2025年10月31日に海外YouTubeチャンネルEmulated Vintage Gamingによって投稿された、「ホビット庄からモルドールまでフロドは歩く(Frodo walks from the Shire to Mordor)」と題された約10時間の動画が海外で話題を呼んでいます。
約10時間かけて滅びの山へ。見事な原作再現動画にかかった編集期間はなんと約6か月

この動画はDaybreak Game Companyによって現在も運営されている『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』(日本版は2007年から2009年にかけてさくらインターネットが運営)で撮影されたものです。同作はその名の通り、「指輪物語」の世界観や地理が忠実に再現されています。
今回の動画では同ゲームを用いてホビット庄から旅立ち、滅びの山まで向かうフロドの旅を「指輪物語」の音読を要所で挟みながら約10時間にもわたる動画として再現しています。その巧みな編集とゲームにおける原作の光景の見事な再現が海外の視聴者やメディアから高く評価されて、約10時間という長さにもかかわらず、2025年11月6日現在再生数は約49万回を記録しています。
海外メディアPCGamerの記事では動画の制作者に対し匿名を条件としてインタビューを行っており、動画を制作した理由について問われると「主に現実逃避です。トールキン世界に触れた人なら誰でも、何らかの形で中つ国に住みたいと思わないわけにはいきません。その中でも『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』はトールキンの世界を体験できる最も近い体験でした」「そこで私はフロドの旅路をどれだけ忠実に再現できるか、試してみようと思いました」と述べました。
動画を撮影する上ではまずは「指輪物語」の関連章を読み込んだうえで、まず別のキャラクターで特徴的なランドマークや印象的な出来事の発生地点の調査のロケハンを行い、ルートの構築ができたら新規作成した「フロド」でその道を歩いて動画を撮影する……という手法が取られました。
動画制作者は「撮影と編集に数カ月かかった」といい、動画の撮影を始めたのが5月、そして公開されたのが10月31日のハロウィンということを考えると、実に6か月間をかけて動画が制作されたことになります。
視聴者からは「ガンダルフやアラゴルンでも同じような試みをしてほしい!」というリクエストが何百件も寄せられており、彼らの冒険はヘルム峡谷やミナス・ティリスなどより広い地域を旅することとなりますが、『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』ではこれらの地域も探索可能になっているため、「いつかまた作品を作るつもりです」と動画制作者は述べています。





