
2月1日に東京新橋のニュー新橋ビル地下で開催された、シューティングを中心としたゲーム試遊イベント「ふしぎなシューティングゲーム祭りin新橋」。このイベントには、RS34やキマイラ機関、コスモマキアー、買船、コロンバスサークル、サクセス、シティコネクション、BEEP、ピクセル、ロケットエンジン、そして主催・メビウスの11社が集結しました。本イベントの会場レポートをお届けします。
会場は地下の1室を利用したものであるために、面積的には非常にコンパクトなイベントです。それでも多くの人が集っただけでなく、試遊できるタイトルが多くあることから、華麗なゲームプレイを行うプレイヤーの周りに自然とギャラリーが集い、攻略する姿を見守る一面もありました。




発売済みタイトルが多くあるも期待の新作が出展され、掘り出し物も多い物販で賑わったイベント会場
ここからは、各社のブースをご紹介します。
コロンバスサークル
コロンバスサークルは、レトロゲームをHDMI出力できる互換機「コロンバスサークル16ビットコンパクト」や『キラキラスターナイト』などの物販が中心。また、STGと相性が良さそうな「筐体型アーケードコントローラ アケつく」も試遊可能でした。



キマイラ機関
キマイラ機関はシューティングRPG『宇宙銀河ウォーズ』を映像展示。プレイアブル出展はされていないため、本作に触れることはできませんでしたが、無料配布されたクリアファイルに本作のキャラクターが少しだけ垣間見られました。

メビウス
主催となるメビウスは、『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』などの発売済みタイトルの試遊と、今春発売が予定されている『MECHANICAL BRAIN ReHash』をプレイアブル出展。また『タリカンアンソロジーVol.1』などの物販も行っていました。
『MECHANICAL BRAIN ReHash』をプレイしてみたところ、MSX2++向けタイトルとしてスムーズに動く背景がとても好印象。もちろん現行のタイトルと比べてしまえば差はあり、MSX2++で遊べる理想のSTGというのを同時に感じますが、ゲームプレイそのものも理不尽な印象がなく、遊んでいてやりこんでみたいと思うほど。なかなか良い感触のSTGでした。





コスモマキアー
コスモマキアーは、『式神の城III』のプレイアブル出展と、『式神の城II』特装版や『トリガーハート エグゼリカ』のTシャツなどの物販の半々を行っていました。

賈船
賈船は、オンレール・シューティングの『キャンディレンジャー』の試遊台を設置。物販はなかったものの、同社が展開している『Panty Party』などを筆頭とした広告類や『キャンディレンジャー』を試遊した人向けに缶バッジを配布していました。

BEEP
BEEPは主に物販と『コットンリブートハイテンション』をプレイアブル出展。物販では、『ラジルギ2』や『コットンリブート!』などの特装版と通常版に加え、ミニ機であるX68000Z向けタイトルも販売していました。


シティコネクション
シティコネクションは、グランゼーラ開発の『FZ:Formation Z』をプレイアブル出展。昨年12月に出展されたバージョンとの差異を、今回の試遊から感じることが出来ませんでしたが、オプションでゲームスピードを130%にするとゲームプレイそのもののテンポが早まり、自機被弾からの復帰もしやすくなったことで各段に遊びやすいと思えました。これなら、5月12日の発売日まで安心して待っていられると初めて思えます。

ロケットエンジン
ロケットエンジンは『トラブルウィッチーズふぁいなる!ラストエンド』と物販。そして『ヴァルシュトレイの狂颷』をプレイアブル出展。また撮影禁止の「秘密STG」も試遊可能でした。

今回のイベントはいつ決まった?主催のメビウスへインタビュー!
さらに、主催であり『MECHANICAL BRAIN ReHash』をプレイアブル出展したメビウスのゼネラルマネージャーである北村彰浩氏にインタビューを行いました。
――今回のイベントを新橋で開催したのは何故ですか?
北村氏: これまで弊社のほうで2回ほど、同じ建物(ニュー新橋ビル)の3階で「ふしぎなゲーム祭り」というのを開催させていただきました。その2回とも、かなり人を集めたのですが、なかなか次を開催できる機会がなく、3階にあるゲームショップ「ファミコンショップマリオ」の店長さんから「シューティングゲームの単体イベントをやるのだけど、3社じゃできないからなんとかできないものか?」と、ご相談を受けたのが始まりですね。
――ちなみにイベント名には「ふしぎな」とありますが、どういった意味が込められているのでしょうか?
北村氏: 当初は「変な」という名前を付けていましたがNGが出てしまったので、「ふしぎな」に変更した経緯があります。
――主催として、今回出展された一押しのタイトルは何でしょうか?
北村氏: サクセスさんの『サイヴァリア3』やシティコネクションの『FZ: Formation Z』です。まだ未発売のタイトルで、これから調整とかも色々あると思いますが、もともと両作とも人気のタイトルであるために、非常に注目度が高いです。
――『MECHANICAL BRAIN ReHash』はいつ頃から開発を始めたタイトルですか?
北村氏: こちらは開発チームが別に存在します。MSX生みの親である西和彦氏が提唱しているMSX2++というフォーマットに対応したタイトルを制作しております。それをニンテンドースイッチに移植したものがプレイアブル出展したものになります。
MSX2++というハードが出ていないので、ニンテンドースイッチ版が先に出るという形です。(研究が進んだ)ハード末期タイトル的にポテンシャルが出ているタイトルになっていると思いますので、是非遊んでもらいたいタイトルですね。
――ちなみに発売はいつ頃を想定しているのでしょうか?
北村氏: 発売は4月から6月までの今春を予定しています。またMSX2++本体がいつ発売されるのかわからないため、ニンテンドースイッチ版が先に発売されます。
――開発に関して苦労したエピソードなどはありますか?
北村氏: 完全別チームが開発しているため、わからない部分も多いのですが、MSX2++の最初のタイトルとなるので、(期待に応える)苦労はあると思えますね。
――本作の注目ポイントはどこでしょうか?
北村氏: やはり、シューティングゲームとしても凄く緻密に作られた、「正統派」というところですね。弊社で移植もした、『ローリングガンナー』というSTGがあるのですが、あれと同じく堅実に作られた完成度の高いシューティングゲームというのは、STGの元祖『スペースインベーダー』のようにシンプルで面白く出来ているからです。
――なるほど。正統派としてのシンプルで面白いが本作のポイントなのですね。最後に今回のイベントに興味を持ってくれたユーザーに向けてメッセージをお願いします。
北村氏: 第1回や第2回は、『グノーシア』の川勝徹さんや飯島多紀哉さんが来たことで多くの来場者が集まっていました。今回は緊急に始めたこともあり(通常なら1~2ヵ月前から告知)、3週間ぐらい前からの告知となってしまったので、そこを反省しています。
しかしながら、開幕からかなりのお客様に来ていただいて、楽しんでいただけたようで嬉しいです。次回はジャンルに絞ったものか、規模を拡大した第3回「ふしぎなゲーム祭り」を開催したいと考えております。
――ありがとうございました!













