2025年10月28日、2016年にエレクトロニック・アーツが発売したFPS『Titanfall 2』が発売から9周年を迎えました。これを記念した、Modの紹介を兼ねたファンメイドのトレイラー動画が公開されています。
『バトルフィールド』と『Call of Duty』という大作の狭間で埋もれ、忘れ去られる……のか?

『Titanfall 2』は、2016年10月20日に発売された『バトルフィールド 1』と、同年11月4日に発売された『Call of Duty: Infinite Warfare』という2つの大作FPSのちょうど中間で発売されたタイトルです。
海外メディアPCGamerは、「『Titanfall 2』は優れたゲームであるにもかかわらず、酷評された大きな理由の1つは、『バトルフィールド 1』と『Call of Duty: Infinite Warfare』の超大作の間にリリースを急遽決定したことにあると広く信じられています」と評しています。

そして今、2025年10月10日発売の『バトルフィールド 6』と、11月14日発売予定の『Call of Duty: Black Ops 7』のちょうど合間にあたる10月30日に発売されたFPS『ARC Raiders』も、その二の舞になるのではないか……と、PCGamerの記事は疑念を呼びかけました。
この疑念に対して、『Titanfalls 2』発売時にエレクトロニック・アーツの重役であり、現在は『ARC Raiders』の開発・運営を手がけるEmbark StudiosのCEOであるパトリック・ソダーランド氏は、『ARC Raiders』発売数日前のThe Game Business Showのインタビューで以下のように答えています。
「いったい何を考えて発売日を設定したんだ」と考える人もいるだろうが、私たちは長い時間をかけて発売日を検討してきた。
正しいか間違っているかは別として、我々は長期的な視点で考えている。どこかで始める必要があるのだから。
幸い、『ARC Raiders』は好発進を記録しており、外部サイトSteamDBでは記事執筆時点で24時間の最大同時接続数は約26万人を記録。PCGamerの記事では「週末には間違いなくこの数値を超えるだろう」という見方を示しています。
同記事では『ARC Raiders』が『バトルフィールド 6』や『Call of Duty: Black Ops 7』に比べて価格が安く、メディアのレビューやSteamユーザーレビューでも「大衆向けの優れた脱出シューター」と評されていることから、今のところ『ARC Raiders』は『Titanfall 2』の二の舞を避けられるのではないかと結んでいます。
『ARC Raiders』は、PS5/Xbox Series X|S/Windows(Steam、Epic Games Store、Microsoft Store)向けに販売中です。






