Ultra Gamesはライフシミュレーションゲーム『PARADISE』のAI使用によるNPCとの対話に焦点を当てた新トレイラーを公開しました。
応答にラグあれどもやり取りに違和感なし、これがAIの力なのか！
本作は高度なAI技術を取り入れたオープンワールドライフシム。友達と遊んだり銃撃戦に参加したり運転するなどしながら、毎日のミッションを完了し人生の頂点を目指します。各NPCには独自の背景、仕事、および日常生活があり、チャットや音声を使用してコミュニケーションを取ることが可能です。
今回公開された動画では、主人公である男性を操作し街の人々との対話を行う様子が描かれています。
まずは車に乗り込み近くのコンビニへ。主人公の「ここでは何を売っているのか？」という問いかけに対し、「お前さんが欲しいと思うようなのは一通り揃ってるよ、スナックに飲み物、衛生用品までね。いちいち聞いて時間を無駄にするぐらいなら、ちょっと見て回ればいいじゃないか。」と店主。
続けて「こちとらナイフを持ってんだ、金を出せ！」と凄む主人公に対し、店主は「おいおい、落ち着けよ。そんなに先走るなって。何か困っているんなら、二人でいいアイディアでも考えようじゃないか。」と場慣れした口調で軽く受け流しています。
その後主人公は店内で買い物中の女性客に「飲み物奢って？」と語りかけるも、「いやよ、自分で買ったらどう？私は買い物で忙しいのよ。」と拒否されたり、ガソリンスタンドで犬を連れて給油中の男性に銃を求めたりと、割と自由な発言を繰り返すもNPCたちからは冷静な回答が返されています。
動画の終盤ではクリスティなる女性を訪ねてモーテルへ行く主人公。「お前がクリスティか？」という問いにややテンション高めに答えるクリスティですが、2言目には「おっぱい見せろ」とセクハラ発言をかます主人公に対し、「あのね、全くもって論外も論外よ。ちょっとは礼節を弁えたらどう？このキモ男！」と痛罵し返しています。
開発によれば高度なAI技術を取り入れられている本作は、ChatGPTベースの音声合成によるボイスコミュニケーションとリアルなボディーランゲージおよびフェイシャルアニメーションにより自然な会話が可能となっているとのこと。現に今回公開された動画でも、返答に多少のラグがあるもののどのNPCも自然な返答をしています。
AIを駆使した自然なNPCとのやり取りが楽しみなライフシミュレーションゲーム『PARADISE』は、PC（Steam,Epic Games）にて無料で2025年中に早期アクセスが開始予定です。
￥4,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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