Game*Spark編集部がオススメする4月第3週の特選インディーゲームをお届け!
今週は、ラブクラフトに影響鵜を受けたポストアポカリプス釣りアドベンチャー『DREADMOOR』、ケモノ少女とダンジョン攻略するサバイバルアクションゲーム『奈落のキッチン』、話術とカクテルで酔わせ真実を引き出す酒場バーテンダーミステリーADV『Best Served Cold』の3本です。
DREADMOOR
本作は、終末後の世界で水没した島々と失われた文明の遺跡が広がる地を旅し、様々な魚を釣り上げていく一人称視点のポストアポカリプス・フィッシングアドベンチャー。ラヴクラフトが描いた世界から影響を受けており、放射線によって生み出されたおぞましい海の怪物も登場します。


釣り、探索、クラフト、インベントリ管理、モンスターとの戦闘が融合した体験を楽しめるという本作。様々な釣り場を探しルアーを取り換えることで100種類を超える魚を捕獲可能で、廃墟や洞窟、沈没船からは設計図や価値あるがらくたなどを見つけることができます。



材料を集めたり商人と取引したりしてルアーや銛、レアな医薬品などをクラフトしより良い装備を目指し、深淵に挑みましょう。
タイトル:DREADMOOR(ドレッドムア)
対応機種:PC(Steam)
発売日:未定
価格:未定
日本語:あり
奈落のキッチン
個人ゲームデベロッパーPico Gamesが開発する、ケモノ少女とダンジョン攻略するサバイバルアクションゲーム。本作では、食材探しと“飯”を通じて冒険者パーティーを支援するという、従来のサバイバルアクションには無いサポート職にフィーチャーしています。


主人公は戦うことが苦手なケモノ少女のロップ。戦闘には不慣れながらも料理の腕前は超一流のケモノ少女の料理人で、彼女の作る料理を食べることでパーティーメンバーは特別な力を得ることができます。
舞台は、飢えに苦しむ人々が住む地に点在する危険なダンジョン。そこでは多くの冒険者が財宝を求めて挑むものの、食糧難により撤退を余儀なくされています。そんな中、「現地調達で料理をしながら進めばいい」という大胆な発想を持ったロップが、料理人としてパーティーに加わり、冒険に挑むというのが物語の始まりです。


プレイヤーは、多くの探索物をバラして食材を集め美味しく調理、“飯の力”で冒険者パーティーを導く横スクロールアクション楽しむことができます。飢えて倒れないよう魔物でも何でも食べて前に進み、ダンジョン攻略に挑みましょう。ちなみにゲーム内のグラフィックはすべてPico Games氏自身が手がけており、特に料理のイラストはこだわりが感じられます。
タイトル:奈落のキッチン
対応機種:PC(Steam)
発売日:2025年
価格:未定
日本語:あり
Best Served Cold
本作は、ベルギーのインディーゲームスタジオRoguesideが開発するバーテンダーミステリーアドベンチャーゲームです。本作の舞台は禁酒法が施行された、史実とは異なる歴史を歩んだヨーロッパ。人々が戦争やストライキ、配給制といった不安を抱えて生活している中で、プレイヤーは架空の都市・ブコヴィエにある潜りの酒場「ナイトキャップ」のバーテンダーになります。


刑事のお目こぼしに預かるかわりに、客として訪れる容疑者や事件の目撃者たちにお酒を提供しながら情報を引き出していきます。複雑な世情の中で、大金を注ぎ込んでくれる紳士からならず者まで、個性豊かで社会的階級が異なる22人のお客さんが登場し、物語が立体的に描かれます。
ゲーム内でプレイヤーは、お客さんの声に注意深く耳を傾けながら、心地よい言葉を投げかけたり、誘惑したり、ときには脅したりしながら、情報を引き出していかなければなりません。一度の会話で仲良くなることもあれば、何度も話しかけて心を開く人もいるようです。


もちろんバーテンダーとしてカクテルの提供も大切。ある時は甘い酒がムードを作るかもしれないし、染み入るような一杯が陰鬱な客の口を滑らかにすることもあるかも。また、アルコール度数の高い酒で前後不覚にする場面もありそうです。Steamストアページではデモ版も配信中です。
タイトル:Best Served Cold
対応機種:PC(Steam)
発売日:2025年5月5日
価格:未定
日本語:あり
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