
2025年にリリースされた『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』について、ベセスダのトッド・ハワード氏は当時の不具合の一部を「あえて残した」と語っています。海外メディアGamesRader+によって報じられています。
あの“迷台詞”は「ゲームの個性の一部」―トッド・ハワード氏がリマスター版『オブリビオン』を語る

リマスター版『オブリビオン』こと『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』は、2025年4月にベセスダがリリースした作品。2006年に発売された『オブリビオン(The Elder Scrolls IV: Oblivion)』からグラフィックが刷新されただけでなく、過去にリリースされた拡張コンテンツなども収録されています。
一方、そんな本作ではオリジナル版で見られたバグなどが残っていることがユーザーによって確認されており、リマスター版でも同じ手順で本作を10分でクリアするスピードランも話題となりました。
そして『オブリビオン』プレイヤーをある意味で喜ばせたのが、とあるNPCの台詞。本作に登場する話術スキルの達人、NPCのタンデルウィとの会話シーンのなかでは本来カットされるべき「ちょっと待って、もう一回やらせて…(Wait a minute,Let me do that one again…)」という演者の言葉が収録されてしまっていますが、リマスター版でも健在。
それどころか、リマスター版ではリップシンクが進化したことにより、演者がやり直そうとしている間もバッチリと口が動いています。
こういったリマスター版でも“残された部分”について、ベセスダのトッド・ハワード氏は「ボイスの言い間違いは大好きだ」とコメント。「そのままにしておいて大丈夫。それはこのゲームの個性の一部なんだから。」と語っていたことがGamesRader+によって明らかにされています。
一方、バグや不具合が残っている部分に関しては、「判断の難しいケースはたくさんある」と言及し、物の上に立てるバグなどは原因の究明や修正が複雑であると補足しました。GamesRader+も、リマスター版においてそのような作業を行うことは“労力に見合わない”と指摘しています。台詞の言い間違いのように、あえて残した訳ではなさそうです。

また、海外掲示板Redditでもハワード氏のこの発言がコミュニティで話題となっており、他のベセスダ作品のバグについて語るユーザーや、ゲームの進行に大きな影響を与えない“味のあるバグ”を残すハワード氏の姿勢について好意的な反応も寄せられています。
現在開発中として噂され続けている『Fallout 3』のリマスター版についても、もしかすると面白い不具合があえて残されているかもしれません。











