフを付与していきたいと思います!

はじめに下ごしらえをするのはもちろんこちら、お米です。

水を流しながらササッと洗います。最近は強く研ぐ必要はないんだそうですね。

そしてこれを用意しました。今回は五穀飯にする予定です。普段の食事では十六穀米を使ってたりしますが、ゲームの名称に合わせるためにもこちらを使います。

規定の水+五穀+プラスの水分を入れて炊飯スタート。50分ほどかかるのでその間に他の料理を進めます。

続いては絹豆腐を用意。キッチンペーパーでくるみます。

重しを乗せて、じんわりと水分を出しておきましょう。

さらに玉黍(タマキビ)、つまりトウモロコシを4分ほどレンチンし、粗熱を取っておきます。

白ごまも擦って準備はOK。

水分の抜けた豆腐をくずしながら砂糖、醤油、すりごまをあわせたら…

ほぐしたトウモロコシを入れて…

「トウモロコシの白和え」の完成!作中だと「玉黍(タマキビ)の白和え」ですね。

続いてはシジミを用意します。

ザルにあけて水を入れ、砂抜きをしておきます。プクプク。

20分ほどでこれだけ砂が出ます。ジャリジャリの権化。

鍋で火にかけ、貝を開かせます。お湯が白くなってきたらいい感じ、茹で汁は捨てずにお味噌汁のダシに使えますね。しかし今回は剥き身に用事があります。

シジミひとつひとつを必死にほぐしたのち、茹で汁を少し加え、生姜、醤油、砂糖、みりん、酒を入れて煮詰めていきます。

焦げないように気をつけながら弱めの火でじっくりと煮詰めます……。

水分がほとんど無くなったら「蜆の時雨煮」の完成!貝が小さいこともあり、シジミをひとパックまるまる使っても小皿に盛れるサイズに。

ここらでメインのおかずを作りましょう。キジ肉……は用意できなかったため、鶏肉で代用。筋や余計な脂を切り落としたら魚焼きグリルで裏表同時に火を入れていきます。

写真を撮り忘れてしまったため、一気に完成品へ。皮目からザクザクッと切ってお皿に盛れば「雉肉の炙焼が作りたかった鶏肉の炙焼」です!

最後は汁物を作りましょう。なんでもいいのでキノコを用意します。今回は舞茸にしました。軸のあたりをカットしたら食べやすいサイズにほぐしておきます。


水、お酒、出汁、醤油を鍋に入れて火にかけ、沸騰しそうになったら舞茸を投入。


お餅はオーブントースターで焼いておきましょう。膨らんだら準備OK。

「茸の雑煮」の完成!

「五穀飯」もしっかり炊けていました!

ということで、「おひいさまに食べていただきたい夕餉」の完成!
五穀飯で自然治癒アップ!雑煮で満腹ゲージも大幅上昇!しかし米と餅を一度にいただくのはシンプルにヘビィ!
鶏の炙焼は作中のレシピ通り塩を使わずに焼いたので現代の食事に慣れきった自分にはだいぶ物足りない味です、塩が全てを解決する。
シジミの時雨煮を作るのは初めてだったのですが、焦げることもなく、しっかりした甘辛い味付けと生姜の風味が効いて高いRPS(Rice Per Second、飯が進むの意)を記録しました。
そして白和え。普段は枝豆や人参で作ったりしていますが、トウモロコシで作ると具材も白和え部分も甘く、まるでデザートのようです。こういう方向のおかずもアリですね。
全てキレイに食べると自然治癒が長時間維持できそうな、非常に満腹感のある夕餉でした!
おひいさまはこれらを食べたのちすぐさま夜の探索で大暴れしているのですが、筆者は動けそうにありません。神様は胃腸も神レベルですね。
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