
2025年11月22日から23日の2日間にかけて、中国・上海ではインディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開催されました。本稿では会場で見つけたローポリ社蓄ホラー『HR: Human Remains』の試遊レポートをお届けします。
悪魔が経営し、悪魔が働く企業に勤めさせられる不条理系ホラー
初代『バイオハザード』のローポリゾンビが振り返るCGムービーを見て、PS1の電源コンセントぶち抜くほどビビり散らした筆者が、編集部からの無慈悲な指令によりプレイすることになった『HR: Human Remains』。
本作は、悪魔が経営する企業に半ば強制雇用(契約)されたごく普通の会社員が、先輩悪魔や同僚の悪魔たちと肩を並べて仕事に従事するホラーアドベンチャーです。概要だけならコミカルかもしれませんが、会場に展示されていたのは紛う方もないホラーゲームでした。


試遊版では薄暗い地下室のような空間に閉じ込められたプレイヤーが、うっかり蜘蛛の巣に触れてしまい、蜘蛛先輩(?)が捕まえていた“肉”を逃がしてしまいます。
「次に巣に触れたらお前食うよ」的な警告をされ、数秒で消える全く頼りない発煙等を片手に、灯がほぼ無い地下空間を駆け抜けていく訳ですが......。


めっちゃ蜘蛛の巣があります。
どこか一つでも引っ掛かろうものなら、地下室の真ん中で目を光らせている蜘蛛先輩が、不気味な効果音と共にジリジリ迫ってくるのです。
このゲームもかつてのトラウマを想起させるローポリスタイルですし、何より一人称視点で閉鎖的な空間を歩き回るというのが筆者はとても苦手なシチュエーション。ちなみに蜘蛛も嫌いです。


一体どういう経緯でプレイヤーはこの地下空間に迷い込んだのか。試遊ビルドでは特にその辺りの説明がないままゲーム開始となりましたが、怖くてあまり進めることができませんでした。……すみません、ただのビビリなんです。
可能な範囲で探索を行い、友人を失ってただ死を待つだけの人と、管理室のような部屋で電源スイッチを入れるところまでは良かったのですが、色々とあって最終的にはゲームオーバーになってしまいました。



そんな『HR: Human Remains』ですが、実はSteamで既にDEMO版が登場しており、こちらは日本語にも対応済みです。WePlay会場の試遊版だけでは、まさか悪魔と一緒に働くゲームだとは思えないものです。
ですが、冒頭だけ触ってみると、確かにSteamに記載されていた通りのゲームであることがすぐに分かります。触手をウネウネさせているパワハラ役員のような悪魔、薄暗いオフィスでモップがけしているツンデレっぽい先輩悪魔など、入社初日から話題が尽きない職場環境だと言えそうです。



なお、Steamの紹介には「会社を成功へ導きますか? それとも、人間らしさを守り抜きますか?」との謳い文句が。ゲームとしてはマルチエンディングにも対応しているとのことでした。悪魔に媚を売って保身に走るか、それとも──?
『HR: Human Remains』は、2026年発売予定です。
¥902 (¥11 / ml)
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)













