本稿では『DEATH STRANDING 2』及び『DEATH STRANDING』の物語に一部言及しています。
閲覧の際にはご注意ください。
冒頭の子育てシーン「Raindrops Keep Fallin' on My Head」は『DEATH STRANDING』の「雨」に合わせた印象ですが、元々この曲は西部劇「明日に向かって撃て!」の挿入歌でした。実在のアウトロー、ブッチとサンダンスの逃避行を描き、警察に追い詰められた2人が「オーストラリアへ行こう」と儚い希望を語ってから弾幕に飛び出すところで映画は終わります。サムとルーに待ち受ける運命を暗示するような選曲でした。
『デスストランディング2』の導入部は、オーストラリア大陸に向かう準備としてメキシコのカイラル通信接続を行なっていきます。幸い英語が通じないような事態にはなりませんでしたが、拠点の人々は母語であるスペイン語で挨拶をしてくれます。スペイン語を母語とする人口は中南米を中心に約5億人で中国語に次ぐ第2位。国際社会では公用語としての英語も勿論重要ですが、母語話者と接する機会が多いスペイン語も挨拶程度なら交わせて当然ぐらいにはなっています。
また、アメリカの西海岸側の大部分が米墨戦争以前にメキシコの領土だったので、「ラスベガス」「ロサンゼルス」などの地名や文化にスペイン語が受け継がれています。国境を越えればそこは空っ風の吹く荒野、さすらいのガンマンになった気分で基本のスペイン語を覚えましょう。

¡Hola!:こんにちは!
¡Bienvenido(a,os)!:ようこそ!
¿Cómo estás?:調子はどう?
¿Qué tal?:元気?
Muy bien.:いいですね
¡Buenos días!:おはよう
¡Buenos tardes!:こんにちは
¡Buenos noches!:こんばんは
最初の挨拶は笑顔で元気よく。このくらいであれば英語での会話の中にもよく織り交ぜられるので、予想と違う言語が来ても慌てないように。スペイン語はあいうえおが明確で、日本語ベースで比較的読みやすい部類になります。ただしアルファベットが表す音に違いがあり、基本の「Hola」は「ホラ」ではなく「オラ」、「Japon」を「ハポン」と発音します。

Soy Sam.:俺はサムだ
Me llamo Sam.:同上
主な名前の紹介は上記の2つあり、どちらを使っても大きな差はありません。「Soy ~」と続けて出身地や職業を言っていけば、簡単な自己紹介はバッチリです。その際は名詞の性別で語尾を変えるのを忘れないようにしましょう。

¡Gracias!:ありがとう
¡Muchas gracias!:とてもありがとう
De nada.:どういたしまして
¡Adios!:さようなら
Nos vemos.:また会いましょう
¡Hasta luego!:また今度
¡Hasta mañana!:また明日
配送完了後の会話に出てくる感謝と別れ際の言葉です。「Hasta ~」に続く言葉は相手と次にいつ会えるか、予定が確定しているかしていないかで様々なバリエーションがあります。例えば毎週一のレッスンがあるときなどは「¡Hasta la próxima!」(また次回)に。

¡Dios mío!:なんてこった!
¡Que locura!:クレイジーだ!
¡Es imposible!:信じられない!
褒めなどに使える驚きの表現は、ゲーム中でも良い仕事をしたときに言ってもらえます。装備の少ない序盤だからこそ、配送は油断せず丁寧にやりましょう。

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¡Que alguien me ayude!:誰か助けてくれ!
La Madre:母親
Ciudad Nudo del Norte:北ノットシティ
Villa Libre:自由の家
拠点は少ないものの、山あり谷あり敵もありで、荷物が破損しやすい状況が揃っていて油断は禁物です。配送業務にブランクがある人は機材の扱い方などメキシコで十分感覚を戻してから先に進みましょう。それでは、¡Que te vaya bien!