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ステータスを見て犯人を捜せ!ファンタジー世界で起きた事件を追いかける異色ミステリー『ステータス確認探偵』プレイレポ

パラメータはウソを吐かない。

連載・特集 プレイレポート
ステータスを見て犯人を捜せ!ファンタジー世界で起きた事件を追いかける異色ミステリー『ステータス確認探偵』プレイレポ
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ホームズにポアロ、明智小五郎、京極堂、江戸川コナンやおしりたんていと、古今東西さまざまなフィクションで探偵たちが活躍してきました。今回紹介する『ステータス確認探偵』の主人公は、その名の通り、ステータスを確認するという能力を持った探偵

ファンタジー世界で起きる複雑怪奇な事件を、非常にユニークな方法で事件を解決する短編ミステリーアドベンチャーです。ぜひともご堪能ください。

レベル・能力・インベントリ・記憶を頼りに犯人を導き出す特殊設定ミステリー

『ステータス確認探偵』は風切羽が制作した無料の短編ミステリーADVです。BOOTHやFreem!で人気を博していたタイトルですが、この度2025年10月21日に、新要素を加えてSteamに登場しました。

舞台はMMORPG風の世界オムランド。全キャラクターにはインベントリやステータスの概念が存在し、皆が特定のジョブに就き、ダンジョン攻略などを楽しんでいるようです。

主人公は鳥塔ハイゼという少女。親友の獣人である篠山倉野とともに冒険者をしていましたが、才能が乏しく、冒険者を辞めてしまいました。

代わりに探偵業を始めたところ、倉野のバーで早速事件に巻き込まれます。容疑者は6人。果たして、彼女は犯人を捕まえることができるのでしょうか?

本作のフィーチャーは何と言っても容疑者のステータスが確認できること。これに尽きます。

主人公であるハイゼは新米の探偵であり、ステータス確認の仕方すら人に教わるレベルですが、何はともあれこれで容疑者たちの情報を集めることができるようになりました。

といっても、最初は探偵としてのランクが低く、名前・HP・SP・肩書き・経験値くらいの情報しか開示されません。真実を追求していけばランクは上がっていきますが、とりあえずはこれらの情報を基に推理するしかありません。

では早速、6人の情報を見ていきましょう。クロネッカー・デルタ、孤高の旅人……ふんふん、かっこいい二つ名ですね。青髪和服アンダーリム……これまたスゴい名前だ、それで肩書きが殺人犯……。

殺人犯!?

いきなり犯人が見つかりました。は~、簡単すぎるぜこのゲーム。決め台詞を考える暇もなかったですね。というわけで、この青髪和服アンダーリムが犯人だと断定します。

ブブーッ。

残念ながら、彼女は過去に殺人を犯したことはあるものの、今回の事件とは無関係でした。うーむ、さすがにそう簡単には行かない模様。

――といった感じで、参照できる手がかりをもとに推理を積み重ねていくのです。プレイフィールは大抵のミステリーADVと変わりませんが、ファンタジーRPG風のギミックがたくさん登場するため、非常に新鮮味があります。

すべてのテキストはログに自動保存されるほか、重要な手掛かりとなるテキストや図は「注目」「画像」というタブに自動でまとめられていくので、かなりお手軽にプレイできました。そのふたつとステータスを見比べれば、ほぼすべての謎が解けることでしょう。

ゲーム中、何度も穴埋め問題や選択肢が提示され、それを答えていくのが主な謎解きになっていますが、ヒント機能も用意されています。

このヒントを開くには「謎」というタブにあるミニパズルを解いて■というリソースを得る必要がありますが、そもそも本作には3つの難易度があるので、推理が少し苦手というプレイヤーでも段階的に挑戦できるでしょう。

ゲームクリア時には正答率に応じて評価が下されるので、本気でやりたいという人向けにもちゃんと作られています。ちなみに、誰かに資料を見てもらいながら遊ぶマルチプレイモードまで搭載されており、いよいよこれが無料なのが信じられなくなってきました

肝心の謎の出来はなかなかに秀逸であり、しっかりと頭を捻ることになります。一部無理のある謎があったり、やや世界観から外れた設定があったりもしますが、ゲームをクリアする頃にはすっきりとすべての謎を解き終えた快感を味わえるでしょう。

「ステータスを確認する」というゲーム業界では当たり前すぎて誰も気づかないようなギミックを拾い上げただけでもユニークですし、そこから一本の整ったミステリーADVにまとめ上げている点も評価に値します。本編は2時間ほどで終わるタイトなボリューム感も魅力です。

本編クリア後に遊べる後日談「エクストラ」と、現実世界で起こる別の事件「倉野の挑戦状」も用意されています。


ライター:各務都心,編集:TAKAJO

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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