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今だからこそアーケードのレースゲームの熱を感じたいー『Screamer』最新ビルドでストーリーからチーム戦まで体験【プレイレポ】

速いやつにしかわからない世界が確かにここにある。

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2026年の現在において、レースゲームと言えば『グランツーリスモ』シリーズを始めとした実車をシミュレーションしたものが多く発売され、レースゲームファンを楽しませています。それはとても素晴らしく、どの作品においてもいつでも車を走らせる楽しさを感じさせてもらえるものとなっています。

ですが、筆者は1980年代から1990年代のゲームセンターに沢山あったアーケードのレースゲームにとても思い入れがあります。決して普通の車ではありえない挙動、一方で派手なドリフトやアクション、そして超高速のスピード感は昔から変わらず魅了されるものばかりでした。

そのようなアーケードレースゲームを現代に再誕させようとしているのが今回紹介する作品『Screamer』です。2ヶ月前にもプレイレポをお送りしましたが、今回さらに遊べる範囲やコースが増えた最新ビルドでの試遊会に招待されたので、再び本作品をプレイしレポートをお届けします。果たしてどんな進化を果たしているのか、楽しみです。

システムと密接に結びつくストーリー

まずはストーリーモードの序盤から体験することになりました。開始するとまず出迎えてくれるのはオープニングムービーです。アニメーションは「ポリゴン・ピクチュアズ」が担当していることもあり、非常に美麗かつ疾走感あるレースシーンが展開されていました。また、シナリオ最中でもアニメシーンが挟まっていくので、SFアニメを1本見ているような満足感があります。

そしてストーリーは本作の主人公チームである「グリーンリーパーズ」を中心に展開されていきます。ただ、本作には他にも4つのチームが存在しており、場面によってはその4チームにフォーカスが当たる場合もあります。そうしてストーリーを進めることで、なぜこのレースが開催されているのか、そして本作の最重要ゲームシステムである「ECHO」とは一体どういったものなのか、それらを紐解いていくことになります。

さらに本作は脳内に自動翻訳機能が埋め込まれているという設定のため、キャラによって言語が全く異なります。英語を喋る人もいればスペイン語を喋る人、あるいは日本語を喋る人など多種多様です。そういった人物が言語の壁を越えて会話をしていくのもまた面白い要素となっているでしょう。

また、ストーリーモードはチュートリアルも兼ねています。最初はシンプルにコース上を走る、ドリフトの仕方を覚えるところから始まりこのゲームならではの要素を少しずつ学びながら進めることができるので、そういう意味でも最初に遊ぶべきモードです。

速く走り、レースを破壊する

後半はゲームのメインパート、レースを実際に遊びます。前回のビルドではシングルでのレースしか遊べませんでしたが今回はチーム戦が遊べるようになったのでそちらを中心にプレイしました。

チーム戦は2人チームモードか3人チームモードの2つがあり、1人のリーダーと1~2人のメンバーで構成されます。リーダーになれるキャラとメンバーキャラはそれぞれ決まっているので、全員がリーダーになれる、あるいはメンバーになれるということはありません。

レースが始まれば基本はシングルレースと変わりません。左スティックでハンドリング、右スティックでドリフトで車をコントロールし、ECHOシステムにより画面上部の左側のゲージが溜まればブースト、画面上部の右側のゲージが一定量溜まればストライクが発動します。ブーストはジャストタイミングで発動すればパーフェクトブーストとなり通常のブーストより速度が速くなり、ストライクが発動中に敵車に当たればKOとなりブーストゲージが大幅に回復します。

右側のゲージは基本ブーストを行うことで貯まるため、ブーストを貯める→ブーストを打つ→右側のゲージが溜まったらストライクで敵車を破壊する→またブーストが貯まるのでブーストする→…とループさせるのが理想の流れとなります。

そしてチーム戦はリーダーとメンバーで明確に役割が変わってきます。リーダーはマシンスペックが高いため、1位を目指して走ることになります。いわゆる普通のレースゲームと似たような形になるでしょう。一方、メンバーはリーダーのマシンに比べると大きくスペックが劣るため、1位を取るのはほぼ不可能に近いです。では何をするかと言うと、他のチームのマシンをストライクでKOするのがメインになります。

チーム戦ではゴールした順位に応じたポイントと同時に、KOするごとにポイントが獲得できる仕組みになっています。そのため、ただ走るだけより多くKOをした方がチームポイントは高くなり、チーム戦で勝利することができるというわけです。なので時には少し減速してでも敵チームを破壊することが大事になる、というわけです。

このように選んだ役割によって自分がすべき行動が変わるのも『Screamer』のチームレースの面白さに拍車をかけています。キャラによってそれぞれ細かなマシンスペックやスキルも異なるので、自分に合ったキャラを探すだけでも楽しいでしょう。コースも見た感じ30コース以上はありそうなので、コースによって得手不得手を探すのもまた面白そうです。

リアルなアーケードレースゲームがここに

2回の『Screamer』の試遊を体験した筆者の感想としては、昔懐かしいアーケードレースゲームを今の技術で作ったらどうなるのか、というのをまっすぐに突き詰めたのが本作の最大の魅力だなと感じています。超速度によるデッドヒート、ストライクによるハチャメチャなマシンクラッシュの応酬、それらが全部1つの作品で楽しめる本作は、新たな「ゲームらしいレースゲーム」の傑作になるポテンシャルを秘めていると感じました。

『Screamer』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2026年3月26日発売予定です。


ライター:げーまー哲,編集:みお

ライター/焼きうどんが大好きなVtuberライター げーまー哲

2020年7月からVtuber活動開始。 普段はTRPGや音楽ゲームの配信を中心に活動。 それと同時にライター・ゲーム開発・同人活動を並行するマルチプレイヤー。 焼きうどんが大好きで、月の昼食の2/3は焼きうどんしか食べない。 世に出たゲームハードを多数所持しており、いずれ全てのゲームハードを所有するのが夢。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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