
GearboxはPAX East 2025にて『ボーダーランズ4(Borderlands 4)』について説明したステージの様子を公開。同社CEOランディ・ピッチフォード氏はミニマップが廃止されてコンパスが採用されていることについて「マップではなくゲームをプレイして欲しい」という意図があることなどを語っています。
『ボーダーランズ4』ではミニマップがなくコンパスに
本作はユニークな世界設定や登場人物が特徴のルートシューターシリーズ最新作。5月1日には「State of Play」にてゲームプレイトレイラーも公開されています。
そんな本作について既に公開されているゲームプレイの様子から、画面上に周囲の様子を把握するためのミニマップがないことが一部で物議を醸していました。海外掲示板Redditにミニマップを希望するユーザーが投稿した話題では、前作では画面の情報量が多かったためにミニマップに頼らざるを得なかった、コンパスだとマーカーが重なるといった意見や、ミニマップはオプションにして欲しいという意見などが見られます。


ランディ・ピッチフォード氏が語るコンパス採用の意図とは
PAX East 2025にて本作では非常に広大なマップをシームレスに冒険できると語っていた(30分辺りから)ランディ・ピッチフォード氏ですが、注目の話題としてミニマップが廃止されてコンパスが採用されたことに触れられると(31分30秒辺りから)インターネット上で物議を醸していることは把握していると答えます。
まず語られたコンパス採用の意図はマップがとても広大だからとのこと。今していることはローカルな範囲を示すミニマップで把握できるが、これからしたいことの多くはミニマップの外になってしまうからと説明しています。遠く離れた複数の目標を把握できるコンパスは、本作で垂直方向に広がったマップ構造とも相性がいいと付け加えられてもいます。
さらにピッチフォード氏は「マップではなくゲームをプレイして欲しい」とコンパスシステムに労力をかけた理由を語っているほか、従来作よりもクールな機能が搭載されているというマップ機能そのものは残っておりすぐに呼び出せるようになっていることにも言及しています。
『ボーダーランズ4』は、PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam、Epic Games Store)向けに9月12日に発売予定です。