今回は、大阪にあるゲーム開発会社クローバーラボにお邪魔して、『デビルリバーシ』をプレイしてきました!
『デビルリバーシ』とは、元「ゲーム会社の社長」の小説家・喜多山浪漫氏が手掛ける、定番ゲームの常識破壊シリーズの第一弾として発表された異色のリバーシです。なぜ小説家がゲームまで作ってるの?と思われるかもしれませんが、喜多山浪漫氏は小説家でありながら個人開発者でもあるのです。

僕もいろんな人から「なにやってるかわからん謎のおじさん」と言われることが多いのですが、喜多山浪漫氏はさらに謎のおじさんです。本当になにやってる人なのかわからん!
◆クローバーラボにお邪魔します!

こちらがクローバーラボのオフィスだ!
クローバーラボのスタッフの方に「はじめまして!」と元気よく名刺交換させていただいたんだけど、実はBitSummitでお会いしたマスクマンの中の方だったらしい。その節はお世話になりました!
ちなみに、今回はプロe棋士VTuberの鷺宮ローランさんとご一緒しているぞ。この方もプロe棋士でありながらVTuberといった、なかなかに謎な経歴の持ち主だ。
そしてまさかの、僕が昔からやっている個人サイトの読者だったことが判明した。世間って狭い!

ご挨拶もそこそこに、さっそく『デビルリバーシ』をプレイしよう。まず最初は、僕と鷺宮ローランさんとのバトルだ。

本作が普通のリバーシと違うのは「コマの上にコマを重ねられる」「コマを生贄に捧げるとひっくり返せないコマを召喚できる」という2つのポイントだ。

コマを重ね置きすることで、周りのコマにも影響を及ぼし、落ち物パズルゲームのように連鎖が発生する。ひっくり返したときの状況に応じてポイントが加算され、合計のスコアを競い合っていくのが本作のルールだ。

序盤のうちは一度にひっくり返せるコマの数が少ないため、加算されるポイントもわずかしかない。目先のポイントを稼ぐよりも、後のことを考えてガッツリ稼げるように場作りをするのが重要と見た!とは言え、僕は頭を使うゲームが非常に苦手なため、とりあえずなんか置けそうな場所に置いていく。
最初は100や200ポイントだったのが、盤上のコマが増えるにつれて1,000、10,000と桁が上がっていった。やはり僕の予想通り、細かいポイントを稼ぐよりも場作りに専念するのが正解だったようだな……などといかにも賢そうな風を装っているけど、その場の雰囲気でなんとな~くコマ置いていっているだけだ。

「数百から数万の数字を見ると、ドラゴンボールの戦闘力に当てはめちゃうんだよな~」などとしょうもないことを考えている。
高いポイントを獲得するには、重ね起きからのコンボが有効だ。ただ、重ね置いたコマは置いた本人だけではなく相手も利用でき、考えなしに積み重ねていくと相手に高ポイントを与えてしまうので気をつけないといけないな。

今回のように格上の相手と戦うときは、あえてコマを積み重ねまくって乱戦に持ち込むのも手かもしれない。
戦略として有効なのかは定かではないけど、コンボがあっちこっちに派生しまくるのは単純に気持ち良くて楽しいな。

結局負けてしまったものの、結構良い勝負だったのではないだろうか。お互い、コンボに次ぐコンボの連続で、なかなか派手な戦いになったな。
次は、『デビルリバーシ』を熟知しているスタッフさんと、プロe棋士である鷺宮ローランさんのバトルだ。

鷺宮ローランさんは、効果的な置き場所や重ね置きするタイミングなどをしっかり学んでいたようで、先程の僕とのバトルとは次元の違う戦いが繰り広げられていた。

バトル漫画の、インフレについていけなくなった序盤の敵キャラみたいになってしまったけど、強者同士の戦いは手に汗握る。派手にコンボが決まると、見ているだけで楽しいな。

今回プレイしたオフラインでの対人戦以外にも、CPU戦、世界中のプレイヤーと戦えるオンラインモード、出されたお題をクリアしていくストーリーモードもあるので、じっくり楽しめそうだ。
『デビルリバーシ』はPC(Steam)向けに配信中!
¥3,280
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください